REC Sessionの作成

POST /copysession/rec

概要説明

新規にREC Sessionを作成します。

注意

  • コピー元、コピー先のVolume Typeは、Standard、TPV、FTV、およびWSVです（システムボリュームは除きます）。

  • 作成したREC SessionのHrefは、「GET /job/{job_id}」のresource_href_listで確認できます。

  • 作成したREC Sessionの状態は、「GET /copysession/{copysession_id}」で確認できます。

  • REC Sessionの作成が完了した時点で、JobはSuccessになります。物理データのコピーはバックグラウンドで実行されます。

  • Copy SessionをSuspend状態とするまでは、コピー先データを参照／更新できません。

  • Copy Sessionが等価性維持状態ではない場合、コピー先のデータを意味のあるものとして使用できません。Clone、Snapshot作成時は、Copy Sessionが等価性維持状態へ遷移したあとに「POST /copysession/{copysession_id}/suspend」を発行してください。

  • テナントユーザーの場合、本コマンドを実行することはできません。

リクエスト例

  • Box ID 00ETERNUSDXHS3ET00000A####EI000000######の装置上のVolume ID 100001 から Box ID 00ETERNUSDXHS3ET00000A####EI000001######の装置上のVolume ID 200001 へREC Sessionを作成する場合の例です。 
    $ curl -i -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization: Bearer g17e4umvwYoHuhkG7yCSee.." -X POST "https://192.168.1.1:5665/api/v1/copysession/rec" -d 
'{
"source_volume_id": 100001,
"destination_volume_id": 200001,
"source_boxid": "00ETERNUSDXHS3ET00000A####EI000000######",
"destination_boxid": "00ETERNUSDXHS3ET00000A####EI000001######",
"transfer_mode": "Synchronous"
}'

レスポンス例

{
  "job_id": 8192001,
  "job_href": "/api/v1/job/8192001"
}

Parameters

REQUEST BODY

source_volume_id

(required)

integer

コピー元のVolume ID。

入力条件：

  • 指定可能な値は0～6553465535です。
destination_volume_id

(required)

integer

コピー先のVolume ID。

入力条件：

  • 指定可能な値は0～6553465535です。
source_boxid

(required)

コピー元装置のBox ID。

入力条件：

  • 使用可能な文字種は以下です。

    • 半角英大文字

    • 半角数字

    • 半角スペース

    • 半角シャープ記号 Box IDは40文字です。

      40文字ではない文字列は指定できません。
destination_boxid

(required)

コピー先装置のBox ID。

入力条件：

  • 使用可能な文字種は以下です。

    • 半角英大文字

    • 半角数字

    • 半角スペース

    • 半角シャープ記号 Box IDは40文字です。

      40文字ではない文字列は指定できません。
transfer_mode

(required)

string

Copy Sessionの転送モード。
項目 説明
Synchronous 同期モード
Stack 非同期Stackモード
Consistency 非同期Consistencyモード
split_mode

string

Default: "Manual"

Copy SessionのSplitモード。
項目 説明
Automatic 自動Splitモード
Manual 手動Splitモード

入力条件：

  • Copy Sessionの転送モードがSynchronous（同期モード）以外の場合は指定できません。
recovery_mode

string

Default: "Automatic"

Copy Sessionのリカバリーモード。
項目 説明
Automatic 自動リカバリーモード
Manual 手動リカバリーモード

Responses

正常にジョブ登録できた場合、HTTPステータスコードが202 (Accepted)となりレスポンスボディを応答します。

RESPONSE BODY

job_id

integer

Job ID。
job_href

string

JobのResourceへのLink。