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今までに発表した製品
ETERNUS CS800 S3 : 特長・機能

ETERNUS CS800 S3 デデュープアプライアンスは、2012年12月12日に販売終息しました。本製品の後継製品は、ETERNUS CS800 S4 デデュープアプライアンスです。

重複排除 / 圧縮

ETERNUS CS800 S3は、データの重複排除と圧縮により、低コストで高速なディスクバックアップを実現するデデュープアプライアンスです。新たに書き込むデータとディスク上のデータにおいて、可変長のブロック単位で自動的に重複排除を行います。重複部分を除いた新規データのみ圧縮保存することで、保存データ量を90%以上削減可能です注1

テープバックアップと比べて、ディスクベースの高速処理でバックアップ / リカバリー時間を短縮すると共に、RAIDによるデータ保護やテープのメディアエラー解消により可用性を向上します。また、複数システムの統合バックアップに対応し、ストレージ集約によるTCO削減を実現します。

(注1) 一般的な企業データを毎週フルバックアップ、毎日差分バックアップした場合の削減率です。

ETERNUS CS800 S3 によるデータの重複排除

災害対策

異なる拠点のETERNUS CS800 S3間でデータ複製が可能で、災害対策システムの構築に対応します。重複排除 / 圧縮後の差分ブロックデータのみ転送するため、安価な低帯域WANを活用できます。また、双方の拠点で運用しながら別拠点のデータを複製する相互レプリケーションや、N対1の統合バックアップをサポート。
さらに、暗号化通信が可能で、高度なデータ保護を実現します。

データ流量の削減と高速化

SPEED機能注2を適用することで、ETERNUS CS800 S3の装置内部で行っていた重複排除 / 圧縮処理をバックアップサーバ上で実行できます。これにより、重複部分を除いた新規データのみ圧縮して転送するため、ネットワークを流れるデータ量の削減を実現します。また、ネットワークの帯域幅を有効活用することで、帯域幅の逼迫したネットワーク環境におけるスループット性能を向上します。

(注2)Performanceモデルにおいて、標準提供のプラグインをバックアップサーバに適用することで使用可能です。

容易な導入 / 運用

ETERNUS CS800 S3はNASとして容易に導入可能です。UNIX / Linux / Windowsの各種OSと主要なバックアップソフトウェアをサポートし、多様な環境のバックアップに対応します。また、装置の管理GUIにウィザード機能を搭載し、ガイドに沿って必要な設定項目を入力することで、各種セットアップが容易に行えます。

最終更新日:2012年12月12日現在