ホットスペアの種類
ホットスペアには、以下の2種類があります。
グローバルホットスペア(Global Hot Spare)
すべてのRAIDグループで使用できるホットスペアです。複数台のホットスペアが搭載されている場合、最適なホットスペアが自動的に選択され、RAIDグループに組み込まれます。
専用ホットスペア(Dedicated Hot Spare)
特定のRAIDグループ(1つのRAIDグループ)だけで使用できるホットスペアです。
専用ホットスペアは、TPP、FTRP、RECディスクバッファー、およびExtreme Cache Poolに登録されているRAIDグループには登録できません。
備考
ホットスペアを優先的に使用するために、重要なデータを保存するRAIDグループには「専用ホットスペア」タイプのホットスペアを登録してください。
ドライブの故障時、故障ドライブが属しているRAIDグループに専用ホットスペアが登録されていれば、その専用ホットスペアがグローバル・ホットスペアより優先的に使用されます。未使用の専用ホットスペアがない状態でドライブが故障した場合、グローバル・ホットスペアが使用されます。
ホットスペアにアドバンスト・フォーマット対応のディスクを利用する場合、ホットスペアとして使用された時に、サーバから確認できるセクターフォーマット情報が変更されることがあります。

