電源連動設定

概要

外部接続機器と連動させて、装置の電源を制御(シャットダウン)する機能を設定します。

注意
  • 誤って設定した場合、装置がシャットダウンしてしまうことがあります。設定内容を十分に確認してから設定を行ってください。

ユーザー権限

デフォルトロールにおける実行可否

デフォルトロール 実行可否
Monitor  
Admin
StorageAdmin  
AccountAdmin  
SecurityAdmin  
Maintainer

権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。

設定内容

外部接続機器と連動させて装置電源を切断するための設定を行います。

外部接続機器による電源制御

項目 説明 設定値

RCIL接続

RCIL接続を「有効にする」か「無効にする」かを選択します。

有効にする

無効にする(初期値)

Auto Power機能

自動連動モード(電源供給時に自動的に電源を投入する機能)を「有効にする」か「無効にする」かを選択します。

PMAN接続時は、「Auto Power機能」を有効にしてください。

電源連動ユニット接続時は、「Auto Power機能」を無効にしてください。

有効にする

無効にする(初期値)

Power Resume機能

自動復電モード(停電発生後の復電時、自動的に電源を投入する機能)を「有効にする」か「無効にする」かを選択します。

有効にする

無効にする(初期値)

接続モジュール設定

項目 説明

PWC

外部接続機器による電源制御機能を有効にする各モジュールのチェックボックスをオンにします。初期値はオフです。

  • ETERNUS DX8100 S4の場合、「CM#0」および「CM#1」のチェックボックス

  • ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8900 S4の場合、「SVC#0」および「SVC#1」のチェックボックス

接続モジュールが1つでもオンの場合、「シャットダウンまでの待ち時間」、「接続機器設定」、「入力停電信号」、「バッテリー電圧低下信号」、および「UPS出力停止信号」を設定します。

本項目は、ETERNUS DX900 S5およびETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4の場合に表示されます。

PWC接続設定

項目 説明 設定値

接続CM

外部接続機器による電源制御機能を有効にするコントローラーモジュール (CM)のチェックボックスをオンにします(複数選択可)。

接続CMがオンの場合、「シャットダウンまでの待ち時間」、「接続機器設定」、「入力停電信号」、「バッテリー電圧低下信号」、および「UPS出力停止信号」を設定します。

本項目は、ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4 以外の場合に表示されます。

シャットダウンまでの待ち時間

外部入力機器から、シャットダウン通知信号を受信してから装置がシャットダウンを開始するまでの待ち時間(分)を指定します。

接続する機器がPMANの場合は、バッテリー電圧低下信号を受信してから本装置のシャットダウンを開始するまでの待ち時間を設定します。サーバのシャットダウンが完了したあとに本装置の電源が切断されるようにするため、サーバのシャットダウン処理時間より長い時間を設定してください。

0(初期値)~ 15分

接続機器設定

RS232Cインターフェースで接続する外部接続機器を指定します。

ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4 以外の場合、「マニュアル」は特定用途向けの設定です。通常は使用しないでください。

ETERNUS DX60 S5/DX100 S5/DX200 S5およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3の場合

  • 電源連動ユニット

  • PMAN

  • マニュアル

そのほかのモデルの場合

  • 電源連動ユニット

  • マニュアル

入力停電信号

電源障害が起きて電源供給が行われない場合の、入力停電信号の信号論理を「正」と「負」から指定します(正:正論理、負:負論理)。

ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4の場合、接続機器設定で「マニュアル」を指定したとき、設定が有効です。

そのほかのモデルの場合、接続機器設定で「電源連動ユニット」または「PMAN」を指定したとき、自動的に設定されます。

正(初期値)

バッテリー電圧低下信号

UPSのバッテリー容量が低下した場合の、バッテリー電圧低下信号の信号論理を「正」と「負」から指定します(正:正論理、負:負論理)。

ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4の場合、接続機器設定で「マニュアル」を指定したとき、設定が有効です。

そのほかのモデルの場合、接続機器設定で「電源連動ユニット」を指定したとき、自動的に設定されます。

正(初期値)

UPS出力停止信号

シャットダウン完了時のUPS出力停止信号を有効にする場合は、「有効にする」のチェックボックスをオンにし、信号論理を「正」と「負」から指定します(正:正論理、負:負論理)。

無効にする場合は、「有効にする」のチェックボックスをオフにします。

「有効にする」チェックボックス

オン

オフ(初期値)

正(初期値)

操作手順

  1. [ アクション ] から「電源連動設定」をクリックします。

  2. 各項目を指定し、[ 設定 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

  3. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → 電源連動設定が開始されます。

  4. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ システム設定 ] 画面に戻ります。