フロントエンドケーブル接続
ETERNUS DX900 S6およびETERNUS DX8900 S6では、基本構成にフロントエンドエンクロージャが含まれます。このフロントエンドエンクロージャとコントローラーエンクロージャ間の接続をフロントエンドケーブル接続と呼びます。
フロントエンドケーブル接続では、1台のフロントエンドエンクロージャとすべてのコントローラーエンクロージャ間を2種類のケーブルで接続します。コントローラーとFront End Router（FRT）間はMiniSAS HDケーブルまたはアクティブ光ケーブル（AOC）、コントローラーとService Controller（SVC）間はマネジメントケーブルで接続します。
これらのケーブルを総称して「フロントエンドケーブル」と呼びます。
MiniSAS HDケーブルには、フロントエンドエンクロージャとコントローラーエンクロージャ（CE#0）間用のMiniSAS HDケーブル（1.1m）、コントローラーエンクロージャ（CE#1）を同一ラックまたは隣接ラックに搭載した場合の接続用のMiniSAS HDケーブル（3.5m）、およびアクティブ光ケーブル（15mまたは30m）があります。
装置内に異なる種類のケーブルが混在しても動作に問題はありません。
ベース装置にフロントエンドケーブルは添付されていません。フロントエンドエンクロージャとコントローラーエンクロージャ（CE#0）間の接続には、必ずフロントエンドケーブル（1.1m/3m）を手配してください。フロントエンドエンクロージャとコントローラーエンクロージャ（CE#0）間の接続に、1.1m以外のケーブルは使用しないでください。
フロントエンドエンクロージャとコントローラーエンクロージャ（CE#4～CE#B）間の接続には、必ずアクティブ光ケーブルを使用してください。MiniSAS HDケーブルは使用しないでください。
マネジメントケーブルには、フロントエンドエンクロージャとコントローラーエンクロージャ間用に3m、5m、15m、30mのケーブルがあります。
フロントエンドエンクロージャとコントローラーエンクロージャ間の距離に合わせて、適切な長さのフロントエンドケーブルを選択してください。