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今までに発表した製品
DD690g デデュープゲートウェイ 特長・機能

本ページで紹介している情報は、2010年9月30日更新のものです。本製品は、2010年9月末に販売終息しました。なお、本製品の後継製品は、ETERNUS CS800 デデュープアプライアンスです。

重複排除とデータ圧縮

書き込むデータとディスク上のデータとの重複している部分を自動的に排除することで、バックアップデータを効率的に保管できます。4~12KBの細かいブロック単位で自在に重複判定を行なうため、データ量の削減率とストレージの容量効率を向上しています。さらに、ディスクに書き込む前にメモリ上で重複排除し、圧縮することで、優れた処理性能とより一層高い容量効率を実現します。重複排除とデータ圧縮により、平均1/20にデータ量の削減が可能です。
また、重複排除/圧縮後のデータをETERNUS ディスクアレイに保存するため、ディスクベースでの高速処理が可能です。さらに、テープのメディアエラーや煩雑なカートリッジテープの管理作業が発生しないので、運用上の作業負荷を軽減します。

レプリケーションデータの最小化

装置間でデータのレプリケーションが可能で、地震等の災害による被害からデータを保全するディザスタリカバリシステムの構築に対応します。DD690g間では、重複排除/圧縮後の差分データのみ転送するので、安価な低帯域のWANでもデータのレプリケーションが行えます。また、N対1のレプリケーションにより、複数拠点からデータセンターへの統合バックアップも実現し、様々な運用形態へ柔軟に対応します。

優れたデータ保護

  • 高度なデータ検証
    データを書き込む際に、正確に書き込み処理が行われたことを確かめると共に、データが読み出し可能な状態であるかを継続的に検証します。
  • 安全なデータの格納方式
    既存のデータ上に新規データを上書きすることのない追記型構造を採用し、ソフトウェアバグ等によるデータの上書き消去を防止します。また、停電等による再起動が発生した場合でも、データは不揮発メモリで保護されます。
  • 高信頼なETERNUS ディスクアレイとの連携
    DD690gは、データの保管先として高信頼なETERNUS ディスクアレイを採用。
    ETERNUS ディスクアレイは、コントローラーや電源、ファン等の主要コンポーネントを二重化すると共に、RAID6やキャッシュデータのミラーリングによりデータの冗長性を確保します。また、データの暗号化機能を搭載し、ディスク媒体を持ち出す際に、不正なデータ解読による情報漏えいを防ぎます。