RAID(レイド)とは
RAIDとは、Redundant Array of Inexpensive Disks(リダンダント・アレイ・オブ・インエクスペンシブ・ディスクズ)の略で、データを複数のハードディスク(磁気ディスク装置)に分散することで、性能と耐障害性を同時に確保するための技術です。
ハードディスクは機械的な動作を伴うため、CPUやメモリと比べると処理速度が遅くなります。
そこで、同時に複数の磁気ディスク装置を使って処理を分散させることにより、データの読み書きの時間を短縮できます。
利用者はひとつのディスクとして使えるので、使い勝手は変わりません。
RAIDの種類
RAIDには、磁気ディスクへのデータの割り振り方やデータの冗長化の方法によって、8つのレベルに分類定義されています。
ここでは、一般的に使われている6つのRAIDレベルを紹介します。
- RAID0
「ストライピング処理」により複数のディスクに分散してデータを記録 - RAID1
「ミラーリング」によりデータを2台のディスクに同時に書き込む - RAID 1+0
RAID1によるデータ二重化と、RAID0の高速化を合わせて実現 - RAID4
RAID 0 のストライピングに、パリティ専用ディスクを追加してデータを再生成 - RAID5
パリティデータをすべてのディスクに分散・配置してRAID4のボトルネックを回避 - RAID6
ダブルパリティにより、同一のRAIDグループ内の2台のディスク故障までを救済
RAIDレベル別 比較表
| RAIDレベル | 信頼性 | 書き込み速度 | 容量効率(注1) | 動画による解説 (別ウィンドウで表示) |
|---|---|---|---|---|
| RAID0 | × |
○ |
||
| RAID1 | ◎ |
○ |
||
| RAID 1+0 | ◎ |
○ |
||
| RAID4 | ○ |
△ |
||
| RAID5 | ○ |
△ |
||
| RAID6 | ◎ |
△ |
◎:非常に優れている ○:優れている △:やや劣る ×:劣る
(注1)ここでの容量効率とは、ディスクドライブを仮に6台使用して、RAIDを構成する際に利用可能になるディスクドライブの容量比率になります。
(注2) RAID4を採用している弊社ETERNUS NR1000 seriesでは、書き込み速度の課題「WAFL」という技術で解決し、ディスクアクセスの高速処理を実現させています。
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