搭載位置
ラックに搭載する際は、以下の点に考慮してください。
転倒防止のため、重心の位置に注意してください。ラックの安定性の面から、基本的にはラックの下部から上部へ順に搭載し、重心を下げるようにしてください。
エンクロージャはラックの下部から上部へ、以下の順に搭載します。
表: エンクロージャの搭載順 搭載順
エンクロージャ
サイズ(高さ)
5-3
ドライブエンクロージャ(SAS 3.5インチ用)
2U
5-2
ドライブエンクロージャ(SAS 2.5インチ用)
2U
5-1
ドライブエンクロージャ(NVMe 2.5インチ用)
2U
3
コントローラーエンクロージャ
3U
3
フロントエンドエンクロージャ (ETERNUS DX900 S6, ETERNUS DX8900 S6)
5U
2
ACコンセントボックス
1U×2
1
UPS(*1)
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*1 : 無停電電源装置です。
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各エンクロージャおよびACコンセントボックスをラックに搭載する場合、電源コード長を考慮して搭載位置を検討してください。例えば、2000mmラックの上部に搭載すると、4mの電源コードを使用した場合のラック下端からの長さは、2m程度になります。
装置を最下段に搭載すると、ラックによってはケーブルの余長スペースが確保できず、保守時に装置を引き出せない場合があります。
最下段を1U以上空けて搭載してください。
各エンクロージャは、8Uから搭載してください。
将来、ドライブエンクロージャを増設する予定がある場合は、ACコンセントボックスの搭載に必要なスペースを、ラック下段に空けておくことを推奨します。
ACコンセントボックス(AC200V用)は、19インチラックの下位の位置に搭載します。
ETERNUS DX8900 S6の場合、ACコンセントボックスは2~3Uのラック前面に1台目、2~7Uの背面に2台目以降を搭載してください。