HBA交換後の装置設定(ホストアフィニティを使用している場合)
ここではホストアフィニティを使用している場合の装置設定の手順を説明します。
ETERNUS SF Storage Cruiserなどの管理ソフトウェアを利用している場合は、本章で示す設定(手動設定)を行わず、管理ソフトウェアを使用してアクセスパスの継承作業を実施してください。
スイッチでWWNゾーニング設定をしている場合は、あらかじめゾーニングの変更作業を終わらせておいてください。
以下に、ホストアフィニティを使用している場合の装置設定の手順を示します。
交換対象HBAのWWNを新規HBAのWWNに変更します。
各種ブラウザで、「ユーザーID」および「パスワード」を入力し、ETERNUS Web GUIへログインします。
交換対象HBAのWWNを新規HBAのWWNに変更します。
ナビゲーションの「接続性」をクリックします。
→メインに[ 接続設定 ]画面が表示されます。
カテゴリーの「FC」をクリックします。
→メインに[ FCホスト ]画面が表示されます。
交換対象HBAのWWN(画面例では「1000000B5D6513FC」)のチェックボックスをオンにします。
アクションから「FCホスト変更」をクリックします。
→[ FCホスト変更 ]画面が表示されます。
交換対象HBAのWWNを新規HBAのWWNに変更し、[ 変更 ]ボタンをクリックします。
Caution「名前」を変更しないでください。
確認メッセージの画面が表示されるので、[ OK ]ボタンをクリックします。
→FCホスト変更が開始されます。
[ 完了 ]ボタンをクリックして、[ FCホスト ]画面に戻ります。
正常にWWNが変更されたことを確認します。
HBA交換に伴うホストアフィニティ設定の作業は完了です。
ホストから、マルチパスの復旧を実施してください。
完了後、ホストから装置にアクセスできることを確認してください。
「FCホスト変更」を使用してWWNを変更した場合、ホストアフィニティ設定の変更は必要ありません。