ストレージ装置
Easy Administration Viewを使用する前に、Web GUI (Normal View)またはCLIを使用して、ストレージ装置の初期設定およびEasy Administration Viewの使用に必要な事前準備を実施する必要があります。
初期設定は、Easy Administration Viewの使用有無に関係なく必要な操作(シン・プロビジョニング有効化、重複排除/圧縮機能有効化、アドバンスト・コピーライセンス登録、ネットワーク設定など)を指します。
初期設定はEasy Administration Viewではできません。初期設定の手順は『構築ガイド(基本設定編)』をご参照ください。
初期設定完了後にEasy Administration Viewを使用するために必要な事前準備の手順は、以下のとおりです。
Web GUIへのHTTPS接続を有効にする。
Easy Administration Viewを接続するためには、HTTPS接続を有効にする必要があります。Web GUI (Normal View) またはCLIを使用して、SSLサーバ鍵と認証済み証明書(または自己発行証明書)を登録してHTTP接続を有効化してください。
RESTful APIを有効にする。
Easy Administration Viewでは、ストレージ装置の情報の取得や設定変更を行うためにRESTful APIを使用します。Web GUI (Normal View)またはCLIを使用して、RESTful APIを有効にしてください。
また、RESTful APIではTCP通信にポート 5665 を使用します。ファームウェア版数 V11L30以前のファームウェアからファームウェアアップデートを行った場合は、ポート 5665 は無効状態となっています。その場合は、Firewall設定でRESTful APIポートを有効にしてください。
シン・プロビジョニングプールを作成する。
Easy Administration Viewはシン・プロビジョニングプールでの運用を前提にしています。Web GUI (Normal View) またはCLIを使用して、シン・プロビジョニング機能を有効化してください。重複排除/圧縮機能を使用する場合は、装置の重複排除/圧縮機能を有効化してください。シン・プロビジョニング機能を有効化するとシン・プロビジョニングプールを作成できるようになります。Web GUI (Normal View) またはCLIを使用して、ボリュームの作成先となるシン・プロビジョニングプールを作成してください。

