ネットワーク環境設定
概要
ネットワーク環境設定では、装置が外部ネットワークと通信するための環境を設定します。
MNTポート、RMTポート、およびFSTポートのそれぞれに設定が必要です。
MNTポート
装置が外部と通信を行うために通常使用するポートです。
ETERNUS DX60 S5/DX100 S5/DX200 S5およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3の場合、装置の保守にも使用します。
RMTポート
MNTポートと回線を分ける場合に使用するポートです。
ETERNUS DX500 S5/DX600 S5/DX900 S5、ETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4、およびETERNUS AF650 S3の場合、設定が必要です。
FSTポート
装置の保守に使用するポートです。
ETERNUS DX500 S5/DX600 S5/DX900 S5、ETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4、およびETERNUS AF650 S3の場合、設定が必要です。
メッセージに「現在、ネットワーク環境は工場出荷時の設定です。」が表示された場合、ネットワーク環境の設定が必要です。MNTポートのネットワーク環境を設定するまで、一部の機能を実行できません。詳細は、「ネットワーク環境設定が工場出荷時の場合に、操作できない機能」を参照してください。
設定完了後、再ログインが必要になる場合があります。
MNTポートとRMTポートは、「IPv4」と「IPv6」の両方をサポートします。FSTポートは「IPv4」だけをサポートします。
1ポートに「IPv4アドレス」と「IPv6アドレス」を両方設定することも、片方だけ設定することもできます。
ネットワーク環境が工場出荷時と同じ状態の場合、MNTポートの[ IPv4設定 ] タブの入力項目はすべてクリアされた状態で表示されます。装置に設定されている情報は表示されません。ただし、[ IPv6設定 ] タブには装置に設定されている情報が表示されます。
SNMPマネージャーが装置と異なるサブネットワークにある場合、本機能の「接続許可IPアドレス」にSNMPマネージャーのIPアドレスまたはSNMPマネージャーが属するネットワークアドレスを設定する必要があります。
モデルにより設定できるポートが異なります。詳細は、「モデルごとに可能なポート操作」を参照してください。
各サービス(HTTP、HTTPS など)の有効、無効の設定については、「ファイアーウォールの設定」を参照してください。
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ユーザー権限
デフォルトロールにおける実行可否
| デフォルトロール | 実行可否 |
|---|---|
| Monitor | |
| Admin | |
| StorageAdmin | |
| AccountAdmin | |
| SecurityAdmin | |
| Maintainer |
権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。
表示内容
ネットワークポート選択
| 項目 | 説明 |
|---|---|
ネットワークポート |
設定するポートが表示されます。 ETERNUS DX60 S5/DX100 S5/DX200 S5およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3の場合 MNT RMT そのほかのモデルの場合 MNT RMT FST |
設定内容
LAN
| 項目 | 説明 | 設定値 | |||
|---|---|---|---|---|---|
転送速度と通信方式 |
ポートの転送速度と通信方式を選択します。 |
自動(初期値) 1Gbit/s 100Mbit/s Half 100Mbit/s Full 10Mbit/s Half 10Mbit/s Full |
|||
Wake on LAN |
WOL機能 (*1) を有効にするか、無効にするかを選択します。 FSTポートを選択した場合、本項目は表示されません。
|
有効にする 無効にする(初期値) |
MNTポートまたはRMTポートは、「IPv4」および「IPv6」をサポートしています。[ IPv4設定 ] タブまたは[ IPv6設定 ] タブ をクリックして、ネットワーク環境を設定してください。FSTポートは「IPv4」だけをサポートしています。[ IPv4設定 ] タブの「インターフェース」を設定してください。
[ IPv4設定 ] タブ
IPv4のネットワーク環境を設定します。
インターフェース
| 項目 | 説明 | 設定値 |
|---|---|---|
Master IPアドレス |
装置のマスタCMのIPアドレスを入力します。 |
全テキストボックスが半角数字(0~255) ETERNUS DX60 S5/DX100 S5/DX200 S5およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3の場合
そのほかのモデルの場合
|
Slave IPアドレス |
装置のスレーブCMのIPアドレスを入力します。 スレーブCMのIPアドレスは、マスタCMに何らかの異常がある場合に使用されます。 1CMの場合、本項目は表示されません。 |
全テキストボックスが半角数字(0~255) |
サブネットマスク |
装置のサブネットマスクを入力します。 |
255.0.0.0 ~ 255.255.255.252 ETERNUS DX60 S5/DX100 S5/DX200 S5およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3の場合
そのほかのモデルの場合
|
ゲートウェイ |
ゲートウェイのIPアドレスを入力します。 FSTポートを選択した場合、本項目は表示されません。 |
全テキストボックスが半角数字(0~255) |
DNS
FSTポートを選択した場合、本項目は表示されません。
| 項目 | 説明 | 設定値 |
|---|---|---|
優先DNSサーバ |
優先DNSサーバのIPアドレスを入力します。 |
全テキストボックスが半角数字(0~255) |
代替DNSサーバ |
代替DNSサーバのIPアドレスを入力します。 優先DNSサーバを設定しないで、代替DNSサーバを設定することはできません。 |
全テキストボックスが半角数字(0~255) |
接続許可IPアドレス
ゲートウェイを指定すると、本項目が設定できます。FSTポートを選択した場合、本項目は表示されません。
最大16アドレスが表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
No. |
接続許可IPアドレス(または、ネットワークアドレス)の番号(#1 ~ #16)が表示されます。 |
IPアドレス |
接続許可IPアドレス(または、ネットワークアドレス)が表示されます。 |
サブネットマスク |
接続許可IPアドレス(または、ネットワークアドレス)のサブネットマスクが表示されます。 |
機能ボタン
| ボタン | 説明 |
|---|---|
[ 追加 ] |
接続許可IPアドレスに接続先IPアドレス(または、ネットワークアドレス)を追加します。 最大接続数を超える場合、[ 追加 ] ボタンはクリックできません。 |
[ 削除 ] |
接続許可IPアドレスから該当領域の接続先IPアドレス(または、ネットワークアドレス)を削除します。 追加した接続先IPアドレス(または、ネットワークアドレス)が1つもない場合、[ 削除 ] ボタンは表示されません。 |
[ 接続許可IPアドレス追加 ] 画面
ネットワークアクセスを許可する接続先情報を入力します。
接続許可IPアドレス設定
| 項目 | 説明 | 設定値 |
|---|---|---|
IPアドレス |
接続先IPアドレス(または、ネットワークアドレス)を入力します。 IPアドレス(または、ネットワークアドレス)とサブネットマスクはペアで入力します。 |
全テキストボックスが半角数字(0~255) |
サブネットマスク |
接続先IPアドレス(または、ネットワークアドレス)のサブネットマスクを入力します。 |
255.0.0.0 ~ 255.255.255.252 |
[ IPv6設定 ] タブ
IPv6のネットワーク環境を設定します。
[ 自動取得 ] ボタンをクリックすると、「インターフェース」内の設定情報を自動取得します。
インターフェース
| 項目 | 説明 | 設定値 |
|---|---|---|
Master IPリンクローカルアドレス |
装置のマスタCMのリンクローカルアドレス(インターフェースID)を入力します。 「リンクローカルアドレス」は、インターネットに接続不可、同一ネットワーク内だけ接続可能です。ルータを経由する接続はできません。 詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」を参照してください。現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。 |
fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、「IPv6のアドレス表記」 を参照してください。 装置WWNベースのリンクローカルアドレス(初期値) |
MasterコネクトIPアドレス |
装置のマスタCMのコネクトIPアドレスを入力します。 「MasterコネクトIPアドレス」は、IPv4の「Master IPアドレス」に相当します。 入力できるIPv6アドレスは「グローバルアドレス」、「ユニークローカルアドレス」、または「6to4アドレス」です。詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」 を参照してください。現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。 |
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、「IPv6のアドレス表記」 を参照してください。 |
Slave IPリンクローカルアドレス |
装置のスレーブCMのリンクローカルアドレス(インターフェースID)を入力します。 スレーブCMのリンクローカルアドレスは、マスタCMに何らかの異常がある場合に使用されます。 詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」 を参照してください。現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。 1CMの場合、本項目は表示されません。 |
fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、「IPv6のアドレス表記」 を参照してください。 |
SlaveコネクトIPアドレス |
装置のスレーブCMのコネクトIPアドレスを入力します。 スレーブCMのコネクトIPアドレスは、マスタCMに何らかの異常がある場合に使用されます。 「SlaveコネクトIPアドレス」は、IPv4の「Slave IPアドレス」に相当します。 入力できるIPv6アドレスは「グローバルアドレス」、「ユニークローカルアドレス」、または「6to4アドレス」です。詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」 を参照してください。現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。 1CMの場合、本項目は表示されません。 |
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、「IPv6のアドレス表記」 を参照してください。 |
プレフィックス長 |
コネクトIPアドレスのプレフィックス長を入力します(単位:ビット)。 「プレフィックス長」は、IPv4の「サブネットマスク」に相当します。 |
3 ~ 128 詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」 を参照してください。 |
ゲートウェイ |
ゲートウェイのIPアドレスを入力します。 入力できるIPv6アドレスは、「リンクローカルアドレス」、「グローバルアドレス」、「ユニークローカルアドレス」、または「6to4アドレス」です。詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」 を参照してください。現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。 |
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、「IPv6のアドレス表記」を参照してください。 |
DNS
| 項目 | 説明 | 設定値 |
|---|---|---|
優先DNSサーバ |
優先DNSサーバのIPアドレスを入力します。 入力できるIPv6アドレスは、「グローバルアドレス」、「ユニークローカルアドレス」、または「6to4アドレス」です。詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」 を参照してください。現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。 |
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、「IPv6のアドレス表記」を参照してください。 |
代替DNSサーバ |
代替DNSサーバのIPアドレスを入力します。 優先DNSサーバを設定しないで、代替DNSサーバを設定することはできません。 入力できるIPv6アドレスは、「グローバルアドレス」、「ユニークローカルアドレス」、または「6to4アドレス」です。詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」 を参照してください。現在の設定状態を表示する際、IPv6アドレスは省略表記になります。 |
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、「IPv6のアドレス表記」を参照してください。 |
接続許可IPアドレス
ゲートウェイを指定すると、本項目が設定できます。
最大16アドレスが表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
No. |
接続先コネクトIPアドレスの番号(#1 ~ #16)が表示されます。 |
コネクトIPアドレス |
接続先コネクトIPアドレスが表示されます。 現在の設定状態を表示する際は、省略表記になります。 詳細は、「IPv6のアドレス表記」を参照してください。 |
プレフィックス長 |
接続先コネクトIPアドレスのプレフィックス長(3 ~ 128)が表示されます(単位:ビット)。 |
機能ボタン
| ボタン | 説明 |
|---|---|
[ 自動取得 ] |
以下の情報を自動取得します。
「リンクローカルアドレス」には、装置情報から作成した同一ネットワーク内で一意のIPアドレスが設定されます。 「コネクトIPアドレス」には、ルータから自動取得したプレフィックス情報にリンクローカルアドレスの固有識別子(インターフェースID)を付加して生成したIPアドレスが設定されます。 |
[ 追加 ] |
接続許可IPアドレスに接続先コネクトIPアドレスを追加します。 最大接続数を超える場合、[ 追加 ] ボタンはクリックできません。 |
[ 削除 ] |
接続許可IPアドレスから該当領域の接続先コネクトIPアドレスを削除します。 追加した接続先コネクトIPアドレスが1つもない場合、[ 削除 ] ボタンは表示されません。 |
[ 接続許可IPアドレス追加 ] 画面
ネットワークアクセスを許可する接続先情報を入力します。
接続許可IPアドレス設定
| 項目 | 説明 | 設定値 |
|---|---|---|
コネクトIPアドレス |
接続先コネクトIPアドレスを入力します。 入力できるIPアドレスは「グローバルアドレス」、「ユニークローカルアドレス」、または「6to4アドレス」です。詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」 を参照してください。 コネクトIPアドレスとプレフィックス長はペアで入力します。 |
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字) 詳細は、「IPv6のアドレス表記」を参照してください。 |
プレフィックス長 |
接続先コネクトIPアドレスのプレフィックス長を入力します(単位:ビット)。 |
3 ~ 128 詳細は、「設定可能なIPv6アドレス」 を参照してください。 |
IPv6のアドレス表記
IPv6のアドレスは128ビットと非常に長いので、16ビットを16進数で表した「xxxx」を1ブロックとし、「:」(コロン)で区切ります。
xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx
• IPv6アドレスを入力する場合は、0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)を使用します。
• 現在の設定状態は、0 ~ ffff(16進数、「a」~「f」は英小文字)で表示されます。
• 最大128ビットです。
• リンクローカルアドレスの先頭64ビット(プレフィックス)は、「fe80::」に固定です。
IPv6のアドレスには、以下の省略記法があります。
(1) 各ブロックの先頭の連続する「0」は省略します。
【例】2001:1000:0120:0000:0000:0123:0000:0000
↓
2001:1000:120:0000:0000:123:0000:0000
(2) 「0000」のブロックは「0」に置き換えます。
【例】2001:1000:120:0000:0000:123:0000:0000
↓
2001:1000:120:0:0:123:0:0
(3) 連続する「0」のブロックは、1回に限り、「::」に置き換えます。
【例】2001:1000:120:0:0:123:0:0
↓
2001:1000:120::123:0:0 は ○
2001:1000:120::123:: は ×(「0」の連続ブロックから「::」への置き換えは1回だけ可能)
- 以下のIPアドレスは設定できません。
リンクローカルアドレスの下位64ビットがすべて「0」
コネクトIPアドレス (*1)の先頭3ビットが「001」以外、または先頭7ビットが「1111110」以外
*1 : 「グローバルアドレス」、「ユニークローカルアドレス」、または「6to4アドレス」のことです。 ゲートウェイの上位64ビットが「fe80::」の場合に、下位64ビットがすべて「0」
ゲートウェイの上位3ビットが「001」の場合、ネットワークアドレス
ゲートウェイの上位7ビットが「1111110」の場合、ネットワークアドレス
DNSサーバのIPアドレスの先頭3ビットが「001」以外、または先頭7ビットが「1111110」以外
設定可能なIPv6アドレス
| No. | 割り当てアドレス | アドレス設定範囲 | プレフィックス長 |
|---|---|---|---|
| 1 | グローバルアドレス | 2000::1 ~ 3fff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff | 3 ~ 128 |
| 2 | ユニークローカルアドレス | fc00::1 ~ fdff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff | 7 ~ 128 |
| 3 | リンクローカルアドレス | fe80::1 ~ fe80::ffff:ffff:ffff:ffff | 64固定 |
| 4 | 6to4アドレス | 2002:<16進数 IPv4アドレス>::1 ~ 2002:<16進数 IPv4アドレス>::ffff:ffff:ffff:ffff | 48 ~ 128 |
補足説明
装置と別のサブネットワークからのアクセスを許可する必要がない場合
装置の「IPアドレス」と「サブネットマスク」を設定します。
同一サブネットワークからのアクセスのみ許可されます。
装置と別のサブネットワークからのアクセスを許可する場合
「ゲートウェイ」と「接続許可IPアドレス(「IPアドレス(または、ネットワークアドレス)」と「サブネットマスク」)」を設定します。
【例】接続許可IPアドレス(IPv4の場合)
サブネットワーク外の特定クライアントからのアクセスを許可する場合、「IPアドレス」と「サブネットマスク」を設定します。
IPアドレス:10.20.30.40
サブネットマスク:255.255.255.255
サブネットワーク外の特定サブネットワークからのアクセスを許可する場合、「ネットワークアドレス」と「サブネットマスク」を設定します。
IPアドレス:10.20.30.0
サブネットマスク:255.255.255.0
操作手順
ポートごとにネットワーク環境を設定します。
IPv4を使用する場合
ネットワーク環境を設定するポートを選択し、[ アクション ] から「ネットワーク環境設定」をクリックします。
各項目を設定します。
装置と別のサブネットワークからのアクセスを許可する場合、[ 追加 ] ボタンをクリックします。
→ [ 接続許可IPアドレス追加 ] 画面 が表示されます。
IPアドレスとサブネットマスクを入力し、[ OK ] ボタンをクリックします。
→ [ ネットワーク環境設定 ] 画面に戻ります。
接続許可IPアドレスを複数登録する場合は、手順3および手順4 を繰り返します。
接続許可IPアドレスの登録が完了したら、[ 設定 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
注意- IPアドレスおよびサブネットマスクの値は、以下の点に留意して指定してください。
IPアドレスは、IPv4形式で指定してください。
RMTポートのIPアドレスは、MNTポートと異なるサブネットワークのIPアドレスを指定してください。
スレーブCMのIPアドレスは、スレーブCMに接続する場合に指定します。マスタCM と同一サブネットワークのIPアドレスを指定してください。
「ゲートウェイ」のIPアドレスは、サブネットワーク外からのアクセスを許可する場合に指定します。ポートと同一サブネットワークのIPアドレスを指定してください。
「接続許可IPアドレス」には、装置へのアクセスを許可するIPアドレスまたはネットワークアドレスを指定してください。装置が属するネットワークアドレス(同一サブネットワーク)からアクセスする場合は設定不要です。
「DNS」のIPアドレスは、MNTポートとRMTポートでそれぞれ異なるIPアドレスを指定してください。
[ クリア ] ボタンをクリックすると、設定内容が削除されます。ただし、該当ポート以外使用できるポートがない場合、削除できません。
- IPアドレスおよびサブネットマスクの値は、以下の点に留意して指定してください。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ ネットワーク環境設定が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ネットワーク ] 画面に戻ります。
注意装置のIPアドレスを変更すると、装置の設定操作を継続できません。新しく指定したIPアドレスで再度ログイン操作を行う必要があります。
IPv6を使用する場合
ネットワーク環境を設定するポートを選択し、[ アクション ] から「ネットワーク環境設定」をクリックします。
各項目を設定します。
備考[ 自動取得 ] ボタンをクリックすると、「Master IPリンクローカルアドレス」、「MasterコネクトIPアドレス」、「Slave IPリンクローカルアドレス」、「SlaveコネクトIPアドレス」、「プレフィックス長」、および「ゲートウェイ」を自動的に取得します。必要に応じて、DNSサーバのIPv6アドレスを入力してください。
装置と別のサブネットワークからのアクセスを許可する場合、[ 追加 ] ボタンをクリックします。
→ [ 接続許可IPアドレス追加 ] 画面 が表示されます。
コネクトIPアドレスとプレフィックス長を入力し、[ OK ] ボタンをクリックします。
→ [ ネットワーク環境設定 ] 画面に戻ります。
接続許可IPアドレスを複数登録する場合は、手順3および手順4 を繰り返します。
接続許可IPアドレスの登録が完了したら、[ 設定 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
注意- IPアドレスは、以下の点に留意して指定してください。
IPアドレスは、IPv6形式で指定してください。詳細は、「IPv6のアドレス表記」を参照してください。
RMTポートのコネクトIPアドレスは、MNTポートと異なるサブネットワークのコネクトIPアドレスを指定してください。
スレーブCMのコネクトIPアドレスは、スレーブCMに接続する場合に指定します。マスタCM と同一サブネットワークのコネクトIPアドレスを指定してください。
「ゲートウェイ」のIPアドレスは、サブネットワーク外からのアクセスを許可する場合に指定します。ポートと同一サブネットワークのIPアドレスを指定してください。
「接続許可IPアドレス」には、装置へのアクセスを許可するIPアドレスまたはネットワークアドレスを指定してください。装置が属するネットワークアドレス(同一サブネットワーク)からアクセスする場合には設定不要です。
「DNS」のIPアドレスは、MNTポートとRMTポートでそれぞれ異なるIPアドレスを指定してください。
[ クリア ] ボタンをクリックすると、設定内容が削除されます。ただし、該当ポート以外使用できるポートがない場合、削除できません。
- IPアドレスは、以下の点に留意して指定してください。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ ネットワーク環境設定が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ネットワーク ] 画面に戻ります。
注意装置のIPアドレスを変更すると、装置の設定操作を継続できません。新しく指定したIPアドレスで再度ログイン操作を行う必要があります。

