RCIL電源連動
Remote Cabinet Interface over LAN(RCIL)電源連動とは、RCIL機能を備えたサーバとLAN経由で接続することで、ETERNUS DXの電源状態をサーバの電源状態に連動させる機能です。
電源連動を行うサーバおよびETERNUS DXを同一のRCILグループに登録しておきます。ETERNUS DXは、同一グループに含まれるサーバの電源投入、電源切断に応じて出力される信号を認識して、電源投入、電源切断を行います。
ETERNUS DXの電源は、同一グループ内のサーバが1台でも電源投入されると連動して投入されます。電源切断は、同一グループ内のすべてのサーバの電源が切断されるまで行いません。
図: RCIL電源連動
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サーバとETERNUS DXをRCIL(LAN)接続するには、RCIL接続設定を有効にする必要があります。
サーバとETERNUS DXは、RCILグループ単位で電源連動を行います。例えば、同一RCILグループにサーバとETERNUS DXが属している場合、サーバの電源が投入されると同じグループに属するETERNUS DXも電源が投入されます。この際、別のRCILグループに属する装置の電源状態に影響はありません。
Caution
連動させるサーバ側でもRCIL機能を備えている必要があります。
RCIL機能を備えているサーバは、Fujitsu SPARC Serversだけです(2024年9月時点)。