アドバンスト・コピー(全コピーセッション)

概要

コピーセッションの状態が表示されます。

セッション種別には、ECOPCQuickOPCSnapOPCSnapOPC+MonitorRECODXXCOPY、およびVirtual Volume があります。

備考
  • ローカル/リモートコピーセッション情報は、アドバンスト・コピー機能のライセンスが登録されている場合だけ表示されます。なお、リモートコピーセッション情報は、RECをサポートしているモデルだけ表示されます。

  • ユニファイドストレージ環境の場合、アドバンスト・コピー機能のライセンスが未登録でも SnapOPC+セッション一覧およびSnapOPC+セッション詳細が表示されます。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor
Admin
StorageAdmin
AccountAdmin  
SecurityAdmin
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

表示内容

コピーセッションの状態が表示されます。

選択したセッション種別により、表示される項目は異なります。ローカルコピーリモートコピーODXXCOPY、またはVirtual Volumeの説明を参照してください。

ローカルコピー

ローカルコピー (ECOPCQuickOPCSnapOPCSnapOPC+Monitor) セッションの状態が表示されます。

項目 説明

セッションID

セッションID(16進数)が表示されます。

クリックすると、[ セッション詳細 ](ローカルコピー)画面が表示されます。

コピー元ボリュームNo.

コピー元ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先ボリュームNo.

コピー先ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、またはタイプが「MON」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

タイプ

コピーセッション種別が略称で表示されます。

カテゴリーから [ ローカルコピー ] をクリックした場合に表示されます。

  • Equivalent Copyの場合、EC

  • One Point Copyの場合、OPC

  • QuickOPCの場合、QOPC

  • SnapOPCの場合、SOPC

  • SnapOPC+の場合、SOPC+

  • Monitorの場合、MON

世代

コピーセッションの世代および総世代数(最大512世代)が表示されます。

カテゴリーから [ SnapOPC+ ] をクリックした場合に表示されます。

ステータス

コピーセッションのステータスが表示されます。

  • Active

    正常動作中

  • Reserved

    セッションID予約中

  • Suspend

    ホスト指示による中断中

    タイプが「EC」の場合に表示されます。

  • Error Suspend

    エラーによりコピー中止

  • Unknown

    上記以外の状態

Merging

スナップショットのデータマージ処理が実行中の場合は「Yes」が、実行中でない場合は「No」が表示されます。

マージ処理とは、スナップショットの最古世代以外を削除する場合、削除する世代から前世代へ差分データをコピーする処理です。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、タイプが「SOPC+」の場合だけ表示されます。

フェーズ

コピーセッションのフェーズが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Copying

    OPC、EC、SnapOPC、SnapOPC+の場合、コピー中

    QuickOPCの場合、更新箇所の記録を停止後、記録された更新箇所をコピー中

    Monitorの場合、更新箇所を記録中

  • Equivalent

    コピー完了後、コピー元とコピー先が二重化され、等価性維持状態を継続中

  • Tracking

    コピー完了後、更新箇所だけ記録中

  • Tracking & Copying

    コピー処理中およびコピー開始時点以降の更新箇所を記録中

  • Readying

    Concurrent OPC による多重コピー開始の準備中

エラーコード

エラー発生時のエラーコードが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「エラーコード」を参照してください。

タイムスタンプ

バックアップの完了時刻や障害発生時刻(YYYY-MM-DD hh:mm:ss)が表示されます。

タイムスタンプは以下の状態で更新されます。

  • OPC、SnapOPC、SnapOPC+の場合

    タイムスタンプは、コピー開始時、および障害発生時に更新されます。

  • QuickOPCの場合

    タイムスタンプは、コピー開始時、リスタート時、および障害発生時に更新されます。

  • ECの場合

    タイムスタンプは、Suspend 時、および障害発生時に更新されます。

タイムスタンプには以下の内容が表示されます。

タイプ ステータス タイムスタンプ
すべてのタイプ Reserved 「-」(ハイフン)が表示されます。

OPC

QuickOPC

SnapOPC

SnapOPC+

Active コピー開始時のバックアップ時刻が表示されます。
Error Suspend 障害発生時刻が表示されます。
EC Active

1度もSuspend 指示していない場合、すべて「0」で表示されます。

Suspend 指示後の「Active」の場合、前回Suspend 指示時のバックアップ時刻が表示されます。

Suspend Suspend 指示時のバックアップ時刻が表示されます。
Error Suspend 障害発生時刻が表示されます。
Monitor Active すべて「0」で表示されます。

経過時間

セッション開始後の経過時間が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「経過時間」の表示例を参照してください。

コピー済データサイズ

コピーが完了したデータサイズが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

タイプが「SOPC」または「SOPC+」の場合、コピー対象範囲内で更新されたデータの元データ(更新前のデータ)をコピーします。

タイプが「MON」の場合、更新測定範囲内で更新されたデータをコピー(更新量測定用の擬似コピー)します。

合計データサイズ

コピー対象範囲のデータサイズが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

タイプが「MON」の場合、更新測定範囲のデータサイズが表示されます。

差分データサイズ

QuickOPC実施時の差分量が表示されます。

カテゴリーから [ QuickOPC ] をクリックした場合に表示されます。

差分データサイズは「Tracking & Copying」と「Tracking」のフェーズで更新されます。

再コピー開始時、差分データサイズは一度「0」に変更されてから、再コピー開始時点からの差分量が表示されます。また、トラッキング停止時、差分データサイズは 「0」に変更されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

SDP No.

コピー先SDVが領域不足のときに使用するSDPの番号が表示されます。

カテゴリーから [ SnapOPC ]または[ SnapOPC+ ] をクリックした場合に表示されます。

ステータスが「Reserved」、またはコピー先がSDP以外の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

SDP使用容量

SDP領域の使用量が表示されます。

カテゴリーから [ SnapOPC ]または[ SnapOPC+ ] をクリックした場合に表示されます。

ステータスが「Reserved」、またはコピー先がSDP以外の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

倍率

コピーセッションの倍率が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

×1

×2

×4

×8

×16

×32

×64

クライアント情報

コピーセッションを開始したクライアントの情報が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • SCSI

    コピー制御用ソフトウェアから要求されたコピーセッションです(SCSI 経由)。

  • LAN

    コピー制御用ソフトウェアから要求されたコピーセッションです(LAN 経由)。

  • GUI

    Web GUI から要求されたコピーセッションです。

  • CLI

    CLI コマンドから要求されたコピーセッションです。

  • SMI-S

    SMI-S から要求されたコピーセッションです。

  • LAN (Veeam)

    Veeam Storage Integrationを Plug-in したサーバ からの指示で起動されたコピーセッションです。

  • REST

    RESTful APIから要求されたコピーセッションです。

  • Unknown

    上記以外のクライアントです。

ライセンス

コピーセッション起動時のライセンス登録状態が表示されます。

  • 通常ライセンス

    有償ライセンスまたは無償ライセンス(ETERNUS DX60 S5/DX100 S5/DX200 S5およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3の場合)により起動したセッションです。

  • トライアルライセンス

    トライアルライセンスにより起動したセッションです。該当セッションは、トライアル期限を過ぎると自動的に削除されます。

「経過時間」の表示例

1日以上の場合: 1 day 1 hour 32 min 35 sec

1日未満の場合: 1 hour 32 min 35 sec

1時間未満の場合: 32 min 35 sec

1分未満の場合: 35 sec

フィルター設定

機能説明

フィルター設定は、指定したすべての条件に一致するコピーセッションだけを一覧表示するための機能です。

初期状態は絞り込みなしです。指定できる条件は以下のとおりです。

選択したセッション種別によって、表示される項目は異なります。

項目 説明 設定値

ステータス

表示したいコピーセッションの状態を選択します。

状態で絞り込まない場合、「すべて」(選択した種別の全コピーセッション)を選択してください。

すべて

Active

Suspend

Halt

Error Suspend

Reserved

Unknown

フェーズ

表示したいコピーセッションのフェーズを選択します。

フェーズで絞り込まない場合、「すべて」(選択した種別の全コピーセッション)を選択してください。

すべて

Copying

Equivalent

Tracking

Tracking & Copying

Readying

「-」(ハイフン)

セッションID

表示したいコピーセッションのセッションIDを入力します。

セッションIDで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

4桁の16進数

空白

リモートコピー

リモートコピー (REC) セッションの詳細が表示されます。

項目 説明

セッションID

セッションID(16進数)が表示されます。

クリックすると[ セッション詳細 ](リモートコピー)画面が表示されます。

コピー元ボリュームNo.

コピー元ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先ボリュームNo.

コピー先ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

接続先セッションID

接続先装置のセッションID(16進数)が表示されます。

タイプ

コピーセッション種別が略称で表示されます。

REC

ステータス

コピーセッションのステータスが表示されます。

  • Active

    正常動作中

  • Reserved

    セッションID予約中

  • Suspend

    ホスト指示による中断中

  • Halt

    障害発生によりリモートコピー実行不可

  • Error Suspend

    エラーによりコピー中止

  • Unknown

    上記以外の状態

フェーズ

コピーセッションのフェーズが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Copying

    コピー中

  • Equivalent

    コピー完了後、コピー元とコピー先が二重化され、等価性維持状態を継続中

エラーコード

エラー発生時のエラーコードが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「エラーコード」を参照してください。

Direction

該当セッションのコピー方向が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • From Local/To Remote

    自装置(コピー元)から接続先装置(コピー先)へのセッション

  • From Remote/To Local

    接続先装置(コピー元)から自装置(コピー先)へのセッション

タイムスタンプ

バックアップの完了時刻や障害発生時刻(YYYY-MM-DD hh:mm:ss)が表示されます。

タイムスタンプは、Suspend 時、障害発生時、およびステータス変更時に更新されます。

タイムスタンプには以下の内容が表示されます。

ステータス タイムスタンプ
Reserved 「-」(ハイフン)が表示されます。
Active

1度もSuspend 指示していない場合、すべて「0」で表示されます。

Suspend 指示後の「Active」の場合、前回Suspend 指示時のバックアップ時刻が表示されます。

Suspend Suspend 指示時のバックアップ時刻が表示されます。
Error Suspend 障害発生時刻が表示されます。
Halt

障害発生時刻が表示されます。

Halt」から「Active」に変更になった場合、またはセッションを強制Suspend した場合、タイムスタンプは初期化され、すべて「0」で表示されます。

経過時間

セッション開始後の経過時間が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「経過時間」の表示例を参照してください。

コピー済データサイズ

完了したコピー量が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

合計データサイズ

総コピー量が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

倍率

コピーセッションの倍率が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

×1

×2

×4

×8

×16

×32

×64

クライアント情報

コピーセッションを開始したクライアントの情報が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • SCSI

    コピー制御用ソフトウェアから要求されたコピーセッションです(SCSI 経由)。

  • LAN

    コピー制御用ソフトウェアから要求されたコピーセッションです(LAN 経由)。

  • SMI-S

    SMI-S から要求されたコピーセッションです。

  • REST

    RESTful APIから要求されたコピーセッションです。

  • Unknown

    上記以外のクライアントです。

ライセンス

コピーセッション起動時のライセンス登録状態が表示されます。

コピー経路異常で相手装置のライセンス情報を取得できなかった場合、「Unknown」が表示されます。

  • 通常ライセンス

    有償ライセンスにより起動したセッションです。

  • トライアルライセンス

    トライアルライセンスにより起動したセッションです。該当セッションは、トライアル期限を過ぎると自動的に削除されます。

接続先Box ID

接続先Box IDが表示されます。

フィルター設定

機能説明

フィルタリングは、指定したすべての条件に一致するコピーセッションだけを一覧表示するための機能です。

初期状態は絞り込みなしです。指定できる条件は以下のとおりです。

項目 説明 設定値

ステータス

表示したいコピーセッションの状態を選択します。

状態で絞り込まない場合、「すべて」(選択した種別の全コピーセッション)を選択してください。

すべて

Active

Suspend

Halt

Error Suspend

Reserved

Unknown

フェーズ

表示したいコピーセッションのフェーズを選択します。

フェーズで絞り込まない場合、「すべて」(選択した種別の全コピーセッション)を選択してください。

すべて

Copying

Equivalent

「-」(ハイフン)

セッションID

表示したいコピーセッションのセッションIDを入力します。

セッションIDで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

4桁の16進数

空白

接続先Box ID

表示したいコピーセッションの接続先Box IDを入力します。

入力した接続先Box IDと一致したコピーセッション、および部分的に一致したコピーセッションが絞り込まれます。

接続先Box IDで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

空白

1~40文字の半角英大文字、半角数字、半角空白、半角「#」 (シャープ)

ODX

ODXセッションの状態が表示されます。

Windows Server 2012以降のサーバでODX 機能を使用した場合、ODX セッションが生成されます。

項目 説明

セッションID

セッションID(16進数)が表示されます。

クリックすると[ セッション詳細 ] (ODX) 画面が表示されます。

コピー元ボリュームNo.

コピー元ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先ボリュームNo.

コピー先ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

ステータス

コピーセッションのステータスが表示されます。

  • Active

    正常動作中

  • Reserved

    セッションID予約中

  • Error Suspend

    エラーによりコピー中止

  • Unknown

    上記以外の状態

エラーコード

エラー発生時のエラーコードが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「エラーコード」を参照してください。

タイムスタンプ

バックアップの完了時刻や障害発生時刻(YYYY-MM-DD hh:mm:ss)が表示されます。

タイムスタンプは、コピー開始時、および障害発生時に更新されます。

タイムスタンプには以下の内容が表示されます。

ステータス タイムスタンプ
Reserved 「-」(ハイフン)が表示されます。
Active コピー開始時のバックアップ時刻が表示されます。
Error Suspend 障害発生時刻が表示されます。

経過時間

セッション開始後の経過時間が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「経過時間」の表示例を参照してください。

コピー済データサイズ

完了したコピー量が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

合計データサイズ

総コピー量が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

フィルター設定

機能説明

フィルタリングは、指定したすべての条件に一致するコピーセッションだけを一覧表示するための機能です。

初期状態は絞り込みなしです。指定できる条件は以下のとおりです。

項目 説明 設定値

ステータス

表示したいコピーセッションの状態を選択します。

状態で絞り込まない場合、「すべて」(選択した種別の全コピーセッション)を選択してください。

すべて

Active

Suspend

Halt

Error Suspend

Reserved

Unknown

セッションID

表示したいコピーセッションのセッションIDを入力します。

セッションIDで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

4桁の16進数

空白

XCOPY

XCOPYセッションの状態が表示されます。

XCOPY (Extended Copy) セッションは、VMware VAAI (vStorage APIs for Array Integration)の Full Copy 機能で生成されます。

項目 説明

セッションID

セッションID(16進数)が表示されます。

クリックすると[ セッション詳細 ] (XCOPY) 画面が表示されます。

コピー元ボリュームNo.

コピー元ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先ボリュームNo.

コピー先ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

ステータス

コピーセッションのステータスが表示されます。

  • Active

    正常動作中

  • Reserved

    セッションID予約中

  • Error Suspend

    エラーによりコピー中止

  • Unknown

    上記以外の状態

エラーコード

エラー発生時のエラーコードが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「エラーコード」を参照してください。

タイムスタンプ

バックアップの完了時刻や障害発生時刻(YYYY-MM-DD hh:mm:ss)が表示されます。

タイムスタンプは、コピー開始時、および障害発生時に更新されます。

タイムスタンプには以下の内容が表示されます。

ステータス タイムスタンプ
Reserved 「-」(ハイフン)が表示されます。
Active コピー開始時のバックアップ時刻が表示されます。
Error Suspend 障害発生時刻が表示されます。

経過時間

セッション開始後の経過時間が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「経過時間」の表示例を参照してください。

コピー済データサイズ

完了したコピー量が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

合計データサイズ

総コピー量が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

フィルター設定

機能説明

フィルタリングは、指定したすべての条件に一致するコピーセッションだけを一覧表示するための機能です。

初期状態は絞り込みなしです。指定できる条件は以下のとおりです。

項目 説明 設定値

ステータス

表示したいコピーセッションの状態を選択します。

状態で絞り込まない場合、「すべて」(選択した種別の全コピーセッション)を選択してください。

すべて

Active

Suspend

Halt

Error Suspend

Reserved

Unknown

セッションID

表示したいコピーセッションのセッションIDを入力します。

セッションIDで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

4桁の16進数

空白

Virtual Volume

Virtual Volume(以降、「VVOL」と呼ぶ)セッションの状態が表示されます。

VVOLセッションは、VMware vSphere 6 で生成されます。

注意
  • ETERNUS DX60 S5およびETERNUS DX8100 S4 では、Virtual Volume機能は未サポートです。

項目 説明

セッションID

セッションID(16進数)が表示されます。

クリックすると[ セッション詳細 ] (VVOL) 画面が表示されます。

コピー元ボリュームNo.

コピー元ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先ボリュームNo.

コピー先ボリューム番号が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

タイプ

セッションのタイプが表示されます。

  • Snapshot

    Copy-on-Write方式で、VVOLをコピーしています。(SnapOPC+相当)

    Snapshot先VVOLへのWrite I/Oを受けられません。

  • Fastclone

    Copy-on-Write方式で、VVOLをコピーしています。(SnapOPC相当)

    コピー先VVOLへのWrite I/Oを受けられます。リストアはできません。

  • Clone

    Background copy方式で、VVOLをコピーしています。(OPC相当)

  • Revert

    Snapshot先VVOLからSnapshot元VVOLへデータをリストアしています。

  • CopyDiffs

    Snapshot実行中の2つのVVOL間でデータの比較を行い、差分を第3のVVOLにコピーしています。

ステータス

コピーセッションのステータスが表示されます。

  • Active

    正常動作中

  • Reserved

    セッションID予約中

  • Error Suspend

    エラーによりコピー中止

  • Unknown

    上記以外の状態

Merging

Snapshotのデータマージ処理が実行中の場合は「Yes」が、実行中でない場合は「No」が表示されます。

マージ処理とは、Snapshotの最古世代以外を削除する場合、削除する世代から前世代へ差分データをコピーする処理です。

タイプが「Snapshot」以外の場合、またはステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

世代

Snapshotの世代および総世代数が表示されます。

タイプが「Snapshot」以外の場合、またはステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

エラーコード

エラー発生時のエラーコードが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「エラーコード」を参照してください。

タイムスタンプ

バックアップの完了時刻や障害発生時刻(YYYY-MM-DD hh:mm:ss)が表示されます。

タイムスタンプは、コピー開始時、および障害発生時に更新されます。

タイムスタンプには以下の内容が表示されます。

ステータス タイムスタンプ
Reserved 「-」(ハイフン)が表示されます。
Active コピー開始時のバックアップ時刻が表示されます。
Error Suspend 障害発生時刻が表示されます。

経過時間

セッション開始後の経過時間が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

詳細は、「経過時間」の表示例を参照してください。

コピー済データサイズ

完了したコピー量が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

合計データサイズ

総コピー量が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先FTRP No.

コピー先FTVが所属するFTRP No.が表示されます。

タイプが「Snapshot」、「Fastclone」のいずれでもない場合、またはステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

セッション使用容量

FTRP領域の使用容量が表示されます。

タイプが「Snapshot」、「Fastclone」のいずれでもない場合、またはステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

フィルター設定

機能説明

フィルタリングは、指定したすべての条件に一致するコピーセッションだけを一覧表示するための機能です。

初期状態は絞り込みなしです。指定できる条件は以下のとおりです。

項目 説明 設定値

セッションID

表示したいコピーセッションのセッションIDを入力します。

セッションIDで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

4桁の16進数

空白

タイプ

表示したいコピーセッションのタイプを選択します。

タイプで絞り込まない場合、「すべて」を選択してください。

すべて

Snapshot

Fastclone

Clone

Revert

CopyDiffs

ステータス

表示したいコピーセッションの状態を選択します。

状態で絞り込まない場合、「すべて」を選択してください。

すべて

Active

Suspend

Halt

Error Suspend

Reserved

Unknown

[ セッション詳細 ](ローカルコピー)画面

選択したセッション種別によって表示される項目は異なります。

[ プロパティ ] タブ

以下に説明している以外の項目については、[ ローカルコピー ] 画面の説明を参照してください。

項目 説明

セッションID

[ ローカルコピー ] 画面で選択したセッションID(16進数)が表示されます。

コピー元ボリューム名

コピー元ボリューム名が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先ボリューム名

コピー先ボリューム名が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、またはタイプが「MON」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー範囲

コピーセッションのコピー範囲が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Totally

    ボリューム全体

  • Extent

    ボリュームの一部

代替アクセス許可

ステータスが「Active」の場合、ホストからコピー先ボリュームへアクセスできるかどうかが表示されます。ECの場合に表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Read Only at Equivalency

    フェーズが「Equivalent」の場合、コピー先ボリュームへのリードだけ可

  • No Read/Write

    コピー先ボリュームへのリード、ライトともに不可

Concurrent Suspend 移行状態

ECセッションでペアとなっているコピー元ボリュームとコピー先ボリュームをいっせいに、かつ一時的に複数切り離す指示(Concurrent Suspend 指示)を受信した場合、Suspend への移行状態が表示されます。ECの場合に表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。Concurrent Suspend 移行状態を取得できなかった場合、「Unknown」が表示されます。

  • Normal

    Suspend 状態への移行完了、またはConcurrent Suspend 対象外です。

  • Exec

    Suspend 状態への移行中です。

  • Error

    Suspend 状態への移行に失敗しました。

  • Unknown

    上記以外の状態です。

[ エクステント情報 ] タブ

コピー範囲が「Extent」の場合だけ表示されます。

項目 説明

オフセット

範囲指定情報の配列番号が表示されます。

コピー元LBA

範囲指定コピーのコピー元開始LBA (Logical Block Address)(16桁の16進数)が表示されます。

コピー先LBA

範囲指定コピーのコピー先開始LBA (Logical Block Address)(16桁の16進数)が表示されます。

Copy Extent Size

範囲指定コピーのデータ量が表示されます。

[ セッション詳細 ](リモートコピー)画面

[ プロパティ ] タブ

以下に説明している以外の項目については、[ リモートコピー ] 画面の説明を参照してください。

項目 説明

セッションID

[ リモートコピー ] 画面で選択したセッションID(16進数)が表示されます。

コピー元ボリューム名

Direction により、以下が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Direction が「From Local/To Remote」の場合

    コピー元ボリューム名が表示されます。

  • Direction が「From Remote/To Local」の場合

    「リモートBox ID / コピー元ボリューム番号」が表示されます。

コピー先ボリューム名

Direction により、以下が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Direction が「From Local/To Remote」の場合

    「リモートBox ID / コピー先ボリューム番号」が表示されます。

  • Direction が「From Remote/To Local」の場合

    コピー先ボリューム名が表示されます。

コピー範囲

コピーセッションのコピー範囲が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Totally

    ボリューム全体

  • Extent

    ボリュームの一部

代替アクセス許可

ステータスが「Active」の場合、ホストからコピー先ボリュームへアクセスできるかどうかが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Read Only at Equivalency

    フェーズが「Equivalent」の場合、コピー先ボリュームへのリードだけ可

  • No Read/Write

    コピー先ボリュームへのリード、ライトともに不可

Sync

コピーセッションの動作種別が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Sync(同期)

  • Async(非同期)

転送モード

コピーセッションの転送モードが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、または上記の項目Sync が「Sync」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Stack Mode(非同期Stackモード)

  • Consistency Mode(非同期Consistencyモード)

  • Through Mode(非同期Throughモード)

リカバリーモード

コピーセッションのリカバリーモードが表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • 自動リカバリー

    RECのコピー経路が異常状態から復旧した場合、自動的にコピーを再開するモードです。

  • 手動リカバリー

    RECのコピー経路が異常状態から復旧した場合、自動的にコピーを再開しないモードです。

分割モード

コピーセッションの分割モードが表示されます。REC同期モードのセッションに対してだけ有効です。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

転送モードが「Stack Mode」または「Consistency Mode」の場合、空白になります。

  • 自動

    RECのコピー経路が異常状態の場合、コピー元ボリュームへのWrite I/Oアクセスを受け付けるモードです。

  • 手動

    RECのコピー経路が異常状態の場合、コピー元ボリュームへのWrite I/Oアクセスを受け付けないモードです。ホストへは特定のセンス情報を送信します。

変更エラー

RECモード(「転送モード」、「リカバリーモード」、または「分割モード」)変更、RECの反転時の動作結果が表示されます。

「Normal」以外が表示された場合、動作モードがコピー元装置とコピー先装置で異なっていたり、他機能の制限でRECの反転が行えなかったりする可能性があります。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • Normal

    RECモードの変更やRECの反転が正常に動作しています。

  • Mode Change Error

    RECモードの変更時にエラーを検出しました。

  • Reverse Error

    REC反転時にエラーを検出しました。

Concurrent Suspend 移行状態

RECセッションでペアとなっているコピー元ボリュームとコピー先ボリュームをいっせいに、かつ一時的に複数切り離す指示(Concurrent Suspend 指示)を受信した場合、Suspend への移行状態が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。Concurrent Suspend 移行状態を取得できなかった場合、「Unknown」が表示されます。

  • Normal

    Suspend 状態への移行完了、またはConcurrent Suspend 対象外です。

  • Exec

    Suspend 状態への移行中です。

  • Error

    Suspend 状態への移行に失敗しました。

  • Unknown

    上記以外の状態です。

残り時間

Concurrent Suspend 指示を受信した場合、Suspend移行完了までの予測時間が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、または「残り時間」が測定できない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

表示形式は「経過時間」と同様です。詳細は、「経過時間」の表示例を参照してください。

[ エクステント情報 ] タブ

コピー範囲が「Extent」の場合だけ表示されます。

項目 説明

オフセット

範囲指定情報の配列番号が表示されます。

コピー元LBA

範囲指定コピーのコピー元開始LBA (Logical Block Address)(16桁の16進数)が表示されます。

コピー先LBA

範囲指定コピーのコピー先開始LBA (Logical Block Address)(16桁の16進数)が表示されます。

Copy Extent Size

範囲指定コピーのデータ量が表示されます。

[ セッション詳細 ] (ODX) 画面

[ プロパティ ] タブ

以下に説明している以外の項目については、[ ODX ] 画面の説明を参照してください。

項目 説明

セッションID

[ ODX ] 画面で選択したセッションID(16進数)が表示されます。

コピー元ボリューム名

コピー元ボリューム名が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先ボリューム名

コピー先ボリューム名が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

[ エクステント情報 ] タブ

項目 説明

オフセット

範囲指定情報の配列番号が表示されます。

コピー元LBA

範囲指定コピーのコピー元開始LBA (Logical Block Address)(16桁の16進数)が表示されます。

コピー先LBA

範囲指定コピーのコピー先開始LBA (Logical Block Address)(16桁の16進数)が表示されます。

Copy Extent Size

範囲指定コピーのデータ量が表示されます。

[ セッション詳細 ] (XCOPY) 画面

[ プロパティ ] タブ

以下に説明している以外の項目については、[ XCOPY ] 画面の説明を参照してください。

項目 説明

セッションID

[ XCOPY ] 画面で選択したセッションID(16進数)が表示されます。

コピー元ボリューム名

コピー元ボリューム名が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先ボリューム名

コピー先ボリューム名が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

[ エクステント情報 ] タブ

項目 説明

オフセット

範囲指定情報の配列番号が表示されます。

コピー元LBA

範囲指定コピーのコピー元開始LBA (Logical Block Address)(16桁の16進数)が表示されます。

コピー先LBA

範囲指定コピーのコピー先開始LBA (Logical Block Address)(16桁の16進数)が表示されます。

Copy Extent Size

範囲指定コピーのデータ量が表示されます。

[ セッション詳細 ] (VVOL) 画面

[ プロパティ ] タブ

以下に説明している以外の項目については、[ Virtual Volume ] 画面の説明を参照してください。

項目 説明

コピー元ボリューム名

コピー元ボリューム名が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先ボリューム名

コピー先ボリューム名が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

コピー先FTRP名

コピー先FTVが所属するFTRP名が表示されます。

ステータスが「Reserved」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

タイプが「Snapshot」、「Fastclone」のいずれでもない場合、本項目は表示されません。

エラーコード

以下にコピーセッションのエラーコードについて説明します。

エラーコード 説明

0x10 ~ 0x1F

コピー元ボリュームに起因するエラーです。

ドライブやドライブエンクロージャの故障などが原因で、アクセスできないコピー元ボリュームがあります。

0x20 ~ 0x2F

コピー先ボリュームに起因するエラーです。

ドライブやドライブエンクロージャの故障などが原因で、アクセスできないコピー先ボリュームがあります。

0x30 ~ 0x3F

コピー経路に起因するエラーです。

エラーの被疑箇所については、[ コピー経路 ] 画面の「詳細情報」に表示されます。詳細は、「コピー経路」を参照してください。

0xB1

カスケードコピーが設定されている状態で、カスケード元セッションにエラーが発生したため、本コピーセッションもエラー停止しました。

0xBA

不良セクターがあります。

0xBB

SDV/SDPの容量が不足しています。

0xBD

コピー先ボリューム、またはコピー先装置が過負荷状態です。

0xBE

回線異常のため、RECバッファーにデータを蓄積しています。

タイプが「REC」の場合だけ表示されます。

0xBF

回線異常のため、RECディスクバッファーにデータを蓄積しています。

タイプが「REC」の場合だけ表示されます。

上記以外

上記以外のエラーです。