富士通

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STORAGE NETWORKING WORLD/Tokyo 2006 イベントレポート
ソリューションセッション「階層ストレージの可能性」

開催日:1月25日水曜日 16時~16時40分
講師:富士通株式会社 ストレージシステム事業本部 ストレージソリューション事業部 プロジェクト部長 服部和徳

本セッションでは、テープストレージとディスクストレージとを組み合わせたソリューション型ストレージ製品の技術とメリットをご紹介。開発現場の思いを含め、階層型ストレージに対する富士通の考え方やその狙いについてご紹介しました。


ILM(情報ライフサイクル管理)の実現に向けて考慮したポイント

業務プロセスにおける情報のライフサイクル管理と最適配置を、投資対効果の観点でどう捉えるべきか。 富士通は、ILM製品を開発する際に、次の3点を考慮しています。

  1. ストレージの素材技術をどう使い分けるか?
  2. システム全体の自動制御を最適化するために、個別の制御技術をどう組み合わせるか?
  3. 実際の活用シーンを想定し、自動制御技術と業務ソフトウェアをどう連携させるか?

この3点を考慮し、当社はこれまでに多種多様なILM製品群をご提供してきました。各製品の持つ構造を、階層制御の視点で整理すると次のようになります。

製品名 インターフェース アーキテクチャー 対応ソフト、業務
ETERNUS3000 アーカイブストレージ
  • CAS
  • SAN + CAS
  • コンテンツ・オブジェクト
  • 階層管理
  • WORM構造
  • 業務データの長期保存と活用支援
  • 改ざん防止支援
ETERNUS バーチャルディスクライブラリ
  • SAN
  • ブロック型階層管理
  • テープストレージの新しいインターフェース
  • HSMのインフラ
ETERNUS VS900 バーチャリゼーションスイッチ
  • SAN
  • バーチャルマシン
  • ストレージプール制御
  • システム運用管理
ETERNUS VT600 バーチャルテープ
  • メインフレームコンピュータ
  • STドライバ
  • バーチャルマシン
  • プロトコル変換
    (テープ、ディスク)
  • メインフレームのバッチ支援
  • データ・バックアップ

これらはいずれも、実際のお客様からご要望に応え、当社の高信頼技術を組み合わせることで具現化した製品です。

新たなニーズに向けた今後の展望

昨今の情報システムを取り巻く状況はますます複雑になりつつあります。日本版SOX法の対応などの法規制の観点からの要求も高まり、システム運用という観点だけでなく、多様な視点で取り組んでいく必要があります。こうした要求と情報活用を両立するために、今後はILMのような新しいパラダイムも含めたソリューションの提案力がより重要になってくると、富士通は考えます。

変化し続けるビジネス環境において、富士通は次の強みを活かし、今後もお客様を支援して参ります。

  • 急増するデータへの対応、運用管理を最適化するためのテクノロジー
  • 業務アプリケーションとの親和性を十分に考慮した連携技術の開発力
  • システム構築を簡潔にする仮想ストレージ、階層ストレージなどのテクノロジー
  • 長年、日本の基幹システムの構築を支援してきた保守体制

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