NASインターフェース作成

概要

NASインターフェースを作成します。作成できるNASインターフェースは、最大160です。

本機能は、ユニファイドストレージ環境で使用します。

注意
  • NASインターフェースの作成が正常終了しなかった場合、装置の状態が正常になってから再度実施してください。

備考
  • Active-Active接続を行う場合、冗長化する各CMのポートに、同じサブネットワーク上の異なるIPアドレスを設定してください。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor  
Admin
StorageAdmin
AccountAdmin  
SecurityAdmin  
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

設定内容

NASインターフェース設定

NASインターフェースを設定します。

項目 説明 設定値

ポート

NASインターフェースを設定するポートを選択します。

リストボックスには、NASインターフェースが設定されていないNASポートだけ表示されます。ただし、結合ポート (Bondingのメンバーポート) は表示されません。

CM#x CA#y Port#z

x:CM番号

y:CA番号

z:Port番号

CM、CA、Port番号が一番小さいポート

冗長化ポート

対象ポートとマルチパスを設定する冗長化ポートを選択します。マルチパスを設定しない場合、「なし」を選択します。

対象ポートにマルチパスを設定していない場合、選択肢として「NASインターフェースを設定したシングルポート」および「なし」が表示されます。表示される冗長化ポートは、該当ポートと異なるCMのポートです。ただし、結合ポート (Bondingのメンバーポート) は表示されません。

対象ポートにマルチパスを設定している場合、冗長化ポートが表示されます。

CM#x CA#y Port#z

x:CM番号

y:CA番号

z:Port番号

なし

選択肢の条件を満たす CM、CA、Port番号が一番小さいポート

IPアドレス

対象ポートのIPv4アドレスを入力します。

xxx.xxx.xxx.xxx

xxx:先頭は、1 ~ 255(10 進数)

xxx:そのほかは、0 ~ 255(10 進数)

Class (A, B, C) 内のいずれかであること。

サブネットマスク

対象ポートのサブネットマスクを入力します。

192.0.0.0 ~ 255.255.255.252

ゲートウェイ

対象ポートのIPv4ゲートウェイアドレスを入力します。

xxx.xxx.xxx.xxx

xxx:すべて、0 ~ 255(10 進数)

Class (A, B, C) 内のいずれかであること。

IPv6リンクローカルアドレス

対象ポートのIPv6リンクローカルアドレスを入力します。

fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)

詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。

IPv6コネクトIPアドレス

対象ポートのIPv6コネクトIPアドレスを入力します。

xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)

詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。

IPv6ゲートウェイ

対象ポートのIPv6ゲートウェイアドレスを入力します。

xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

xxxx:0 ~ ffff (FFFF)(16進数、半角英数字)

詳細は、IPv6のアドレス表記を参照してください。

IPv6プレフィックス長

対象ポートのIPv6プレフィックス長を入力します。

3 ~ 128

操作手順

  1. [ アクション ] から「作成」をクリックします。

  2. 各項目を入力して、[ 作成 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    注意
    • 以下の場合、エラー画面が表示されます。
      • 各項目が入力条件を満たしていない

      • IPアドレスがネットワークアドレスと同一

      • IPアドレスがブロードキャストアドレスと同一

      • ゲートウェイが設定されている場合に、ゲートウェイとネットワークアドレスが同一

      • ゲートウェイが設定されている場合に、ゲートウェイとブロードキャストアドレスが同一

  3. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → NASインターフェース作成が開始されます。

  4. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ NASインターフェース ] 画面に戻ります。