SNMPエージェントトラップ設定

概要

装置で発生した事象をSNMPトラップによりSNMPマネージャーに通知できます。

本機能では、トラップの送信先やトラップバージョンなどを設定します。

トラップは、装置で最大10個設定できます

Caution
  • 「SNMP機能」が無効の場合、本機能は実行できません。

  • SNMPマネージャーが装置と異なるサブネットワークにある場合、「ネットワーク環境設定」の「接続許可IPアドレス」にSNMPマネージャーのIPアドレス、またはSNMPマネージャーが属するネットワークアドレスを設定する必要があります。

表示内容

装置に登録されているトラップが表示されます。

[ 追加 ] ボタンをクリックすると、[ SNMPエージェントトラップ設定 ] 画面が表示されます。[ SNMPエージェントトラップ設定 ] 画面でトラップを設定します。

項目 説明

トラップNo.

トラップの管理番号が表示されます。

管理番号は空いている最も小さな番号(Trap01 ~ Trap10)から取得されます。

リンクをクリックすると、編集画面が表示されます。

マネージャーNo.

トラップ送信先マネージャーの管理番号(マネージャー01 ~ マネージャー10)が表示されます。

SNMPバージョン

トラップのSNMPバージョンが表示されます。

v1

v2c

v3

コミュニティー名/ユーザー名

「SNMPバージョン」が「v1」または「v2c」の場合、トラップ送信時のコミュニティー名が表示されます。

「SNMPバージョン」が「v3」の場合、トラップ送信時のユーザー名が表示されます。

ポートNo.

トラップ送信先のポート番号が表示されます。

設定内容

[ SNMPエージェントトラップ設定 ] 画面

トラップを登録または編集します。

項目 説明 設定値

マネージャーNo.

マネージャーNo.を選択します。

選択肢として「SNMPマネージャー設定」で登録したマネージャーの管理番号が表示されます。

マネージャー01(初期値)~ マネージャー10

SNMPバージョン

トラップのSNMPバージョンを選択します。

v1(初期値)

v2c

v3

コミュニティー名

トラップ送信時のコミュニティー名を選択します。

選択肢として「SNMPエージェントコミュニティー設定」で登録したコミュニティー名が表示されます。

「SNMPバージョン」に「v1」または「v2c」を選択した場合、「コミュニティー名」の指定は必須です。

コミュニティー名

ユーザー名

トラップ送信時のユーザー名を選択します。

選択肢として「SNMPエージェントユーザー設定」で登録したユーザー名が表示されます。

「SNMPバージョン」に「v3」を選択した場合、「ユーザー名」の指定は必須です。

ユーザー名

ポートNo.

トラップ送信先のポート番号を入力します。

ポート番号を変更する必要がある場合に固有のポート番号を入力します。

1 ~ 65535

162(初期値)

機能ボタン

ボタン 説明

[ 追加 ]

トラップを追加します。

最大数のトラップがすでに登録されている場合、[ 追加 ] ボタンは表示されません。

[ 削除 ]

トラップを削除します。

トラップが1つも登録されていない場合、[ 削除 ] ボタンは表示されません。

操作手順

  1. [ アクション ] から「SNMPトラップ設定」をクリックします。

  2. トラップを追加する場合は、[ 追加 ] ボタンをクリックします。

    トラップを編集する場合は、[ トラップNo. ] リンクをクリックします。

    → [ SNMPエージェントトラップ設定 ] 画面が表示されます。

    Note
    • 既存のトラップを削除する場合は、該当領域の [ 削除 ] ボタンをクリックします。

  3. トラップ情報を追加または編集し、[ OK ] ボタンをクリックします。

    → 元の画面に戻ります。

  4. トラップ情報を複数設定する場合、手順2および手順3を繰り返します。

  5. トラップ情報の追加または編集が完了したら、[ 設定 ] ボタンをクリックします。

    → 確認画面が表示されます。

    Caution
    • 以下の場合、エラー画面が表示されます。
      • 「マネージャーNo.」または「コミュニティー名/ユーザー名」が空白

      • 「トラップNo.」を除くすべての項目が同じトラップが存在する

      • 「トラップNo.」と「ポートNo.」を除くすべての項目が同じトラップが存在する

  6. [ OK ] ボタンをクリックします。

    → SNMPエージェントトラップ設定が開始されます。

  7. [ 完了 ] ボタンをクリックして、[ ネットワーク ] 画面に戻ります。