Extreme Cache Pool

概要

本機能は、CEまたはDEに搭載されるNVMe SSDをキャッシュメモリとして使用できます。

Extreme Cache Pool に関する以下の情報が表示されます。

  • Extreme Cache Poolの有効/無効

  • CMごとの Extreme Cache Pool容量

  • チューニングパラメーターの設定内容

表示内容

Extreme Cache Pool 情報

項目 説明

モード

装置の Extreme Cache Pool が有効か、無効かが表示されます。

Extreme Cache Pool 詳細情報

以下の項目は、モードが「有効」の場合だけ表示されます。

項目 説明
CM

装置に搭載したすべてのCMが表示されます。

CM#nまたはCE#nCM#n

容量

該当CMに設定されたExtreme Cache Pool の容量 (TB) が表示されます。

Extreme Cache Pool 容量を設定していない場合、「0 TB」が表示されます。

暗号化

Extreme Cache Pool領域の暗号化状態が表示されます。

  • 有効(CM)

    Extreme Cache Pool領域は、CM で暗号化されています。

  • 有効(SED)

    Extreme Cache Pool領域は、NVMe SSD SEDを使用することで暗号化されています。

  • 無効

    Extreme Cache Pool領域は、暗号化されていません。

Extreme Cache Pool チューニングパラメーター情報

以下の項目は、モードが「有効」の場合だけ表示されます。

項目 説明

初期段階でのキャッシュ回数

Extreme Cache Pool にデータを格納する頻度に関わる閾値(1 ~ 16)が表示されます。

設定値を超えた場合、該当データは読み出し頻度が高いと判断され、Extreme Cache Pool に格納されます。

本項目は、Extreme Cache Pool を有効にしてからフル状態になるまでの閾値です。

キャッシュ回数

キャッシュデータを再配置するか、しないかで表示内容が異なります。

キャッシュデータを再配置する場合、Extreme Cache Pool がフル状態以降の閾値として、「キャッシュ回数」(1 ~ 16)が表示されます。

「キャッシュ回数」を超えた場合、該当データは読み出し頻度が高いと判断され、Extreme Cache Pool に格納されます。

キャッシュデータを再配置しない場合、「キャッシュデータを再配置しない」が表示されます。

キャッシュ速度

Extreme Cache Pool にデータを格納するステージング処理の多重度(1~9または10(最高速))が表示されます。

監視I/O

Extreme Cache Pool にデータを格納するIOの種類が表示されます。

Read

Read / Write