FCポート

概要

装置に登録されているFCポートパラメーターの一覧が表示されます。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor
Admin
StorageAdmin
AccountAdmin  
SecurityAdmin
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

表示内容

FCポート一覧

装置に登録されているFCポートのパラメーターが表示されます。

項目 説明

ポート

対象ポートの位置情報が表示されます。

ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8900 S4の場合

CE#x CM#y CA#z Port#w

そのほかのモデルの場合

CM#y CA#z Port#w

x:CE番号

y:CM番号

z:CA番号

w:Port番号

タイプ

対象ポートのCAタイプが表示されます。

8G FC

16G FC

32G FC

SFPタイプ

対象ポートのSFPタイプが表示されます。SFPが搭載されていない場合、「Unmount」が表示されます。

  • SFP+(MMF)

    最大8 Gbit/sのFCに搭載されるSFP (8G SFP+) です。

  • 16G SFP+(MMF)

    最大16 Gbit/sのFCに搭載されるSFP (16G SFP+) です。

  • 32G SFP+(MMF)

    最大32 Gbit/sのFCに搭載されるSFP (32G SFP+) です。

  • Unknown

    上記以外のSFPです。

ステータス

対象ポートのステータスが表示されます。

詳細は、「部品のステータス」を参照してください。

ポートモード

対象ポートのモードが表示されます。

CA

RA

CA/RA

Initiator

接続形態

対象ポートの接続形態が表示されます。

  • Fabric

    ファイバチャネルスイッチを経由して複数のノード間通信を同時に実行できる接続形態です。また、16 Gbit/s 以上で動作時の直接接続も含みます。

  • FC-AL

    複数のノードをループ上に接続する形態です。

Loop ID

対象ポートの接続形態が「FC-AL」の場合、Loop ID(0x00 ~ 0x7D)が表示されます。

「Loop ID」とは、ループ内でのノードの識別番号です。

Loop IDの設定方法が「手動」の場合、0x00 ~ 0x7D が表示されます。

Loop IDの設定方法が「自動」の場合、「昇順」または「降順」が表示されます。

対象ポートの接続形態が「Fabric」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

転送速度

対象ポートの転送速度が表示されます。

Auto-negotiation

4 Gbit/s

8 Gbit/s

16 Gbit/s

32 Gbit/s

FCフレームサイズ

対象ポートのFCフレームサイズが表示されます。

「FCフレームサイズ」とは、通信情報の長さを規定したものです。

512 bytes

1024 bytes

2048 bytes

Reset Scope

対象ポートのリセット作用範囲が表示されます。

リセット作用範囲とは、対象ポートが複数のサーバと接続している場合、サーバからのコマンドリセット要求が作用する範囲のことです。

  • I_T_L (I:Initiator、T:Target、L:LUN)

    コマンドリセット要求を送信したサーバからのコマンド要求だけをリセット(キャンセル)します。

  • T_L (T:Target、L:LUN)

    対象ポートに接続される全サーバから受けているコマンド要求をすべてリセット(キャンセル)します。

ポートモードが「RA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

Chipリセット時のリザベーション解除

対象ポート(チップ)がリセットされたとき、ボリュームのリザーブ状態解除が有効か、無効かが表示されます。

ポートモードが「RA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

REC回線番号

対象ポートのREC回線番号(0 ~ 127)が表示されます。

REC回線番号は、回線故障発生時に通信経路を切り替える際に使用します。

ポートモードが「CA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、アドバンスト・コピーのライセンスが登録されている場合だけ表示されます。

REC転送モード

対象ポートで REC 同期転送モード、REC 非同期Stack モード、REC 非同期Consistency モード、およびREC 非同期Through モードが有効か、無効かが表示されます。

ポートモードが「CA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、アドバンスト・コピーのライセンスが登録されている場合だけ表示されます。

  • Sync

    REC同期転送モードが有効の場合、対象ポートをREC同期転送モードの経路に使用できます。

  • Async Stack

    REC非同期Stackモードが有効の場合、対象ポートをREC非同期Stackモードの経路に使用できます。

  • Async Consistency

    REC非同期Consistencyモードが有効の場合、対象ポートをREC非同期Consistencyモードの経路に使用できます。

  • Async Through

    REC非同期Throughモードが有効の場合、対象ポートをREC非同期Throughモードの経路に使用できます。

TFO 転送モード

対象ポートでTFO 転送モードが有効か、無効かが表示されます。

ポートモードが「CA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、Storage Cluster機能が「有効」の場合だけ表示されます。

TFO WWNモード

対象ポートがStorage Cluster機能で使用中であり、かつWWNが変更されている場合は「カスタム」が、変更されていない場合は「デフォルト」が表示されます。

ポートモードが「RA」、「CA/RA」、または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、Storage Cluster機能が「有効」の場合だけ表示されます。

TFO ポート

対象ポートがStorage Cluster機能で使用されている場合は「使用中」が、使用されていない場合は「未使用」が表示されます。

本項目は、Storage Cluster機能が「有効」の場合だけ表示されます。

ホストグループ

対象ポートとホストアフィニティ設定したホストグループの名前が表示されます。

ホストアフィニティ設定したホストグループが存在しない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

ポートグループ

対象ポートが所属するポートグループの名前が表示されます。

対象ポートがポートグループに所属していない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

WWN

対象ポートとホストアフィニティ設定したすべてのFCホストのWWNが表示されます。

ホストアフィニティ設定していない場合、空白になります。

フィルター設定

機能説明

フィルター設定は、指定したすべての条件に一致するFCポートを一覧表示するための機能です。

初期状態は絞り込みなしです。指定できる条件は以下のとおりです。

項目 説明 設定値

ポート

表示したいポートの位置情報を選択します。

すべて

ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8900 S4の場合

CE#x CM#y CA#z Port#w

そのほかのモデルの場合

CM#y CA#z Port#w

x:CE番号

y:CM番号

z:CA番号

w:Port番号

タイプ

表示したいポートのCAタイプを選択します。

すべて

8G FC

16G FC

32G FC

ステータス

表示したいポートのステータスを選択します。

すべて

部品のステータス」を参照

ホストグループ

表示したいポートとホストアフィニティ設定したホストグループ名を入力します。

入力したホストグループ名と一致したポート、および部分的に一致したポートが絞り込まれます。

ホストグループ名で絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

空白

ホストグループ名

ポートグループ

表示したいポートが所属するポートグループ名を入力します。

入力したポートグループ名と一致したポート、および部分的に一致したポートが絞り込まれます。

ポートグループ名で絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

空白

ポートグループ名

WWN

表示したいポートとホストアフィニティ設定したFCホストのWWNを入力します。

入力したWWNと一致したポート、および部分的に一致したポートが絞り込まれます。

WWNで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

空白

WWN