ポートQoSパターン設定
概要
ポートのQoSパターンを設定します。
ポートのQoSのパターンを設定することでポートQoSの帯域制限の上限値を変更できます。
ETERNUS SF Storage Cruiser で QoS自動化機能を使用している場合、帯域制限(No.1 ~ No.15)に対応するIOPSおよびスループットが降順になるように設定してください。降順でない場合、QoS 自動化機能が期待したとおりに動作しないことがあります。
本機能は、QoS動作モードが有効であっても、無効であっても実行できます。
本機能で設定したポートQoSパターンは、ポートQoSの帯域制限の選択肢に反映されます。詳細は、「FCポートQoS設定」または「iSCSIポートQoS設定」を参照してください。
- 以下のQoSパターンを設定できます。
ホストのQoSパターンを設定する場合は、「ホストQoSパターン設定」を使用してください。
ホストLUNのQoSパターンを設定する場合は、「LU QoSパターン設定」を使用してください。
ボリュームのQoSパターンを設定する場合は、「ボリュームQoSパターン設定」を使用してください。
帯域制限値は、CLIコマンド "set qos-bandwidth-limit" でも変更できます。CLIを使用して帯域制限値を変更した場合、その値が Web GUI から設定する帯域制限値にも反映されます。
設定内容
QoSパターン設定
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
No. |
ポートQoSパターン番号(0 ~ 15)が表示されます。 |
|
IOPS |
性能の上限「IOPS」を入力します。 「No.0」(無制限)は変更できません。 本機能起動時、現在の設定値が表示されます。 |
No.0 「無制限」 No.1 ~ No.15 60 ~ 4294967295 初期値については、帯域制限の「Port QoS」列を参照 |
スループット(MB/s) |
性能の上限「スループット値」を入力します。 「No.0」(無制限)は変更できません。 本機能起動時、現在の設定値が表示されます。 |
No.0 「無制限」 No.1 ~ No.15 1 ~ 2097151 初期値については、帯域制限の「Port QoS」列を参照 |
操作手順
[ アクション ] から「ポートQoSパターン設定」をクリックします。
各項目を入力して、[ 設定 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
NoteポートQoS一式(No.1 ~ No.15)を初期値に戻すことができます。[ 既定値 ] ボタンをクリックして、初期値が画面に表示されてから、[ 設定 ] ボタンをクリックしてください。設定内容については帯域制限(Port QoS)を参照してください。
ポートQoSの特定の No. だけを初期値に戻すことはできません。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ ポートQoSパターン設定が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ Host-LU QoS ] 画面に戻ります。