このページの本文へ移動

エンタープライズモデル SN200 モデル540 構成例

本ページで紹介している製品 ETERNUS SN200 モデル540 は、2011年1月14日に販売終息しました。

従来モデルよりもさらに高い可用性、拡張性および性能を実現した大規模SAN対応のモデル540について、以下1, 2, 3パターンの構成例をご紹介致します。

パターン1  ミッションクリティカルシステムのための構成

ミッションクリティカルシステムのための構成の図

可用性

電源、ファン、CP(Control Processor)カードが冗長かつ活性交換可能となっており、 16ポートカード、SFPも活電交換可能です。また、一つの筐体でデュアルスイッチ構成を持つなどの高い冗長性、システム稼動中にファームウェアのアップグレードを行えるなど99.999%の可用性を実現しており、ミッションクリティカルシステムには最適な製品です。

拡張性

SN200 モデル540は一台で最大256ポートまでの高い拡張性があります。さらに必要に応じて16または32ポート単位で増設が容易に行えます。

性能

従来の8ポート/ 16ポートで大規模なシステムを構成したときに、考慮しなければならないスイッチ間の性能ボトルネックは、全く気にする必要なく、簡単にハイパフォーマンスを実現するシステムを構築することができます。

パターン2  コア・エッジSAN構成例

可用性

コア・エッジ間のあるパスが切断されても他のパスへ自動的にデータアクセスを切り替えるため、非常に高い可用性をもったシステムを実現します。

拡張性

本構成は、コアスイッチとしてSN200 モデル540を配置し、多くのエッジスイッチを必要に応じて複数台接続することができるので、大規模SANの構築に適していると同時に、拡張性にも優れています。

性能

また、コア・エッジ間を複数パスで構成し、大量データアクセスに対する負荷分散を行うことにより、効率的かつ容易にファブリックの高帯域幅を確保できます。

コア・エッジSAN構成例の図

(注1) ファブリックの中心にSN200 モデル540を設置(コア・スイッチ)
(注2) コア・スイッチに下位モデルのスイッチを接続(エッジ・スイッチ)
(注3) エッジスイッチにサーバやストレージを接続

パターン3  従来構成の拡張

この構成は、従来モデルと完全な互換性を持つモデル540を導入し、従来のSAN構成からコア・エッジSANへ移行したものです。これにより、従来の投資を無駄にすることがありません。また、異なるSAN同士の統合を行うことにより、ストレージリソースを有効活用したり、集中的な管理を行うことによって運用コストを大幅に削減することができます。

従来構成の拡張の図

(注)本ページでご紹介している製品・機能・サポート内容などは都合により予告なく変更することがありますので予めご了承ください。