FCポート

概要

装置に登録されているFCポートパラメーターの一覧が表示されます。

表示内容

FCポート一覧

装置に登録されているFCポートのパラメーターが表示されます。

項目 説明

ポート

対象ポートの位置情報が表示されます。

CE#n CM#n CA#n Port#nまたはCM#n CA#n Port#n

タイプ

対象ポートのCAタイプが表示されます。

8G FC

16G FC

32G FC

64G FC

SFPタイプ

対象ポートのSFPタイプが表示されます。SFPが搭載されていない場合、「Unmount」が表示されます。

  • 16G SWL SFP+

    最大16 Gbit/sのFCに搭載されるSFP (16G SFP+) です。

  • 32G SWL SFP+

    最大32 Gbit/sのFCに搭載されるSFP (32G SFP+) です。

  • 64G SWL SFP+

    最大64 Gbit/sのFCに搭載されるSFP (64G SFP+) です。

  • Unknown

    上記以外のSFPです。

ステータス

対象ポートのステータスが表示されます。

詳細は、部品のステータスを参照してください。

ポートモード

対象ポートのモードが表示されます。

CA

RA

CA/RA

Initiator

接続形態

対象ポートの接続形態が表示されます。

  • Fabric

    ファイバチャネルスイッチを経由して複数のノード間通信を同時に実行できる接続形態です。また、16 Gbit/s 以上で動作時の直接接続も含みます。

  • FC-AL

    複数のノードをループ上に接続する形態です。

Loop ID

対象ポートの接続形態が「FC-AL」の場合、Loop ID(0x00 ~ 0x7D)が表示されます。

「Loop ID」とは、ループ内でのノードの識別番号です。

Loop IDの設定方法が「手動」の場合、0x00 ~ 0x7D が表示されます。

Loop IDの設定方法が「自動」の場合、「昇順」または「降順」が表示されます。

対象ポートの接続形態が「Fabric」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

転送速度

対象ポートの転送速度が表示されます。

Auto-negotiation

8 Gbit/s

16 Gbit/s

32 Gbit/s

64 Gbit/s

FCフレームサイズ

対象ポートのFCフレームサイズが表示されます。

「FCフレームサイズ」とは、通信情報の長さを規定したものです。

512 bytes

1024 bytes

2048 bytes

Reset Scope

対象ポートのリセット作用範囲が表示されます。

リセット作用範囲とは、対象ポートが複数のサーバと接続している場合、サーバからのコマンドリセット要求が作用する範囲のことです。

  • I_T_L (I:Initiator、T:Target、L:LUN)

    コマンドリセット要求を送信したサーバからのコマンド要求だけをリセット(キャンセル)します。

  • T_L (T:Target、L:LUN)

    対象ポートに接続される全サーバから受けているコマンド要求をすべてリセット(キャンセル)します。

ポートモードが「RA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

Chipリセット時のリザベーション解除

対象ポート(チップ)がリセットされたとき、ボリュームのリザーブ状態解除が有効か、無効かが表示されます。

ポートモードが「RA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

REC回線番号

対象ポートのREC回線番号(0 ~ 127)が表示されます。

REC回線番号は、回線故障発生時に通信経路を切り替える際に使用します。

ポートモードが「CA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、アドバンスト・コピーのライセンスが登録されている場合だけ表示されます。

REC転送モード

対象ポートで REC 同期転送モード、REC 非同期Stack モード、REC 非同期Consistency モード、およびREC 非同期Through モードが有効か、無効かが表示されます。

ポートモードが「CA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、アドバンスト・コピーのライセンスが登録されている場合だけ表示されます。

  • Sync

    REC同期転送モードが有効の場合、対象ポートをREC同期転送モードの経路に使用できます。

  • Async Stack

    REC非同期Stackモードが有効の場合、対象ポートをREC非同期Stackモードの経路に使用できます。

  • Async Consistency

    REC非同期Consistencyモードが有効の場合、対象ポートをREC非同期Consistencyモードの経路に使用できます。

  • Async Through

    REC非同期Throughモードが有効の場合、対象ポートをREC非同期Throughモードの経路に使用できます。

TFO 転送モード

対象ポートでTFO 転送モードが有効か、無効かが表示されます。

ポートモードが「CA」または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、Storage Cluster機能が「有効」の場合だけ表示されます。

TFO WWNモード

対象ポートがStorage Cluster機能で使用中であり、かつWWNが変更されている場合は「カスタム」が、変更されていない場合は「デフォルト」が表示されます。

ポートモードが「RA」、「CA/RA」、または「Initiator」の場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

本項目は、Storage Cluster機能が「有効」の場合だけ表示されます。

TFO ポート

対象ポートがStorage Cluster機能で使用されている場合は「使用中」が、使用されていない場合は「未使用」が表示されます。

本項目は、Storage Cluster機能が「有効」の場合だけ表示されます。

ホストグループ

対象ポートとホストアフィニティ設定したホストグループの名前が表示されます。

ホストアフィニティ設定したホストグループが存在しない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

ポートグループ

対象ポートが所属するポートグループの名前が表示されます。

対象ポートがポートグループに所属していない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。

WWN

対象ポートとホストアフィニティ設定したすべてのFCホストのWWNが表示されます。

ホストアフィニティ設定していない場合、空白になります。