富士通

元のページへ戻る

STORAGE NETWORKING WORLD/TOKYO 2003
イベントレポートトップExecutive Power PanelGold WorkshopSNIA Tutorialインターオペラビリティ・ラボ
11月12日(水曜日) 13時~13時50分 開催 SNIA Tutorial 「ストレージ資源管理」

ブロードバンドの急速な普及に伴い、データの量、質、流れが大きく変化し、ネットワークストレージへの要件も多様化しています。本セミナーでは、利用シーンの広がるストレージの安全かつ効率良いリソース管理のご紹介と共に、当社ストレージ管理ソフトウェア Softek製品群の中から、構成管理、障害・性能監視機能を提供するSoftek Storage Cruiserと、ストレージスペースを一元的に管理/監視するSoftek Storage Managerについて富士通株式会社 ソフトウェア事業本部 運用管理ソフトウェア事業部 事業部長代理 篠坂 勉が講演しました。

(本ページの内容は、2003年11月12日に、東京国際フォーラムで開催された「STORAGE NETWORKING WORLD/ Tokyo2003」におけるSNIA Tutorial [セミナー] の概要をご紹介するものです。)


企業のビジネス環境とストレージマネジメント

ブロードバンドによるIPネットワークの進展により、企業、行政、医療、教育の現場ばかりでなく、家庭、街中、車の中など、場所や時間の制約を超え、いつでも、どこでも、誰とでも、情報を交換できる「ユビキタス社会」が到来しております。このような社会システムを運用するには、24時間、365日停まることの無いITが下支えし、集中する要求にも迅速に対応することが求められています。

ユビキタス社会の到来 解説図

IDC社の2003年の調査によると、日本国内のストレージシステムの出荷容量はITシステムの拡大により、年率60%で急激に増加しており、2007年には440ペタバイトまで増加すると予測されています。このようなデータ容量の増化に伴い、現状のDAS環境からSANやNAS環境への移行がますます進む為、管理手法を変えなければ、管理コストが急激に増加してしまうと考えられています。

SNIAではサーバごとにストレージが散在している環境からストレージを一箇所に集約して複数のサーバから使用できるSAN環境を構築し、さらにそこにストレージ管理ソフトを導入することにより、運用管理効率が約5倍に改善すると予測しています。

ストレージマネジメントツール

運用管理効率が大幅に改善すると言われているSAN環境構築とストレージ管理ソフトウェア。そのストレージ管理の一分野であるストレージ資源管理について、SNIAでは以下の通り大きく4つのジャンルに分けています。

  • デバイスマネージャー : 個々の装置を管理(状態のモニタリング、設定操作)するソフトウェア
  • ストレージネットワークマネージャー : 一般的に言われるSAN管理ソフトウェア
  • ネットワーク/エンタープライズ管理システム : システム管理/ネットワーク管理のソフトウェア。主にイベント管理/構成管理を行う。
  • 論理データマネージャー : データがどのように使用されているかなどの論理的な関係を管理するソフトウェア

また、上記のストレージ資源管理に加えて、バックアップ/リストア、データのレプリケーション、仮想化などのいくつかの分野も存在します。

今まではサーバ、スイッチ、ストレージの接続関係を全体的に管理するものが多かったのですが、上記にもある通り、ハードウェアの関係管理だけではなく、その装置を誰が、どんなアプリケーションで、どんな業務で使用しているかということまで含めて管理する、いわゆる可視性というものを高めていくことが、いかにストレージの運用管理のコスト改善になるかとして今注目されています。

掲載日: 2003年12月10日