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STORAGE NETWORKING WORLD/TOKYO 2005 イベントレポート
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ゼネラルセッション。「情報とリソースのマネジメントによる、情報の最適化と戦略的な活用に向けて」

一昨年以降、企業が扱う情報を利用周期の観点で管理する「情報ライフサイクル・マネジメント(ILM: Information Lifecycle Management)」が話題となり、当社もこの概念を盛り込んだ製品を展開して参りました。

今回は、ILMのそもそもの目的である「情報の戦略的活用」をさらに推し進めるために、システム全体はどうあるべきか、そしてその中でストレージをどう位置づけていくかについて考察します。

(本記事の内容は、2005年1月25・26日に新宿NSビルで開催された「STORAGE NETWORKING WORLD/Tokyo 2005」におけるゼネラルセッションの講演概要です。)


Chapter1: 情報活用のために乗り越えるべき課題

近年、ビジネスとITの一体化が進み、企業活動の重要部分が情報システムに蓄積されたデータによって支えられています。ビジネスの基盤としての情報活用こそが、企業戦略の要となりつつあります。

一方で、企業が扱う情報は量・質ともに拡大の一途で、またシステムも複雑化する傾向にあり、情報活用に対する障壁となっています。

企業の情報システムが抱える3つの課題
1. Q (Quantity, Quality)

1点目の課題として、情報の「量」と「質」に関する課題を挙げます。

情報の「量」の拡大

  • デジタル化情報の増加
    • プロセッサ能力の向上、データ交換量の急増

情報の「質」の拡大

  • 対象となる情報の種類の増加
    • 規制の緩和、強化
    • 顧客ビジネスのサービスレベル・スピード強化
    • エンドユーザ向けのサービスレベル引き上げ
  • 保護レベルの区分化
    • 情報の価値と情報ライフサイクルマネジメント
    • セキュリティ、暗号化
2. T (Time)

2点目は、「時間」に関する課題です。

時間(バックアップ・リカバリー、移行)

  • デジタル化情報の増加
    • ロスタイムの最小化
    • リカバリー時間の最短化
    • データ保護ウインドウの短縮、解消

保存期間

  • 装置、記憶媒体の保証期間を超える保存期間への対応

アクセス時間

  • 情報の価値に応じたアクセス時間、再利用性への配慮
3. R (Resource)

3点目は、「リソース」に関する課題です。

ハードウェア、キャパシティ、コンテンツ

  • 情報の量、質の拡大に伴って、ハードウェアの量と種類も増加
  • 機器の格差、組み合わせの複雑化
    • 容量、性能、コスト、新旧、ベンダー

ITリソースの最適化

  • IT投資の最適化による企業のアクティビティ向上

アクセス時間

  • 情報の価値に応じたアクセス時間、再利用性への配慮
3つの課題を克服するストレージ・ソリューション

当社ではこの3つの課題を克服するためのさまざまなソリューションを提供しております。

プラットフォーム

  • RAID、ライブラリ

ILM対応製品

  • データ保管庫、コンテンツ管理

ソフトウェア

  • ストレージリソース、スペース管理
  • 可視化、プロビジョニング、自律化

ストレージ仮想化

次章では、ストレージ・マネジメントの変遷とこれからの展望についてお話しします。

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