ブレードサーバとストレージの電力制御による消費電力の削減
ブレードサーバ&ストレージ連携で省電力を実現

「PRIMERGY」ブレードサーバと「ETERNUS2000 SANストレージ」からなるシステム環境を「Systemwalker Operation Manager」で制御することで、MAID(Massive Arrays of Idel Disks)技術を活用した省電力運用が可能になることを紹介しました。


ブレードサーバの運用状況に合わせてストレージ筐体内の不要なドライブの電源を切ることで、電力効率を高め、無駄な電力消費を避けることが可能になります。
技術ポイント
業務スケジュールに応じた電源のオン/オフ制御
ブレードサーバに実装された個別電源制御機能と、ストレージ側のMAID技術とを組み合わせ、さらに管理ツールである「Systemwalker Opration Manager」を用いて統合することで、業務スケジュールに応じた自動的な電源のオン/オフ制御を実現しています。不要なスピンドルの回転を停止
ブレードサーバはSANブート構成になっているため、ブレードサーバを使用しない時間帯には起動ディスクとして割り当てられているストレージ内のドライブスピンドルも使用されないことが明確になります。そこで、MAID技術を使って不要なスピンドルの回転を止めることで省電力化を実現しています。視覚的にわかりやすいインターフェース
Sysmtemwalker Operation Managerは統合的な管理環境を実現し、ユーザーごとの業務スケジュールに応じたオン/オフ設定などを視覚的にわかりやすいインターフェースで設定できます。さらに、個別のデバイスの動作状況に関しては、ブレードサーバでは「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition」を、ストレージでは「ETERNUS SF Storage Cruiser」を利用することで詳細に把握し、きめ細かく制御することが可能となります。

導入メリット
分散したサーバ/ストレージを集約することでリソース効率の向上を実現し、低消費電力化を実現することが可能になりますが、その段階からさらに省電力化を実現する際には本技術が有用となります。
不要なデバイスの電源を切るというのは簡単な対処のようですが、実際にはどのデバイスがいつ使われるのかを正確に把握し、こまめに電源のオン/オフを行うことは、運用管理者にとって負担の大きな作業となります。本技術では、運用管理操作の多くがソフトウェアにより自動化されるため、運用管理負担を増大させることなく、無駄な消費電力を的確に節減することが可能になります。
サーバやストレージで消費される電力が削減されれば、これらの機器から出る排熱量も軽減されることになり、データセンターの冷却能力に余裕が生まれ、冷却に費やす消費電力の削減も可能になっていきます。消費電力削減という観点では波及効果の大きな技術となっております。
想定される利用シーン
時間帯によって利用されるシステムが明確に分かれている場合などでは、特に導入が容易となります。たとえば、昼間の業務時間内には業務サーバが運用されますが、夜間は業務サーバは停止され、代わりにバックアップジョブが起動される、といった多くの企業での運用モードに適合します。
本技術を利用すると、従来どおりに全デバイスを24時間連続稼働させるのに比べ、もっとも電力を消費する昼間の業務時間内でも、バックアップ用HDDを停止させたことによる節電効果が生まれます。

さらに業務時間終了後は業務用のブレードサーバが停止し、さらにブレードに接続されて利用されていたHDDが停止します。一方、バックアップが開始されるとバックアップ用のHDDが通電され、起動されます。あらゆる時間帯において、常にその時点で必要となる最小限のシステムだけを通電することで、無駄な電力消費を一切発生させない運用が可能になります。

ETERNUS製品に関するセミナー
ETERNUS製品に関する展示デモ
今後行う展示会・セミナーなどのイベント情報をお届けします
メール配信サービス
今後行う展示会・セミナーなどのイベント情報をはじめ、新製品のご案内、サポート情報などを電子メールでお届けしています。(月1回、無料)
