SSLセキュリティ設定

概要

セキュリティの観点からより安全な通信を実現するため、SSL通信のセキュリティ方式を設定します。

注意
  • 装置と設定用PC間の通信に使用する「HTTPS (GUI/REST)」のSSLバージョンをオンにしてください。通信に使用するSSLバージョンの設定状態が装置と設定用PC(ブラウザ)で異なる場合、Web GUI から装置にアクセスできません。

  • 「HTTPS (GUI/REST)」のSSLバージョン (TLS1.0/TLS1.1/TLS1.2) を1つ以上オンにしてください。

備考
  • 「HTTPS (GUI/REST)」のSSLバージョンを設定後、次回のアクセス(画面遷移)から設定された SSLのセッションで通信が行われます。

  • 本機能で設定したSSLバージョンは、すべてのLANポート (MNT/RMT/FST) に適用されます。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor  
Admin
StorageAdmin  
AccountAdmin  
SecurityAdmin
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

設定内容

SSL暗号設定

項目 説明 設定値

ECDHE暗号方式のみを許可する

ECDHE暗号方式のみを許可する場合、「はい」を選択します。許可しない場合、「いいえ」を選択します。本項目に「はい」を選択した場合、「HTTPS(GUI/REST)」、「HTTPS(SMI-S)」、および「Maintenance-Secure」の「TLS1.2」をオンにしてください。「TLS1.0」および「TLS1.1」の設定状態にかかわらず、「TLS1.2」で動作します。

はい

いいえ(初期値)

SSLバージョン設定

項目 説明 設定値

HTTPS (GUI/REST)

HTTPS (GUI/REST) プロトコルに対して有効にする SSLバージョンを指定します。

有効にする SSLバージョンのチェックボックスをオンにします。

オン:有効(初期値)

オフ:無効

HTTPS (SMI-S)

HTTPS (SMI-S) プロトコルに対して有効にする SSLバージョンを指定します。

有効にする SSLバージョンのチェックボックスをオンにします。

オン:有効(初期値)

オフ:無効

Maintenance-Secure

Maintenance-Secureプロトコルに対して有効にする SSLバージョンを指定します。

有効にする SSLバージョンのチェックボックスをオンにします。

オン:有効(初期値)

オフ:無効

操作手順

  1. [ アクション ] から「SSLセキュリティ設定」をクリックします。

  2. 各項目を指定し、[ 設定 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    注意
    • ECDHE暗号方式のみを許可するに「はい」を選択した場合、すべてのプロトコルでTLS1.2をオンにした場合だけ、[設定]ボタンをクリックできます。

  3. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → SSLセキュリティ設定が開始されます。

  4. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ネットワーク ] 画面に戻ります。