iSCSIポートQoS設定
概要
iSCSIポートの帯域制限(性能の上限値)を設定します。
ポートモードが「CA」または「CA/RA」のポートだけが帯域制限を設定できます。ポートモードが「RA」のポートは帯域制限を設定できません。
ポートモードを「CA」、「CA/RA」から「RA」に変更した場合、帯域制限は初期値に戻ります。
本機能は、QoS動作モードが有効であっても、無効であっても実行できます。ただし、無効の場合、設定された帯域制限で動作を開始するのは、QoS動作モードを有効にしたときです。
ホストの帯域制限は、ホストごとに設定します。詳細は、「FCホストQoS設定」または「iSCSIホストQoS設定」を参照してください。
ホストLUNの帯域制限は、LU QoSグループで設定します。詳細は、「Host-LU QoS設定」を参照してください。
設定内容
iSCSIポートQoS設定
iSCSIポートの帯域制限を設定します。
項目 | 説明 |
---|---|
ポート |
対象ポートの位置情報が表示されます。 CE#n CM#n CA#n Port#nまたはCM#n CA#n Port#n |
タイプ |
対象ポートのタイプが表示されます。 10G iSCSI |
帯域制限 |
性能の上限「IOPS(スループット値)」を選択します。性能の上限を設定しない場合は「無制限」を選択します。 帯域制限値は、「ポートQoSパターン設定」またはCLIコマンド "set qos-bandwidth-limit" を使用して変更できます。変更した場合は、その値が本項目の選択肢として表示されます。 設定値および初期値については、帯域制限(Port QoS)を参照してください。 |
操作手順
帯域制限を設定するiSCSIポートを選択し(複数選択可)、[ アクション ] から「iSCSIポートQoS設定」をクリックします。
iSCSIポートの帯域制限を選択して、[ 設定 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ iSCSIポートQoS設定が開始されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ iSCSIポートQoS ] 画面に戻ります。