強制縮退

正常な手段では装置から切り離せない部品が存在する場合、装置からその部品を強制的に切り離します（以降、「強制縮退」と呼ぶ）。

本機能は、活性保守または活性予防保守などで対象部品を装置から取り外せる状態にする際に、部品のステータスが正常に変更されなかった場合などに使用します。部品が搭載されていれば、ステータスにかかわらず実行できます。

強制縮退の可否（ETERNUS DX60 S5、ETERNUS DX100 S5/DX200 S5、およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3の場合）（強制縮退可能：、強制縮退不可または対象外：-）

*1	:	ETERNUS AF250 S3だけ強制縮退が可能です。
*2	:	CAを強制縮退するときは、CAを搭載しているCMを強制縮退します。
*3	:	高密度DEに搭載します。

強制縮退の可否（ETERNUS DX500 S5/DX600 S5およびETERNUS AF650 S3の場合）（強制縮退可能：、強制縮退不可または対象外：-）

*1

:

高密度DEに搭載します。

強制縮退の可否（ETERNUS DX8100 S4の場合）（強制縮退可能：、強制縮退不可または対象外：-）

*1

:

ETERNUS DX8100 S4（AC200Vモデル）のCEに搭載します。

強制縮退の可否（ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8900 S4の場合）（強制縮退可能：、強制縮退不可または対象外：-）

*1

:

高密度DEに搭載します。

デフォルトロールにおける実行可否

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

[ 接続確認 ] 画面

強制縮退によってマスタCMが影響を受ける場合に表示されます。

表示された手順に従って新しいマスタCMがLANに接続されていることを確認をします。

機能ボタン

[ 接続確認結果 ] 画面

強制縮退によってマスタCMが影響を受ける場合に表示されます。

新しいマスタCMとLANとの接続状態の確認結果が表示されます。

機能ボタン

1. 強制縮退する部品を選択し、[ アクション ] から「強制縮退」をクリックします。

   → 確認画面が表示されます。

   注意

   • 強制縮退によって影響を受ける部品がある場合は、その旨メッセージが表示されます。影響を受ける部品を確認してください。

2. [ OK ] ボタンをクリックします。

   → 開始される処理および表示される画面は、以下のとおり異なります。

   • 強制縮退によって、マスタCMが影響を受ける場合

     → マスタCM が変更され、[ 接続確認 ] 画面が表示されます。手順3に進んでください。

   • 強制縮退によって、マスタCMが影響を受けない場合

     → 対象部品の切り離しが開始されます。手順6に進んでください。

3. 表示された手順に従って、新しいマスタCMがLANに接続されていることを確認します。

4. 確認が完了したら、[ 接続確認 ] ボタンをクリックします。

   → [ 接続確認結果 ] 画面が表示されます。

5. 接続状態の確認結果を確認し、[ 処理再開 ] ボタンをクリックします。

   → 対象部品の切り離しが開始されます。

   注意

   • 新しいマスタCMとLANとの接続に失敗した場合は、接続状態を再度確認し、手順4に戻ってください。

6. [ 完了 ] ボタンをクリックして、手順1で対象部品を選択した画面に戻ります。

   備考

   • NAS-CAまたはNAS-CAポートの強制縮退の場合、処理が完了するまでに最大5分かかります。[ 完了 ] ボタンをクリックしてから、しばらくお待ちください。