Storage Migration
概要
Storage Migrationの設定状況と進捗が表示されます。
Storage Migrationとは、ほかのストレージ装置（移行元）と本装置（移行先）を接続して、データを移行する機能です。サーバの機種やOSに依存することなく、またサーバのリソースを使用することなくデータを移行できます。
Storage Migrationは、移行元ボリュームにホストアクセスがない状態で行ってください。
- オペレーションモードにより、移行先ボリュームのホストアクセス状態が異なります。
「Migration & Host IO」の場合、移行開始後は移行先ボリュームにホストアクセスがある状態で Storage Migration を行えます。
「Migration」、「Migration + Quick Compare」、または「Quick Compare」の場合、移行先ボリュームにホストアクセスがない状態で Storage Migration を行ってください。
「Migration + Full Compare」または「Full Compare」の場合、移行先装置の全ボリュームにホストアクセスがない状態で Storage Migration を行ってください。
データ移行完了後、経路グループを削除してください。オペレーションモードが「Migration & Host IO」の場合、経路グループが削除されるまでホストI/O レスポンスが低下します。また、移行経路が閉塞した場合、ホストI/O が停止するおそれがあります。
- ストレージ移行経路（以降、経路グループ）が設定されている状態で以下を実行しないでください。
移行先ボリュームへのアドバンスト・コピーのコピー先設定
移行元ボリュームへのアドバンスト・コピーのコピー先設定
移行先ボリュームのフォーマット
移行先ボリュームの属するRAIDグループでのRAID診断
移行先ボリュームの属するRAIDグループ構成ドライブのディスク診断
移行先装置でのメモリ活性増設
- データ移行完了後、経路グループを削除してください。経路グループが削除されるまで、以下は実行できません。
移行先装置での活性コントローラーファームウェア適用
移行先ボリュームの属するRAIDグループへのエコモードスケジュール設定
移行先ボリュームの属するTPP (Thin Provisioning Pool) へのエコモードスケジュール設定
移行先ボリュームの属するRAIDグループの容量拡張
移行先ボリュームのRAIDマイグレーション
移行先ボリュームの暗号化
移行先ボリュームの容量拡張
移行先ボリュームの削除
移行先FC-Initiatorポートのポートモード切り替え
移行先FC-Initiatorポートのポートパラメーターの変更
移行先FC-Initiatorポートを含むCAの活性減設
[ ] アイコンをクリックすると、画面表示情報が最新になります。
Storage Migrationを開始する場合は、「Storage Migration開始」機能を使用してください。
開始した Storage Migration は、[ 経路グループ詳細情報 ] 画面からボリューム単位に中断、停止、および再開できます。詳細は「Storage Migration中断」機能、「Storage Migration停止」機能、または「Storage Migration再開」機能を参照してください。
表示内容
経路が設定されているStorage Migration一覧が表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
経路グループ |
経路グループ番号（0 ～ 15）が10進数で表示されます。クリックすると、[ 経路グループ詳細情報 ] 画面 が表示されます。 経路グループとは、データ移行の経路を移行元装置ごとにグループ化したものです。1台の移行元装置と本装置（移行先）との間の経路が1つの経路グループになります。 |
ベンダーID |
経路を設定した移行元装置の製造社名が表示されます。 変換できないコードは「*」が表示されます。 |
プロダクトID |
経路を設定した移行元装置の製品名が表示されます。 変換できないコードは「*」が表示されます。 |
シリアルナンバー |
経路を設定した移行元装置の製造番号が表示されます。 変換できないコードは「*」が表示されます。 |
進捗 |
経路グループの Storage Migration 進捗状況（%）が表示されます。 |
ステータス |
経路グループの Storage Migration 統合ステータスが表示されます。
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[ 経路グループ詳細情報 ] 画面
Storage Migration経路情報
選択した経路グループ情報が表示されます。
| 項目 | 説明 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
経路グループ |
経路グループ番号（0 ～ 15）が表示されます。 |
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ベンダーID |
経路を設定した移行元装置の製造社名が表示されます。 変換できないコードは「*」が表示されます。 |
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プロダクトID |
経路を設定した移行元装置の製品名が表示されます。 変換できないコードは「*」が表示されます。 |
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シリアルナンバー |
経路を設定した移行元装置の製造番号が表示されます。 変換できないコードは「*」が表示されます。 |
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オペレーションモード |
経路グループのオペレーションモードが表示されます。 オペレーションモードを省略した場合、「Migration」が表示されます。
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ステータス |
経路グループの Storage Migration 統合ステータスが表示されます。
ステータスの表示優先順序は、「Error」 > 「Normal」 > 「Stop」 > 「Complete」です。 Storage Migration 統合ステータスとボリューム単位のステータスとの関連は以下のとおりです。
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進捗 |
経路グループの Storage Migration 進捗状況（%）が表示されます。 |
マイグレーション接続経路
マイグレーション接続経路情報が表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
移行元WWN |
移行元FC-CAポートのWWNが表示されます。 |
CAポート |
移行先FC-Initiatorポートの位置情報が表示されます。 CE#n CM#n CA#n Port#nまたはCM#n CA#n Port#n |
Storage Migrationボリューム一覧
Storage Migrationの移行ボリューム一覧が表示されます。移行ボリュームごとに移行ステータス、進捗、開始時間、終了時間などが確認できます。
| 項目 | 説明 | ||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
移行元LUN |
移行元LUNが10進数で表示されます。 Storage Migration 設定ファイル作成時に移行元LUNを10進数で指定した場合、または10進数指定の条件を満たしている場合だけ、移行元LUNが10進数で表示されます。10進数指定の条件を満たしていない場合は、「-」（ハイフン）が表示されます。詳細は、「テンプレートファイルダウンロード」を参照してください。 |
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移行元LUN (Hex) |
移行元LUNが16進数（16桁または4桁）で表示されます。 |
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移行元LUNステータス |
移行元LUNのステータスが表示されます。 Available：使用可能 Not Available：使用不可能 Not Exist：存在しない |
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移行先ボリューム No. |
移行先ボリューム番号が10進数で表示されます。 |
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移行先ボリューム No. (Hex) |
移行先ボリューム番号が16進数で表示されます。 「0x」（2桁）+ 半角英数字（大文字）4桁 |
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移行先ボリューム名 |
移行先ボリューム名が表示されます。 |
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容量 |
移行先ボリュームの容量 [TB/GB/MB]が表示されます。 |
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移行ステータス |
データ移行状態が表示されます。 Initial：初期値 Waiting：移行待ち Running：移行中 Normal End：正常終了 Suspend：中断 Stop：停止 Error (xxx)：エラー、(xxx) にエラー要因が表示されます。 「-」（ハイフン）：移行元に存在しない（ステータスが「Not Exist」の）LUN Caution
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進捗 |
データ移行の進捗状況（%）が表示されます。 |
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開始時間 |
データ移行の開始時間および終了時間（）が表示されます。 移行ステータスにより、開始時間と終了時間には以下の時間（YYYY-MM-DD hh:mm:ss）が表示されます。
Caution
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終了時間 |
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エラー場所 |
データ移行でエラーが発生している装置が表示されます。 エラーが発生していない場合、「-」（ハイフン）が表示されます。 移行元：移行元装置 移行先：本装置（移行先装置） |