マシンダウンリカバリー初期化
概要
装置内で対になる2つのCMが同時に故障した場合、未書き込みデータ保護のため、ポートの全パスが閉塞します。この状態を「マシンダウン」といいます。
通常、装置はマシンダウンの検出とともに開始されるリカバリー動作によって復旧されます。しかし、リカバリーに失敗すると、装置は未書き込みデータ損失を防ぐため電源切断が不可能な状態になります。この状態を解除して装置を復旧するために、マシンダウンリカバリー初期化を使用します。
注意
装置が「Not Ready 15」(マシンダウンリカバリーに失敗)の状態、または異常CMの保守が完了した場合、マシンダウンリカバリー初期化を実行できます。
ユーザー権限
デフォルトロールにおける実行可否
| デフォルトロール | 実行可否 |
|---|---|
| Monitor | |
| Admin | |
| StorageAdmin | |
| AccountAdmin | |
| SecurityAdmin | |
| Maintainer |
権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。
操作手順
マシンダウンリカバリー初期化を行います。
[ アクション ] から「マシンダウンリカバリー初期化」をクリックします。
装置状態が「Not Ready 15」の場合に、[ 初期化 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ マシンダウンリカバリー初期化が実行されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ユーティリティ ] 画面に戻ります。

