このページの本文へ移動

今までに発表した製品
ETERNUS CS800 S2 : 特長・機能

ETERNUS CS800 S2 デデュープアプライアンス は、2012年4月24日に販売終息しました。本ページで紹介している情報は、2012年4月24日更新のものです。
本製品の後継製品は、ETERNUS CS800 S3 デデュープアプライアンスです。

重複排除 / 圧縮

ETERNUS CS800 S2は、データの重複排除と圧縮により、低コストで高速なディスクバックアップを実現するデデュープアプライアンスです。新たに書き込むデータとディスク上のデータにおいて、可変長のブロック単位で自動的に重複排除を行います。重複部分を除いた新規データのみ圧縮保存することで、保存データ量を90%以上削減可能です注1
重複排除の方式は、データを書き込みながら重複排除を行う容量効率の高いインライン方式と、ディスク上で重複排除する処理性能の優れたポスト・プロセス方式をサポート。共有フォルダ単位に使い分け可能で、効率的なバックアップ運用が行えます。
テープバックアップと比べて、ディスクベースの高速処理でバックアップ / リカバリー時間を短縮すると共に、RAIDによるデータ保護やテープのメディアエラー解消により可用性を向上します。また、複数システムの統合バックアップに対応し、ストレージ集約による省電力 / TCO削減を実現します。

(注1) 一般的な企業データを毎週フルバックアップ、毎日差分バックアップした場合の削減率

高速処理

処理速度が最大1TB/h注2のコストパフォーマンスに優れた「ETERNUS CS800 S2 Basicモデル」に加え、最大2TB/h注2で高速処理を実現する「ETERNUS CS800 S2 Performanceモデル」を提供。データ量の増加に伴い長時間化するバックアップ時間を大幅に短縮できます。

(注2) NFSの場合の値で、搭載ディスク数により処理速度が異なります。

災害対策

異なる拠点のETERNUS CS800 S2間でデータ複製が可能で、災害対策システムの構築に対応します。重複排除 / 圧縮後の差分ブロックデータのみ転送するため、安価な低帯域WANを活用できます。また、双方の拠点で運用しながら別拠点のデータを複製する相互レプリケーションや、N対1の統合バックアップをサポート。
さらに、暗号化通信が可能で、高度なデータ保護を実現します。

選べる3モデル

安価でコストパフォーマンスに優れた「ETERNUS CS800 S2 Entryモデル」を始め、大規模な統合バックアップに対応する「ETERNUS CS800 S2 Basicモデル」、高速処理を実現する「ETERNUS CS800 S2 Performanceモデル」の3モデルを提供。全モデルで重複排除 / 圧縮や筐体間レプリケーションの同じ機能を利用でき、容量や性能、コスト等の要件に応じてモデル選択が可能です。

容易な導入 / 運用

ETERNUS CS800 S2はNASとして容易に導入可能です。
UNIX/Linux/Windowsの各種OSと主要なバックアップソフトウェアをサポートし、多様な環境のバックアップに対応します。