マスタCM変更
概要
マスタCMを変更します。装置の運用管理用に使用するLANポートが有効になっているコントローラーモジュールをマスタCMと呼びます。
本機能は、Web GUI がスレーブCMと接続している場合だけ使用できます。
マスタCM変更後、Web GUIの再ログインが必要です。
装置に存在するCMのうち、装置を管理する権限を与えられたCMのことをマスタCMといい、そのほかをスレーブCMといいます。CMやLANに異常が発生した場合、マスタCMの切り替えが自動的に行われ、新しくマスタCMとなったCMに旧マスタCMのIPアドレスが引き継がれます。スレーブCMのIPアドレスを指定すると、何らかの異常でマスタCMと接続できなくなった場合に、スレーブCMに接続して強制的にマスタCMの切り替えることができます。
CMに接続するIPアドレスを変更すると、装置の設定操作を継続できません。新しく指定したIPアドレスで再度ログイン操作を行う必要があります。
ユーザー権限
デフォルトロールにおける実行可否
| デフォルトロール | 実行可否 |
|---|---|
| Monitor | |
| Admin | |
| StorageAdmin | |
| AccountAdmin | |
| SecurityAdmin | |
| Maintainer |
権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。
表示内容
マスタCMを変更します。
CM情報
| 項目 | 説明 |
|---|---|
現マスタCM |
現在のマスタCMが表示されます。 ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8900 S4の場合 CE#x CM#y そのほかのモデルの場合 CM#y x:CE番号 y:CM番号 |
GUI接続先CM |
Web GUI でログインしているCM(スレーブCM)が表示されます。 表示されているCMをマスタCMに変更します。 ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8900 S4の場合 CE#x CM#y そのほかのモデルの場合 CM#y x:CE番号 y:CM番号 |
操作手順
マスタCMを変更します。
[ アクション ] から「マスタCM変更」をクリックします。
[ 変更 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ マスタCMの変更が実行されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ユーティリティ ] 画面に戻ります。
処理が正常に完了後、Web GUI に再ログインしてください。

