富士通のストレージソリューションによるご提案
信頼される企業経営に向けた情報の保護と活用
講師:富士通株式会社 プラットフォームソリューションセンター TRIOLE統括部 プロジェクト部長 荒木純隆
今、企業では社会的責務を果たすべくコンプライアンス遵守や業務継続が重要となっています。これら対応に不可欠となる富士通ストレージ・ソリューションとそのアドバンテージ、導入メリットをご紹介します。
本セッションでは、コンプライアンス遵守や業務継続を実現する上で必要となる、ストレージ新製品ETERNUS8000やETERNUS4000などをプレゼンテーションしました。
コンプライアンスに向けた情報の保護と保管
現在最も注目されている法制が「日本版SOX法」であり、これが2009年3月期から適用されます。また、「e-文書法」や「個人情報保護法」の施行により、電子文書の適切で安全な保存が、企業の大きな課題となっています。
コンプライアンス遵守のための情報保護の要件
従来、企業ではビジネス上の機密データであるミッションクリティカルデータの厳重な保存に気を使っていました。しかし、コンプライアンス遵守のためには、「ビジネスクリティカルデータ」の効率的な管理も不可欠になります。ビジネスクリティカルデータとはDBMS(構造化データ)ではない、Eメール、Web、文書、画像、音声データなどです。
さらに、データのライフサイクルには作成、活用、参照、保存のライフサイクルがあり、データの種類に加え、それぞれのライフサイクルに応じた配置の最適化が必要です。
情報の最適配置をストレージ・デバイスの使い分けで解決
電子文書はライフサイクルにより、その価値が変わり、保管の方法も異なってきます。作成と活用のフェーズではアクセス速度優先の高速なファイバチャネルディスク、参照のフェーズではニアラインディスク、保存ではテープライブラリなど容量優先のデバイスを使用します。
富士通はETERNUS8000、ETERNUS4000を中心に、これらニーズに対応する幅広い製品群を用意しています。

コンプライアンス対応のソリューション適用例
情報の種類とライフサイクルに応じた保管をふまえ、具体的なソリューション適用例を2点紹介します。
1. 部門・拠点のメールシステムを集約
Eメールの長期保存に向けて、分散していたメールサーバ(Exchangeサーバ)を ETERNUS8000へ集約し、セキュリティと運用効率を向上させた例です。

2. データを最適配置
管理する情報の重要性に応じて、ETERNUS8000とEnterprise Vaultで最適配置を行い、長期保存とコスト削減を実現した例です。

コンプライアンス遵守のためのETERNUS8000、ETERNUS4000導入メリット
1. 暗号化機能による情報漏洩対策
メールに含まれる個人情報や会社の機密情報など情報漏洩対策が可能となります。
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2. ニアラインFCディスクによる保管コスト削減
Exchange Serverのメールボックスは高速なファイバチャネルディスクを使用し高性能を実現。
アーカイブ領域に低価格のニアラインFCディスクを使用することで、1台の装置内で保管コストを抑えることができます。
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3. MAID技術によりランニングコスト削減
MAID(Massive Array of Idle Disks)技術により未アクセスディスクの回転を停止させて消費電力を抑えながら、アクセスがあったときはアプリケーションに影響なく応答できます。
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事業継続への対応
自然災害やテロ等によるシステムダウンは、ビジネスチャンスの喪失、顧客からの信用の喪失、顧客の離反や売上減少、企業の社会的責任(CSR)の不履行などに直結します。このようなビジネス・リスクから企業を守るため、ダウンタイムをできる限り削減し、事業継続を確保することが、企業の大きな課題となっています。
事業継続のためのシステム復旧の要件
災害発生後、全システムを短時間で復旧することが理想ですが、それには膨大な費用がかかります。そこで、業務の重要順に、どのシステムを、いつまでに、どのレベルで復旧するかの見極めが重要となります。そこで、富士通の提案するのが、以下の3つの視点による復旧です。

RPO (Recovery Point Objective)
データ復旧は不可欠ですが、何時間前または何日前の時点に戻すかを決定しておきます。RTO (Recovery Time Objective)
業務の重要順に、いつまでにどのシステムを復旧させるかを決定しておきます。RLO (Recovery Level Objective)
システム内で全てを完全に復旧させるわけではありません。
業務を再開できるレベルを決定しておくことが必要です。
事業継続のためのリモートコピー機能と富士通の総合ソリューション
企業に最適なシステム復旧を実現するのが、ETERNUS間をiSCSIインターフェースで接続するリモート・アドバンスト・コピー機能です。高価なファイバチャネルスイッチやSANゲートウェイ装置が不要ですから、大幅なコストダウンが可能となります。

また、富士通ではお客様の事業継続マネジメント全体を、企業や自治体といった「組織」、事業所や現場施設などの「ファシリティ」、そして「情報システム」の全てを災害などトラブルから守るという視点で、予防~把握/対応~復旧までトータルにサポートする災害対策ソリューションメニューを用意しています。

