- テープ暗号化装置(オプション)
いかなる場合でも、情報漏洩による企業イメージの損失は小さくありません。 情報漏洩対して万全を期すには、データの暗号化が有効です。たとえば、カートリッジテープなどの可換媒体を輸送・保管する際、損失・盗難などによる意図しない原因でメディアが第三者に渡ってしまった場合でも、情報が暗号化されていることでデータを読み取ることができず、機密が保持されます。このように、お客様が意識することなく、暗号化を実行するのが「テープ暗号化装置」です。
テープ暗号化装置は、サーバとテープライブラリの間など既存のインターフェース(FC)に挿入し、サーバからテープへの書き込み時にデータを暗号化します。 専用ハードウェアを使用して暗号化しているため、暗号化に伴うバックアップ時間の遅延もなく、サーバ資源に依存しない高性能で堅牢性の高い暗号化を実現します。また、暗号化されたデータは、その複合(解読)に必要となるスマートカードによってセキュアな鍵管理が行われ、許可されたユーザーのみが読み取ることが可能となります。
これにより、外部搬出時の情報漏洩や他部門(権限のない部外者)へのデータ流出を防止します。
型名 | LTENAFA1 | |
---|---|---|
インターフェース | ファイバチャネル(2Gbit) | |
セキュリティ方式 | 3DES / AES-128bit | |
冗長化 | FAN 二重化 | |
圧縮方式 | LZS(LTOと同一アルゴリズム) | |
鍵情報管理 | システム内に暗号化し記録。暗号化してスマートカード書き出し。 | |
ソフトリカバリー | 有り | |
寸法(W×D×H)mm | 19インチラック 1U 436.6×614.4×44.5 |
|
質量(kg) | 9.98 | |
電源条件 | 電圧(VAC) | 100-240V |
相数 | 単相 | |
周波数(Hz) | 50 / 60 | |
最大所要電力(W) | 350 | |
最大発熱量(kJ/h) | 1,260 | |
周囲環境条件 | 温度(℃) | 10~50(動作時)、-30~65(非動作時) |
湿度(%) | 5~85(動作時)、5~90(非動作時) |
[2007年11月時点]