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消費電力削減に効果――ETERNUSのエコモード

エコモードを紹介した「ストレージの容量仮想化によるDB運用改善」のデモブース

データベース運用改善のインフラ最適化ソリューションとして、余分なディスク回転を停止する「エコモード」を紹介しました。この技術により、バックアップボリュームなどにおける未稼働時間の消費電力削減が可能になり、環境負荷も低減できます。



「ETERNUS4000」の前面。エコモードが設定されたボリュームは、通常はディスクが停止(LEDが消灯)し、バックアップ時には自動的に起動する

コスト削減や企業の社会的責任を果たすうえで、省エネ推進が大きな課題となっています。富士通ではグリーンITへの取り組みとして、2006年5月より業界でいち早く「エコモード」を採用し、現在ではETERNUSの全モデルに搭載されています。

エコモードは、ディスク回転を停止するMAID技術を応用した機能で、ディスクの消費電力を削減できます。2008年夏からは、RAID装置としてのスケジュール運転に加えて、ソフトウェア連携にも対応し、お客様から「運用性が高まった」といった評価をいただいています。

エコモードは、バックアップ用やアーカイブ用のように、アクセスされる時間帯が限られているディスクへの適用に高い効果があります。たとえば、高速バックアップソフトウェア「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager」と連携させることにより、バックアップ用ボリュームに対して、日中はディスク回転を停止しておき、夜間のバックアップ時のみ作動させることで、ストレージの総消費電力を削減します。

展示会場では、情報のライフサイクルに応じて最適な管理をしようとする「ILM(Information Lifecycle Management)」に基づいたデータベース運用例として、ETERNUS4000上において、参照頻度の低くなったデータを業務データ用ボリュームから過去データ用ボリュームへ移動・圧縮するというデモを紹介。この中で、過去データ用ボリューム上のデータのバックアップ用ボリュームにエコモードを適用し、ご来場の皆様に管理画面からディスク回転の状態や操作性を確認していただきました。

技術ポイント

余分なディスク回転を停止

「エコモード」は、未稼働期間のディスク回転を停止させることで消費電力を削減するMAID(Massive Array of Idle Disks)技術を応用した機能です。

ディスク回転の停止/起動はRAIDグループごとに設定でき、一定時間アクセスがない場合はディスク回転が自動的に停止し、停止中のディスクドライブへ再びアクセスが発生した場合は1分程度で使用可能となります。SAN統合管理ソフトウェア「ETERNUS SF Storage Cruiser」の利用により、サーバとストレージの対応をGUIで確認しながらエコモードを設定することができます。

ディスク回転の状態を可視化

SAN統合管理ソフトウェア「ETERNUS SF Storage Cruiser」には、ディスク回転の状態を確認できる「エコモード情報・設定」画面が用意されており、省電力効果を一目で確認することができます。

導入メリット

デモ機として展示会場に設置されたETERNUS4000の構成では、全ディスクドライブ60本のうち30本にエコモードを適用し、1日2時間のみディスクを回転させた場合、常時稼動させた運用と比較すると、全体で約15%の消費電力削減となります。ディスク回転の停止による省電力効果は、使用される用途、環境によって異なりますが、システムに占めるストレージの消費電力は特に大きいため、効率的な省電力化を実現します。

想定される利用シーン

バックアップ業務との連携により、バックアップ用ボリュームの稼働(ディスク回転)を夜間のバックアップ時間のみに設定することで、未稼働時間の消費電力を削減できます。

RBB TODAY


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