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お求めやすい価格で、高信頼を実現。中堅企業のWindows, Linux環境にフィットする、ETERNUS SX300 IAサーバ専用コンパクトディスクアレイ、新登場。115万円(税別)から

掲載日: 2005年5月13日

企業のITシステムは、いまや経営戦略に切り離せないものになっており、ビジネスのスピードアップ、生産性向上など、競争力強化のためには、高い信頼性・可用性へのニーズは揺るぎないものになっています。このニーズは、これまでミッションクリティカルといわれる業務停止が許されないシステムにとどまらず、情報共有・発信のためのファイルサーバやWebサーバ、メールサーバなどのシステムにも波及しています。

IDC Japanの調査レポートによれば、2004年上期のWindows, Linux環境の外付けディスクアレイシステム出荷容量は、対前年同期比で約2倍以上の伸びを示しています。今後もシステムの拡張性や可用性の要求が高まり、IAサーバ環境におけるストレージに対する需要は、サーバ内蔵型から外付け型へシフトが進むと予測しています。

国内の外付けディスクアレイシステムのOS別出荷容量。2002年上期、メインフレーム 1295.8テラバイト、UNIX 8378.7テラバイト、Windows 3404.1テラバイト、Linux 92.4テラバイト、その他 281.0テラバイト、合計 13452.1テラバイト。2002年下期、メインフレーム 1164.6テラバイト、UNIX 9165.8テラバイト、Windows 3619.0テラバイト、Linux 129.2テラバイト、その他 331.8テラバイト、合計 14410.4テラバイト。2003年上期、メインフレーム 1331.9テラバイト、UNIX 10503.6テラバイト、Windows 4909.2テラバイト、Linux 323.2テラバイト、その他 186.9テラバイト、合計 17254.7 テラバイト。2003年下期、メインフレーム 1259.0テラバイト、UNIX 13084.8テラバイト、Windows 6441.0テラバイト、Linux 497.3テラバイト、その他 213.3テラバイト、合計 21495.4テラバイト。2004年上期、メインフレーム 1386.2テラバイト、UNIX 16228.9テラバイト、Windows 9880.1テラバイト、Linux 817.5テラバイト、その他 141.8テラバイト、合計 28514.6テラバイト。Source:IDC Japan, 2004年10月「国内ディスクストレージシステム市場 2004年上期分析」(J41108)。

当社は、このような環境に向けて、税別115万円からとお求めやすい価格で、高い信頼性を実現したコンパクトディスクアレイ「ETERNUS(エターナス) SX300」を2005年4月18日より販売開始しました。

ETERNUS SX300は、床置きを想定したペディスタルタイプとラックに搭載できるラックマウントタイプの2種類をご用意しております。

外付けディスクアレイ SX300がもたらすメリット

外付けディスクアレイは、サーバ内蔵ディスクに比べて次のようなメリットがあります。

例えば、容量が不足した場合、外付けディスクアレイは拡張性に優れていますが、サーバ内蔵ディスクはディスク増設に限りがあるため、サーバを追加し容量を増設する形になりがちです。これに伴い、データは複数のサーバに分散し、管理が煩雑になります。

また、サーバのリプレース時には、内蔵ディスクの場合、データのバックアップと新規サーバへの復元などデータ移行の手間や、その行為に内在するデータ保全上のリスクも生じます。外付けディスクアレイであれば、新しいサーバへケーブルを接続するだけです。

ETERNUS SX300は、こうした外付けディスクアレイのメリットに加えて、高い信頼性、処理性能を備えた製品です。

ビジネスの継続を支える高信頼技術

  • サーバとの接続パスには、最大2Gbit/sの転送能力をもつファイバチャネルインターフェースを標準装備しています。また、万が一のパス故障時にもパスの切り替えを自動的に行うパスフェイルオーバ機能も標準装備しています。

  • コントローラー(キャッシュ、バッテリー含む)電源、ファンなどのコンポーネントは標準で2重化しています。万が一これらの部品が故障した際にも、システムを止めずに活性交換が可能です。

  • キャッシュデータはミラーリングしているため片側のキャッシュが故障してもデータは保全されます。また、停電など装置への電源供給が停止された場合でもキャッシュ上のデータは、コントローラーに内蔵されたバッテリーにより最大24時間保持します。

  • ディスクドライブは、ハイエンドディスクアレイで主流となっている高信頼なFCディスクドライブを採用しています。ドライブインターフェースも2重化しており、信頼性を確保しています。

  • ディスクドライブの正常性やデータの整合性を確認するディスクドライブ・パトロール機能によりデータの信頼性を高めます。万が一、ディスクドライブが故障した際は、故障したディスクドライブのデータをホットスペアディスクへバックグラウンドで自動コピーし、データを保証します。故障したディスクドライブは活性交換が可能です。

優れた処理能力と拡張性で、安定運用をサポート

  • サーバとの接続およびコントローラーとディスクドライブ間の接続には、最大2Gbit/sの転送能力を持つファイバチャネルインターフェースを装備し、高い処理能力を実現します。

  • サーバとの接続インターフェースは標準で2ポート、最大で4ポートまで拡張できます。これにより、ファイバチャネルスイッチを使用することなく、クラスタシステムにも対応できます。

  • ディスクドライブには、73GB/10,000rpmと146GB/10,000rpmの2種類の高性能なFCディスクドライブをサポート。必要な容量にあわせて最大で14本まで拡張可能です。

簡単セットアップ

  • 装置出荷時はRAID5フォーマットでお届けします。あわせて装置セットアップもGUIで簡単に行えるので、導入時間を大幅に短縮します。

高信頼なクラスタシステムも、低コストかつスピーディーに

これまで、高信頼システムの構築は、コストや時間を要するという不安から、業務システムクラスでは控えられてきたイメージがありますが、低価格かつ高信頼な「ETERNUS SX300」により、IAサーバ環境でのクラスタシステムがお求め易くなりました。また、IT基盤「TRIOLE」として、「ETERNUS SX300」とIAサーバ「PRIMERGY」、さらにソフトウェア等を組み合わせた事前動作検証を実施します。これにより、中堅企業が求めるスピーディーな業務構築、システムの安定稼働、TCO削減にお応えします。

業務継続性を高めるシステム構成例

IAサーバと外付けディスクアレイ「ETERNUS SX300」を組み合わせた運用構成を2パターンご紹介します。各パターンの業務継続への影響を、サーバ内蔵ディスクと比較して解説します。業務継続性の要件にあわせてご検討ください。

業務継続への影響

システム構成 IAサーバ内蔵
ディスクアレイ
マルチパス構成
IAサーバ + SX300
クラスタ構成
IAサーバ2台 + SX300
故障部位 アプリケーションやOS 業務停止 業務停止 待機サーバ側が
業務を引き継ぐ
サーバとディスクアレイ間のインターフェース SCSIパスの故障で
業務停止
片側パス故障時でもマルチパスの
フェイルオーバ機能により業務継続
ディスクアレイのコンポーネント SCSIアレイコントローラーカード、RAIDカードの故障で業務停止 コントローラー、キャッシュ、電源、バッテリー、ファン、ファームウェアを冗長化、一方の故障でも業務継続
コントローラーとディスクドライブ間のインターフェース 業務停止 冗長化されているので一方の故障でも業務継続
ディスクドライブ RAID構成によりディスクドライブ1個の故障でも業務継続 RAID構成によりディスクドライブ1個の故障でも業務継続。故障ディスクのデータはホットスペアディスクに自動コピーされ、データ保全を強化

パーツ故障時の動作

IAサーバとSX300の組み合わせによるマルチパス構成の場合、サーバとディスクアレイ間のアクセスパスを冗長化するマルチパスドライバのフェイルオーバ機能により、パス故障時にもディスクアレイへのアクセスを確立できます。

IAサーバ2台とSX300の組み合わせによるクラスタ構成では、運用中のサーバに異常が発生した場合、すみやかに待機中のサーバに業務が引き継がれ、致命的なシステム停止などの異常に備えます。

ご紹介したシステム構成例の構成品

システム構成 マルチパス構成
IAサーバ + SX300
クラスタ構成
IAサーバ2台 + SX300
IAサーバ 1台 2台(運用・待機型)
ホストバスアダプター
(ファイバチャネルカード)
2枚 4枚
(サーバ毎2枚×2サーバ分)
クラスタソフトウェア[注1] - 1
ETERNUS SX300
コンパクトディスクアレイ
1台 1台

注1: クラスタソフトウェアはOSによって異なります。
Windows環境:MSCS、Linux環境:PRIMECLUSTER

マルチパス構成時のETERNUS SX300構成例 参考価格 (税別) [注2]
物理容量292GB (73GB×4個)、コントローラー×2、
FCホストインターフェース×2、キャッシュメモリ512MB
115万円
物理容量730GB (146GB×5個)、コントローラー×2、
FCホストインターフェース×2、キャッシュメモリ512MB
146万5千円
物理容量2,044GB (146GB×14個)、コントローラー×2、
FCホストインターフェース×2、キャッシュメモリ512MB
268万円

クラスタ構成時のETERNUS SX300構成例 参考価格 (税別) [注2]
物理容量292GB (73GB×4個)、コントローラー×2、
FCホストインターフェース×4、キャッシュメモリ512MB
152万円
物理容量730GB (146GB×5個)、コントローラー×2、
FCホストインターフェース×4、キャッシュメモリ512MB
183万5千円
物理容量2,044GB (146GB×14個)、コントローラー×2、
FCホストインターフェース×4、キャッシュメモリ512MB
305万円

注2:2005年5月現在の標準価格です。

まとめ

当社は、メインフレーム環境に代表される社会的に重要なシステムを長年にわたり担ってきた開発技術、ノウハウにより、様々なシステム規模、要件にお応えできる豊富なラインナップとソリューションを取り揃えております。

ETERNUS SX300 製品情報

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