NASボリューム再構成
概要
NAS運用ボリュームのファイルシステム形式をボリューム容量拡張に対応した形式に再構成します。
本機能は、ユニファイドストレージ環境で使用します。
注意
ETERNUS DX60 S5、ETERNUS DX900 S5、ETERNUS DX8100 S4/DX8900 S4、およびETERNUS AF150 S3/AF250 S3/AF650 S3 では、本機能は未サポートです。
- NAS運用ボリュームを再構成する前に以下を実行してください。
クライアントから CIFSアンマウントおよびNFSアンマウントを実施してください。ファイルシステム形式の変換処理には最大15分かかります。
NAS運用ボリュームのデータを別領域にバックアップしてください（再構成に失敗した場合、データを復旧できません）。再構成に失敗した場合は、バックアップデータから復旧してください。
備考
本機能は、NAS運用ボリュームのファイルシステム形式を変換します。変換対象は、用途詳細が「NAS Data」のボリュームです。詳細は、「ボリューム（基本情報）」を参照してください。
- 以下の条件をすべて満たす場合、本機能でファイルシステム形式を変換すると、NAS運用ボリュームの最大容量を拡張できます。NASファイルシステム（NAS運用ボリューム）のバージョンおよびブロックサイズは、[ ボリューム詳細 ] 画面 に表示されます。詳細は、「ボリューム（基本情報）」を参照してください。
NASファイルシステムのバージョンが、「3」
NASファイルシステムのブロックサイズが、「8KB」または「32KB」
ユーザー権限
デフォルトロールにおける実行可否
| デフォルトロール | 実行可否 |
|---|---|
| Monitor | |
| Admin | |
| StorageAdmin | |
| AccountAdmin | |
| SecurityAdmin | |
| Maintainer |
権限とロールについては、「役割および権限」を参照してください。
操作手順
再構成するNAS運用ボリューム (TPV) を選択し、[ アクション ] から「NASボリューム再構成」をクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
備考NASファイルシステムのバージョンが「5」に更新される旨、確認メッセージが表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ NASボリュームの再構成が開始されます。
注意NAS運用ボリュームにアクセス中の場合、エラー画面が表示されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ボリューム ] 画面に戻ります。