PINデータ
概要
PINデータ が存在するボリュームが表示されます。
[ オーバービュー ] 画面の装置メッセージにPINデータの発生が表示されたり、ホストセンスやSNMPトラップなどで「PINデータ発生」のイベントが通知されたりした場合、本機能でPINデータを確認してください。
PINデータの発生時にイベント通知するかどうかは、「イベント通知設定」で指定します。詳細は、「イベント通知設定」を参照してください。なお、PINデータの書き戻し、削除、および保存は、「保守作業」の権限を持つ担当保守員の作業です。
Deduplication/Compressionボリュームは、PINデータ一覧に表示されません。
外部ボリューム に、PINデータは作成されません。
ユーザー権限
デフォルトロールにおける実行可否
| デフォルトロール | 実行可否 |
|---|---|
| Monitor | |
| Admin | |
| StorageAdmin | |
| AccountAdmin | |
| SecurityAdmin | |
| Maintainer |
権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。
表示内容
PINデータが存在するボリュームとPINデータの数が表示されます。
ボリューム一覧
| 項目 | 説明 |
|---|---|
No. |
ボリューム番号が表示されます。 クリックすると、[ ボリューム詳細 ] 画面([ Basic ] タブ) が表示されます。 |
名前 |
ボリューム名が表示されます。 クリックすると、[ ボリューム詳細 ] 画面([ Basic ] タブ) が表示されます。 |
PINデータ件数 |
PINデータの数が表示されます。 |
タイプ |
ボリュームのタイプが表示されます。 |
用途 |
ボリュームの用途が表示されます。
|
RAIDグループ/TPP/FTRP No. |
以下の番号が表示されます。 |
RAIDグループ/TPP/FTRP名 |
以下の名前が表示されます。
|
担当CM |
ボリュームが属するRAIDグループの担当CM が表示されます。 ETERNUS DX900 S5またはETERNUS DX8900 S4の場合 CE#x CM#y そのほかのモデルの場合 CM#y x:CE番号 y:CM番号 |
[ ボリューム詳細 ] 画面([ Basic ] タブ)
[ PINデータ ] タブをクリックすると詳細情報が表示されます。
[ PINデータ ] 画面
ボリューム番号、ボリューム名、タイプ、および用途が表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
LBA |
ボリュームに存在するPINデータの位置がLBA (Logical Block Address)(16進数)で表示されます。 |
RC |
PINデータが生成された要因 (Reason Code)(16進数)が表示されます。 |
SK |
PINデータによって発生したセンス情報のうち、SK (Sense Key)(16進数)部が表示されます。 |
ASC |
PINデータによって発生したセンス情報のうち、ASC (Additional Sense Code)(16進数)部が表示されます。 |
ASCQ |
PINデータによって発生したセンス情報のうち、ASCQ (Additional Sense Code Qualifier)(16進数)部が表示されます。 |
フィルター設定
機能説明
フィルター設定は、指定したすべての条件に一致するPINデータだけを一覧表示するための機能です。
初期状態は絞り込みなしです。指定できる条件は以下のとおりです。
| 項目 | 説明 | 設定値 |
|---|---|---|
LBA |
表示したいLBAを入力します。 LBAで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。 |
LBA 空白 |
RC |
表示したいRCを入力します。 RCで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。 |
RC 空白 |
SK |
表示したいSKを入力します。 SKで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。 |
SK 空白 |
ASC |
表示したいASCを入力します。 ASCで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。 |
ASC 空白 |
ASCQ |
表示したいASCQを入力します。 ASCQで絞り込まない場合、本項目を空白にしてください。 |
ASCQ 空白 |

