
インターオペラビリティ・ラボでは、SNIA-Jの会員各社が結集し、米国SNIAのバックアップを得て、「SMI-Sによるマルチベンダストレージ管理」「IPストレージ」「ディザスターリカバリー(DR)」の3つのカテゴリに分けて、最新のエンタープライズ・ストレージネットワーキング・ソリューションのデモンストレーションを行いました。
今回、当社は「SMI-Sによるマルチベンダストレージ管理」と「ディザスターリカバリー(DR)」の2つのカテゴリにおいてETERNUS6000、ETERNUS3000を用いたデモを行いました。
SMI-S(Storage Management Initiative Specification)は、SNIAが推進中のストレージ管理技術の標準仕様です。SMI-Sを採用することによって、どのベンダのストレージ管理ソフトウェアを使っても、あらゆるベンダのSMI-S準拠機器(ディスクアレイ、テープライブラリ、ファイバチャネルスイッチなど)の監視や操作を行う事が可能になります。これにより、以下の利点が生まれます。

今回、6社のストレージと4社のスイッチでSANを構築し、これらを各社ストレージ管理ソフトウェアで管理するデモンストレーションを行いました。当社ではSANを構成するストレージ装置として10月2日に発表しましたマルチプラットフォーム対応のETERNUS6000ディスクアレイを出展しました。また、マルチベンダストレージ管理ソフトウェアの一つとしてSoftek Storage CruiserでもSMI-Sをサポートする予定です(2004年予定)。
遠隔地へのデータコピー技術を用いたビジネスコンティニュイティソリューションには、ハードウェアレベルで実現されるもの、ソフトウェアレベルで実現されるものなど、いろいろな選択肢があります。本デモンストレーションでは、各社のスイッチおよびNTTコミュニケーションズ株式会社殿が提供する総延長200kmの広域ネットワークを経由して接続し、正副両サイトに相当する機器群を会場内に実際に配置しました。この環境でデータベースなどのアプリケーションを運用することにより、利用者ニーズや環境に合わせた多様なビジネスコンティニュイティソリューションを、共通のネットワークインフラストラクチャーの上でマルチベンダのコンポーネントを組み合わせて実現できることを御覧頂きました。

今回ストレージ装置としてETERNUS3000ディスクアレイを出展し、ETERNUS3000のリモートコピー機能である「エクステンデッド・リモート・アドバンスト・コピー機能(REC)」を利用したDRデモを実施致しました。
デモではETERNUS3000のRECを同期モードで使用してOracleデータベースのミラーリングを行ないました。データ転送パスを擬似的に切断して災害発生状況をシミュレーションし、災害発生後にバックアップサイトにフェイルオーバしてデータロスト無しに業務が継続できることを、実際に御来場頂いたお客様に御覧頂きました。
また、当社では既存のシステム環境に手を加えずに導入して、非常に安価にデータミラーリングやデータマイグレーションを実現するSoftek TDMF Open Systems Editionもご紹介しています。
掲載日: 2003年12月10日