チューニング

概要

RAIDグループのチューニング情報が表示されます。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor
Admin
StorageAdmin
AccountAdmin  
SecurityAdmin
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

表示内容

RAIDグループのチューニング情報が一覧表示されます。

RAIDグループ一覧

項目 説明

No.

RAIDグループ番号が表示されます。

クリックすると、[ RAIDグループ詳細 ] 画面([ Basic ] タブ) が表示されます。

名前

RAIDグループ名が表示されます。

クリックすると、[ RAIDグループ詳細 ] 画面([ Basic ] タブ) が表示されます。

ステータス

RAIDグループのステータスが表示されます。

詳細は、「RAIDグループのステータス」を参照してください。

Usage

RAIDグループの用途が表示されます。

  • Standard

    タイプが「Standard」、「SDV」、または「SDPV」のボリュームの作成領域として使用されているRAIDグループです。

  • Standard / WSV

    以下のいずれかのボリュームの作成領域として使用されているRAIDグループです。

    • WSV」および「Standard」

    • 「WSV」および「SDV」

    • 「WSV」および「SDPV」

  • WSV

    タイプが「WSV」のボリュームの作成領域として使用されているRAIDグループです。

  • TPP

    TPP に属しているRAIDグループです。

  • FTRP

    FTRP に属しているRAIDグループです。

  • RDB

    RECディスクバッファー として登録されているRAIDグループです。

  • Extreme Cache Pool

    Extreme Cache Pool として登録されているRAIDグループです。

  • 「-」(ハイフン)

    未使用のRAIDグループです。

RAIDレベル

RAIDレベルが表示されます。

High Performance (RAID1+0)

High Capacity (RAID5)

High Reliability (RAID6)

High Reliability (RAID6-FR)

Reliability (RAID5+0)

Mirroring (RAID1)

Striping (RAID0)

総容量

RAIDグループの総容量が表示されます。

Rebuild優先度

リビルド優先度が表示されます。

「低」に設定されている場合、ホストアクセスを優先します。

「中」に設定されている場合、リビルド、コピーバック、リダンダント・コピーとホストアクセスは同等の優先度です。

「高」に設定されている場合、リビルド、コピーバック、リダンダント・コピーを優先します。

Extreme Cache Poolとして登録されているRAIDグループの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

DCMF

ドライブコマンド発行係数(1 ~ 10)が表示されます。

DCMF (Disk Command Multiplying Factor) を変更すると、DCMFの設定値倍(DCMFが「2」の場合は、2倍)、ドライブにコマンドが発行されます。

ドライブアクセス優先度

ドライブアクセス優先度が表示されます。

「レスポンス優先」が設定されている場合、スループットよりホストI/Oへのレスポンスが優先されます。

「スループット優先」が設定されている場合、ホストI/Oへのレスポンスよりスループットが優先されます。

RAIDグループの構成ドライブがSSDまたはSSD SEDの場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

スロットル

スロットルが表示されます。

「スロットル」とは、ドライブへの同時コマンド発行数の最大発行数に対する割合です。スロットルが「100 %」の場合、ドライブごとに決められた最大数(コマンド数の初期値)が発行されます。

「RAIDグループパラメーター設定」のドライブチューニングパラメーター設定に「無効にする」を選択した場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

「Monitor」のロールを持つユーザーがログインした場合、本項目は表示されません。

Ordered Cut間引き数

Ordered Cut間引き数(0 ~ 65535)が表示されます。

「Ordered Cut間引き数」とは、ドライブアクセス処理の最適化(優先制御)を行うコマンド数です。Ordered Cut間引き数が「x」の場合、コマンド発行数 x個ごとに優先制御を行うコマンドが発行され、それより前に発行されたコマンドで優先制御が行われます。

なお、「Ordered Cut間引き数」が「0」の場合、優先制御を行う間隔(「x」コマンドごとに優先制御)を指定しません。ドライブへのコマンドは、すべて優先順位に従い処理されます。

以下の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

  • 「RAIDグループパラメーター設定」のドライブチューニングパラメーター設定に「無効にする」を選択した

  • RAIDグループの構成ドライブがSSDまたはSSD SED

「Monitor」のロールを持つユーザーがログインした場合、本項目は表示されません。

注意
  • LDEを実行中のRAIDグループは、RAIDグループ一覧に表示されません。

フィルター設定

機能説明

フィルター設定は、指定したすべての条件に一致するRAIDグループだけを一覧表示するための機能です。

初期状態は絞り込みなしです。指定できる条件は以下のとおりです。

項目 説明 設定値

名前

表示したいRAIDグループの名前を入力します。

入力した名前と一致したRAIDグループ、および部分的に一致したRAIDグループが絞り込まれます。

RAIDグループ名で絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。

RAIDグループ名

空白

ステータス

表示したいRAIDグループのステータスを選択します。

RAIDグループのステータスで絞り込まない場合、「すべて」を選択してください。

すべて

RAIDグループのステータス」を参照

RAIDレベル

表示したいRAIDグループのRAIDレベルを選択します。

RAIDレベルで絞り込まない場合、「すべて」を選択してください。

すべて

High Performance (RAID1+0)

High Capacity (RAID5)

High Reliability (RAID6)

High Reliability (RAID6-FR)

Reliability (RAID5+0)

Mirroring (RAID1)

Striping (RAID0)