SD860 半導体ディスクは、2014年9月30日に販売終息しました。
なお、メインフレーム環境でのI/Oアクセスの高速化を実現するものとしてETERNUS DX8000 S2 series ディスクストレージシステムの「バインド・イン・キャッシュ機能」をご用意しております。
本ページで紹介している情報は、2014年9月30日時点のものです。
半導体ディスクをニ重化し、全体に波及する障害 (制御部、チャネル等)においても、データを保証
記憶媒体に半導体ディスクを採用し、高速データアクセスの要求に応えます。コントローラー毎(注1)に3.6GHzの高速デュアルプロセッサを搭載するとともに、ホスト・インターフェースにはOCLINKに加えて、高性能なFCLINKをサポート。データセットの配置やシステム環境に左右されない高速アクセスを実現します。
(注1) コントローラーは標準で2台搭載されており、オプションにより4台に増設可能です。
コントローラー、電源、ファン、バッテリーなどの主要コンポーネントを全て冗長化しており、万が一の障害時も連続運転が可能です。また、各コンポーネントは、システム停止することなく活性交換することができます。
メモリ上のデータは全て二重化されており、障害時においてもデータは保護されます。
さらに、停電に対するバッテリーとデータ退避用のディスクドライブを標準で備え、高い信頼性を確保しています。
記憶容量は最大22.9GBまで拡張可能で、論理ボリュームを最大1024個まで定義することができます。各ボリュームは複数システムからの同時アクセスに対応し、システム間共用構成の処理効率を大幅に向上させることができます。また、半導体ディスクやコントローラーを活性増設することができ、システム無停止で容量拡張、性能増強を行うことができます。
F6425系の1倍密(630MB)/2倍密(1,260MB)/3倍密(1,890MB)/4.5倍密(2,835MB)ボリュームをエミュレーションしており、従来装置と同様に使用することができます。
遠隔監視接続オプションを搭載することにより、サーバに依存することなく、SD860の状態を24時間監視可能