コントローラーファームウェア適用
概要
コントローラーファームウェアを登録および適用します。
コントローラーファームウェア適用には、「シンプルモード」と「エキスパートモード」の2種類の設定モードがあります。
シンプルモード
「保守作業」権限を持たないシステム管理者が実行することができる「コントローラーファームウェア適用」です。
適用仕様は以下のとおりです。
保守作業開始/終了操作は不要です。
コントローラーファームウェア登録の操作は不要です。
即時適用と日付指定を選択できます。
日付指定の場合、適用日時を予約できます。
活性適用と非活性適用は選択できません。両方とも可能な場合は、活性適用が実行されます。
非活性適用の場合、装置を自動的に再起動します。
エキスパートモード
「保守作業」権限を持つ担当保守員が実行する「コントローラーファームウェア適用」です。
適用仕様は以下のとおりです。
保守作業開始/終了操作が必要です。
コントローラーファームウェア登録操作で詳細設定ができます。
活性適用と非活性適用を選択できます。
パスの切り替えを伴うオペレーター連携でのファームウェア適用を設定できます。
「コントローラーファームウェア登録」と「コントローラーファームウェア適用」の詳細仕様は以下のとおりです。
コントローラーファームウェア登録
コントローラーファームウェア登録とは、コントローラーファームウェアアーカイブを装置のBUD (Bootup and Utility Device)のファームウェア管理領域に転送(登録)することです。
コントローラーファームウェアを登録しても、「適用」するまでは稼働コントローラーファームウェアは切り替わりません。なお、装置のBUDには、コントローラーファームウェアアーカイブを3世代まで登録することができます。
コントローラーファームウェア適用
コントローラーファームウェア適用とは、コントローラーファームウェアをファームウェア管理領域からフラッシュメモリに展開し(コントローラーファームウェアダウンロード)、稼働コントローラーファームウェアを切り替えることです。
コントローラーファームウェアの適用方法には、適用を活性で行う方法と非活性で行う方法があります。
活性適用の場合
適用したコントローラーファームウェアは、装置を停止させることなくすぐに稼働コントローラーファームウェアとして有効になります。
適用完了後、装置の再起動は必要ありません。
非活性適用の場合
適用したコントローラーファームウェアは、次回起動時に稼働ファームウェアとして有効になります。
適用完了後、装置の再起動が必要です。
なお、活性適用方法として「手動(オペレーター連携)」を指定した場合は、ホストアクセスパスやCMの切り替えを手動で行う必要があります。
- シンプルモードの場合
現在稼働中のコントローラーファームウェアがBUDに登録されていない場合、本機能は実行できません。
装置状態により活性コントローラーファームウェア適用が実行できない場合があります。装置状態を確認するか、または担当保守員に連絡してください。
コントローラーファームウェア適用後に装置が再起動される場合があります。再起動中は、ホストからアクセスできなくなります。適用前にホストからのアクセスを停止してください。
- コントローラーファームウェア適用のスケジュール予約中または適用日時に以下の事象が発生した場合、スケジュール予約は自動的にキャンセルされます。
予約中に装置を再起動した
予約中に停電が発生した
適用日時に装置設定または保守作業 をしていた
コントローラーファームウェア適用のスケジュール予約がキャンセルされた場合、[ オーバービュー ] 画面の装置メッセージ欄および[ ファームウェア保守 ] 画面のインフォメーション欄から予約中のメッセージが消えます。詳細は、「オーバービュー」および「ファームウェア保守」を参照してください。
- エキスパートモードの場合
本機能を行う場合は、『運用ガイド(コントローラーファームウェアアップデート編)』で詳細な手順を確認してから実施してください。
本機能を開始する前に、「保守作業開始/終了」で保守作業開始操作を実行してください。適用が完了したあと、「保守作業開始/終了」で保守作業終了操作を実行してください。リモートサポート運用中の場合、保守作業終了操作を実施後に、リモートサポートは自動的に再開されます。
コントローラーファームウェア受信処理中は、本機能を実行できません。
すでにBUD内に登録されているコントローラーファームウェアを、別の世代のコントローラーファームウェアに登録することはできません。
すでにフラッシュメモリ内に登録されているファームウェア(EC#1とEC#2)の世代に別の版数のコントローラーファームウェアを登録することはできません。
適用を活性で行う場合は、事前に装置状態が正常であることを確認してください。部品の保守が必要な場合は、事前に保守を行ってから本機能を実行してください。
装置の構成と装置に接続しているホストの環境により、活性でコントローラーファームウェア適用時にオペレーターとの連携が必要になる場合があります。
コントローラーファームウェア適用中またはコントローラーファームウェア登録中の場合、装置メッセージにその旨と処理の継続確認が表示されます。
処理の継続を選択した場合、処理が続行されます。処理を継続する場合は、ほかのユーザーがコントローラーファームウェア適用を実施していないことをあらかじめ確認してください。
以下の場合、本機能は実行できません。
ディスクファームウェア登録中
ディスクファームウェア適用中
各種保守作業中(ファームウェア保守、ハードウェア保守)
暗号化変換中(活性適用は不可)
RAIDグループ容量拡張 (LDE) 中(活性適用は不可)
RAIDグループ診断/ディスク診断実行中(活性適用は不可)
Storage Migration 実行中(活性適用は不可)
PINデータが存在する(活性適用は不可)
バッテリーが「フル充電」ではない(活性適用は不可)
以下のRECセッションが存在する(活性適用は不可)
閉塞中のコピー経路を使用しており、セッション状態が「Suspend」または「Error Suspend」ではない (*2)
*2 : 活性適用(パス切替連携)モードに「手動(オペレーター連携)」を指定した場合、活性適用が可能です。(エキスパートモード指定時) ミラーステータスが「Recovering」のRECバッファーを使用しており、セッション状態が「Suspend」または「Error Suspend」ではない
- 以下のRECセッションが存在する(非活性適用は不可)
セッション状態が「Suspend」または「Error Suspend」ではない
稼働中のコントローラーファームウェアより古い版数(旧版)のコントローラーファームウェアを適用できます。旧版へのコントローラーファームウェア適用は、コントローラーファームウェア適用直後に元に戻す場合に使用します。通常は使用しないでください。
旧版にコントローラーファームウェア適用を実行する場合の条件は、以下のとおりです(ETERNUS DX8900 S6)。
適用するコントローラーファームウェア版数以降で提供した機能を使用していないこと
使用している場合は、すべて削除してください。
お客様の使用環境によっては、旧版へのコントローラーファームウェア適用ができない場合があります。
保守作業開始操作を実施すると、画面に「Maintenance Mode」が表示されます。「Maintenance Mode」のときだけ、エキスパートモードで本機能を実施できます。保守作業終了操作を実施すると、画面の「Maintenance Mode」は非表示になります。
シンプルモードで日付指定の場合、設定したコントローラーファームウェア適用スケジュールを削除できます。詳細は、「コントローラーファームウェアスケジュール削除」を参照してください。
ログインしたユーザーの権限と装置の状態により、本機能を起動時に表示される画面が異なります。詳細は権限ごとの設定モードを参照してください。
権限ごとの設定モード
権限 | 稼働中のコントローラーファームウェア | 設定モード | |
---|---|---|---|
Maintenance Mode | Maintenance Mode ではない | ||
保守作業 | BUDに登録済み | モード選択 (シンプルモード/エキスパートモード) |
シンプルモード |
BUDに未登録 | エキスパートモード | (アクション無効) | |
ファームウェア管理 | BUDに登録済み | シンプルモード | |
BUDに未登録 | (アクション無効) |
設定内容
設定モード選択
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
設定モード |
コントローラーファームウェア適用の設定モードを選択します。
|
シンプルモード(初期値) エキスパートモード |
表示内容(シンプルモード)
コントローラーファームウェア情報
項目 | 説明 |
---|---|
稼働ファームウェア版数 |
稼働コントローラーファームウェアの版数が表示されます。 VxxLyy-zzzz Vxx:Version Lyy:Level zzzz:リリース |
次回起動ファームウェア版数 |
次回装置起動時に稼働するコントローラーファームウェアの版数が表示されます。 VxxLyy-zzzz Vxx:Version Lyy:Level zzzz:リリース |
設定内容(シンプルモード)
コントローラーファームウェアアーカイブ設定
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
コントローラーファームウェアアーカイブ |
コントローラーファームウェアアーカイブを選択します。
|
最新版数(初期値) ファイル指定 |
スケジュール設定
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
適用日時 |
コントローラーファームウェアアーカイブの適用方法を選択します。
Caution
|
すぐに適用する(初期値) 日付を設定する 「日付を設定する」を選択時 YYYY-MM-DD hh:mm YYYY:2001 ~ 2037 MM:01 ~ 12 DD:01 ~ 31 hh:00 ~ 23 mm:00、30 現在の時間を30分単位に繰り上げて表示(初期値) |
[ 適用(即時適用)] 画面
コントローラーファームウェア適用情報
項目 | 説明 |
---|---|
ファームウェア版数 |
以下のコントローラーファームウェアの版数が表示されます。
|
適用日時 |
[ シンプルモード初期 ] 画面で指定した適用日時(「すぐに適用する」)が表示されます。 |
実行モードチェック
項目 | 説明 |
---|---|
実行モード |
コントローラーファームウェア適用の実行モードが表示されます。[ 再取得 ] ボタンをクリックすると実行モードが最新に更新されます。
Caution
|
「旧版へのファームウェア適用を許可する」チェックボックス |
稼働中のコントローラーファームウェアより古い版数のコントローラーファームウェアの活性適用を許可するかどうかを選択します。 許可する場合は、チェックボックスを選択してから、[ 適用 ] ボタンをクリックしてください。 本チェックボックスは、旧版数のコントローラーファームウェアを適用する場合だけ表示されます。 |
ステータスチェック |
コントローラーファームウェア適用を「Update」で実行できない要因が表示されます。[ 再取得 ] ボタンをクリックするとステータスチェックが最新に更新されます。 実行モードが「Update & Reboot」の場合だけ表示されます。 |
[ 適用(日付指定)] 画面
スケジュール情報
項目 | 説明 |
---|---|
ファームウェア版数 |
以下のコントローラーファームウェアの版数が表示されます。
|
適用日時 |
コントローラーファームウェア適用を開始する日時(YYYY-MM-DD hh:mm)が表示されます。 YYYY:2001 ~ 2037 MM:01 ~ 12 DD:01 ~ 31 hh:00 ~ 23 mm:00、30 |
実行モード |
コントローラーファームウェア適用の実行モードが表示されます。
Caution
|
機能ボタン
ボタン | 説明 |
---|---|
[ 再取得 ] |
クリックすると、インフォメーション、実行モード、およびステータスチェックに最新の情報が表示されます。 |
表示内容(エキスパートモード)
コントローラーファームウェア情報
項目 | 説明 |
---|---|
稼働ファームウェアの登録状況 |
稼働コントローラーファームウェアの登録状況が表示されます。 登録済 未登録 |
稼働ファームウェア版数 |
稼働コントローラーファームウェアの版数が表示されます。 VxxLyy-zzzz Vxx:Version Lyy:Level zzzz:リリース |
次回起動ファームウェア版数 |
次回装置起動時に稼働するコントローラーファームウェアの版数が表示されます。 VxxLyy-zzzz Vxx:Version Lyy:Level zzzz:リリース |
設定内容(エキスパートモード)
コントローラーファームウェア適用設定
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
更新モード |
コントローラーファームウェアの更新モードを選択します。 |
登録と適用 適用のみ 登録のみ |
コントローラーファームウェアアーカイブ |
更新モードで「登録と適用」または「登録のみ」を選択した場合、[ 参照 ] ボタンをクリックし、登録するコントローラーファームウェアアーカイブを選択します。 |
コントローラーファームウェアアーカイブ |
ラジオボタン |
更新モードにより、対象となる世代をオンにします。
|
|
世代 |
コントローラーファームウェアの世代(1 ~ 3世代)が表示されます。 |
|
ファームウェア版数 |
コントローラーファームウェアの版数が表示されます。登録されていない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。 VxxLyy-zzzz Vxx:Version Lyy:Level zzzz:リリース |
|
登録日 |
コントローラーファームウェアの登録日(YYYY-MM-DD)が表示されます。登録されていない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。 |
|
稼働 |
コントローラーファームウェアがフラッシュメモリに登録されている場合、ファームウェア登録のEC情報が表示されます。登録されていない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。
補足情報
|
|
ステータス |
コントローラーファームウェアのステータスが表示されます。
|
コントローラーファームウェア適用情報
項目 | 説明 | 設定値 |
---|---|---|
ファームウェア版数 |
更新前のコントローラーファームウェア版数と更新後のコントローラーファームウェア版数が表示されます。 稼働ファームウェア版数 → 適用ファームウェア版数 登録されていない場合、「-」(ハイフン)が表示されます。 VxxLyy-zzzz Vxx:Version Lyy:Level zzzz:リリース |
|
適用スロット |
適用時にコントローラーファームウェアを格納するフラッシュメモリ内のファームウェア領域 (EC#1/EC#2) が表示されます。 |
|
実行モード |
コントローラーファームウェアの適用方法として、「非活性」か「活性」を選択します。 「活性」は実行可能な場合だけ表示されます。 |
非活性(初期値) 活性 |
活性適用(パス切替連携)モード |
実行モードで「活性」を選択した場合、活性適用方法として「手動(オペレーター連携)」か「自動(連携無)」を選択します。 「手動(オペレーター連携)」を選択すると、オペレーターがパスの切断/接続を実施(確認)しながらファーム適用が行えます。 |
手動(オペレーター連携) 自動(連携無) |
[ アドバンスト・コピー状態確認 ] 画面
項目 | 説明 |
---|---|
強制続行 |
活性コントローラーファームウェア適用を強制的に続行する場合、チェックボックスをオンにします。 活性ファームウェア適用に1つでも「適用不可」が存在する場合に表示されます。 |
アドバンスト・コピー経路状態
項目 | 説明 |
---|---|
接続先Box ID |
接続先装置のBox IDが表示されます。 |
接続形態 |
自装置と接続先装置との接続形態が表示されます。 直接接続 遠隔接続 |
活性ファームウェア適用 |
活性コントローラーファームウェア適用が続行可能かが表示されます。 適用可か、適用不可かは、セッション状態とステータスで決まります。
|
セッション状態 |
RECのセッション状態が表示されます。
|
ステータス |
コピー経路状態が表示されます。
|
RECバッファー状態
項目 | 説明 |
---|---|
グループ |
REC バッファーの管理グループ番号(0 ~ 7)が表示されます。 0 ~ 7 |
用途 |
RECバッファーの使用状態が表示されます。用途が「未使用」の場合、表示されません。 送信用 受信用 |
接続先Box ID |
接続先装置のBox IDが表示されます。 |
活性ファームウェア適用 |
活性コントローラーファームウェア適用が続行可能かが表示されます。 適用可か、適用不可かは、セッション状態とミラーステータスで決まります。
|
セッション状態 |
RECのセッション状態が表示されます。
|
ミラーステータス |
RECバッファーのミラー状態(冗長化の状態)が表示されます。 RECバッファーは、装置故障時や保守作業時にコピーデータの消失を防止するため、2CMで冗長化して運用されます。
|
|
---|
リモート・アドバンスト・コピー (REC) が動作中にコントローラーファームウェア適用を活性で行うと、RECが Halt状態になる可能性があります。活性ファームウェア適用に「適用不可」が表示された場合、次のように対処してください。
|
操作手順
[ アクション ] から「コントローラーファームウェア適用」をクリックします。
設定モードを選択して、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
選択した設定モードによって、表示される画面は異なります。
「シンプルモード 」を選択した場合
→ [ シンプルモード初期 ] 画面 が表示されます。操作手順(シンプルモード)の手順2 に進んでください。
「エキスパートモード」選択した場合
→ [ エキスパートモード初期 ] 画面 が表示されます。操作手順(エキスパートモード)の手順2 に進んでください。
操作手順(シンプルモード)
[ アクション ] から「コントローラーファームウェア適用」をクリックします。
適用するコントローラーファームウェアアーカイブと適用日時を選択して、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
Caution- 以下の場合、エラー画面が表示されます。
「コントローラーファームウェアアーカイブ」が指定されていない(「ファイル指定」選択時)
「適用日時」が入力条件を満たしていない(「日付を設定する」選択時)
「適用日時」に過去の日時を入力した(「日付を設定する」選択時)
- 以下の場合、エラー画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
稼働中のコントローラーファームウェアと適用するコントローラーファームウェアの版数によって、表示される画面は異なります。
適用するコントローラーファームウェアが稼働中のコントローラーファームウェアより新しい場合
選択した適用日時によって、表示される画面は異なります。
「すぐに適用する」を選択した場合
→ [ 適用(即時適用)] 画面 が表示されます。手順5. に進んでください。
「日付を設定する」選択した場合
→ [ 適用(日付指定)] 画面 が表示されます。手順7. に進んでください。
適用するコントローラーファームウェアが稼働中のコントローラーファームウェアより古い場合
→ 旧版コントローラーファームウェア適用確認画面 が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
選択した適用日時によって、表示される画面は異なります。
「すぐに適用する」を選択した場合
→ [ 適用(即時適用)] 画面 が表示されます。手順5. に進んでください。
「日付を設定する」選択した場合
→ [ 適用(日付指定)] 画面 が表示されます。手順7. に進んでください。
コントローラーファームウェア適用情報と実行モードを確認し、[ 適用 ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
Caution装置状態により実行モードに「Update」または「Update & Reboot」が表示されます。「Update & Reboot」が表示されている場合、[ 適用 ] ボタンをクリックすると、装置はコントローラーファームウェア適用後に自動的に再起動されます。
Note[ 再取得 ] ボタンをクリックすると、インフォメーション、実行モード、およびステータスチェックに最新の情報が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ コントローラーファームウェア適用が実行されます。
Cautionコントローラーファームウェア適用中は絶対に装置の電源を切らないでください。コントローラーファームウェア適用が完了するまでしばらくお待ちください。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ファームウェア保守 ] 画面に戻ります。
操作手順(エキスパートモード)
更新モードで「登録のみ」を選択した場合
[ アクション ] から「コントローラーファームウェア適用」をクリックします。
更新モードに「登録のみ」を選択し、登録するファームウェアと世代を指定して、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ コントローラーファームウェアの登録が実行されます。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ファームウェア保守 ] 画面に戻ります。
Note稼働中のコントローラーファームウェアを切り替える場合は、コントローラーファームウェア適用(適用のみ)を実施してください。
更新モードで「登録と適用」または「適用のみ」を選択した場合
[ アクション ] から「コントローラーファームウェア適用」をクリックします。
各項目を設定して、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ コントローラーファームウェアの登録または適用設定が実行されます。
各項目を選択して、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
→ 確認画面が表示されます。
[ OK ] ボタンをクリックします。
→ コントローラーファームウェア適用が実行されます。処理の進捗が表示されます。
実行モードに「非活性」を選択した場合
処理が正常に終了するとフラッシュメモリ内のコントローラーファームウェアの更新が完了します。
Note処理が正常に完了後、装置の再起動を実施してください。
実行モードに「活性」を選択した場合
処理が正常に終了するとフラッシュメモリ内のコントローラーファームウェアの交換を実行します。
手順4. で活性適用モードに「手動(オペレーター連携)」を選択した場合は、手順6. に進んでください。
Cautionアドバンスト・コピー経路が正常でない場合、活性コントローラーファームウェア適用は中止されます。画面の指示に従って対処してください。
RECバッファーがリカバリー中の場合、活性コントローラーファームウェア適用は中止されます。画面の指示に従って対処してください。
[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
→ コントローラーファームウェアの活性切り替えが開始されます。処理の進捗が表示されます。
Note4CM以上の装置でコントローラーファームウェア適用を実行する場合、アドバンスト・コピー状態の確認などの操作順序が変更になります。画面のウィザードに従い、操作してください。
[ 保存 ] ボタンをクリックすると、前半と後半でオフラインにするCAモジュールの一覧(パス情報保存ファイル)を保存できます。
ファイル名の初期値は、「CflPathCmList_シリアルナンバー_YYYY-MM-DD_hh-mm-ss.txt」(シリアルナンバー:装置の製造番号、YYYY-MM-DD_hh-mm-ss:ダウンロード画面(手順6.の画面)が表示された時点の日時)です。
表示されているコントローラーモジュールに接続しているすべてのパスをオフラインにし、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
→ パスの接続状態の確認が開始されます。
コントローラーファームウェアの活性切り替えが開始されます。処理の進捗が表示されます。
表示されているコントローラーモジュールに接続しているすべてのパスをオンラインにし、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
→ コントローラーファームウェアの活性切り替えが開始されます。処理の進捗が表示されます。
アドバンスト・コピー状態の確認が開始されます。処理の進捗が表示されます。
表示されているアドバンスト・コピー経路状態とRECバッファー状態を確認します。
→ [ アドバンスト・コピー状態確認 ] 画面 が表示されます。表示内容によって操作が異なります。
活性ファームウェア適用がすべて「適用可」の場合
→ [ 次へ >> ] ボタンをクリックして処理を続行します。手順10. に進んでください。
活性ファームウェア適用に1つでも「適用不可」が表示された場合
→ 以下のいずれかを実行してください。
[ キャンセル ] ボタンをクリックして、活性コントローラーファームウェア適用を中止します。
「強制続行」のチェックボックスをオンにしてから、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。手順10. に進んでください。
Caution「適用不可」が表示されている状態で活性コントローラーファームウェア適用を継続すると、REC が Halt 状態になるおそれがあります。
Noteアドバンスト・コピー経路状態を再度確認する場合は、[ 更新 ] ボタンをクリックしてください。
活性コントローラーファームウェア適用を中止した場合は、RECを Suspend してから、再度本機能を実行してください。詳細は、REC動作中の活性コントローラーファームウェア適用を参照してください。
表示されているコントローラーモジュールをLANに接続し、[ 接続確認 ] ボタンをクリックします。
[ 次へ ] ボタンをクリックします。
→ コントローラーファームウェアの活性切り替えが開始されます。処理の進捗が表示されます。
表示されているコントローラーモジュールに接続しているすべてのパスをオフラインにし、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
→ パスの接続状態の確認が開始されます。
コントローラーファームウェアの活性切り替えが開始されます。処理の進捗が表示されます。
表示されているコントローラーモジュールに接続しているすべてのパスをオンラインにし、[ 次へ >> ] ボタンをクリックします。
→ コントローラーファームウェアの活性切り替えが開始されます。処理の進捗が表示されます。
処理が正常に終了すると、コントローラーファームウェア更新が完了します。
[ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ファームウェア保守 ] 画面に戻ります。