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今までに発表した製品
ETERNUS VS850 バーチャライゼーションストレージ 特長・機能

本製品は、2011年7月4日に販売終息しました。本ページで紹介している情報は、2011年7月4日更新のものです。なお、本製品の後継製品はETERNUS VS850 S2 バーチャライゼーションストレージです。

ディスクアレイの仮想化

ETERNUS VS850は、複数のディスクアレイを仮想的に結合し、単一のディスクスペースとして利用可能にする バーチャライゼーションストレージです。ディスクアレイの仮想化により、ディスクスペースをプール化することで、装置毎に設定していた予備スペースを有効利用でき、ストレージの使用効率が大幅に向上します。また、ストレージ資産の有効活用は、投資コストの最適化に加え、電力消費を抑制して環境負荷を低減します。

多彩なコピー機能

仮想化領域において、異なるディスクアレイ間で利用可能な優れたコピー機能を提供します。これにより、コピー機能の操作性と機能水準を統一できます。
ETERNUS VS850は、任意のタイミングで即座に複製データを作成でき、業務運用中にバックアップが行えます。また、差分コピー機能を備え、高速かつコストを抑えたバックアップを実現。さらに、ETERNUS VS850によって構成されたサイト間で同期・非同期コピーが可能で、災害対策システムの構築に対応します。

柔軟なマイグレーション機能

データへのアクセスを維持しながら、異なるディスクアレイ上へデータ移行する動的なマイグレーション機能を搭載しています。これにより、サーバの定義を変更することなく、業務運用中に新旧装置のマイグレーションが行えます。
また、本機能は、I/O負荷を分散するロードバランス作業や、コストパフォーマンスの最適化に向けたデータ配置の見直しを行う場合にも活用でき、データの可用性を向上すると共に、柔軟なシステム構成を実現します。

シン・プロビジョニング機能

仮想化領域に適用可能なシン・プロビジョニング機能をサポート。本機能により、仮想化領域上で、物理容量に依存しない仮想ボリュームを定義できます。物理ディスクは共通のディスクスペースとしてプール化し、仮想ボリュームに書き込まれたデータ量に応じて容量割り当てを行います。容量の設計/割り当て変更が不要となり、シンプルかつ効率的な運用が行えます。また、物理ディスクをプール化して管理するため、各ボリュームの予備スペースを共有でき、使用率の向上が図れます。

容易な運用管理

ETERNUS VS850は、操作性の優れた管理GUIを備えています。異なるベンダーのディスクアレイを含む仮想化環境でも共通のGUIで一元管理が行えるため、装置毎に別々の方法で管理している異種混在環境と比べて管理の効率性が向上します。

高可用性

ETERNUS VS850は、主要コンポーネントを冗長化すると共に、クラスタ構成を採用し、高い可用性を提供します。また、異なるディスクアレイ上に同一データを二重保存する機能を搭載。保守や故障で片方のディスクアレイに対するアクセスを中断せざるを得ない場合でも、業務継続を実現します。

SSDのサポート

ディスクドライブと比べて、優れた処理性能を発揮するSSD(半導体ドライブ)をサポート。ETERNUS VS850上でSSDと仮想ストレージを密接に連携させることで、重要な業務に対して高い処理能力を提供できます。

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