ETERNUS DX600 S6の場合

  • ホットスペア選択論理(ドライブエンクロージャの検索順)

    以下の選択条件にあてはまるドライブエンクロージャが検索されます。

    表: ホットスペア選択論理 – ドライブエンクロージャの検索順(ETERNUS DX600 S6

    優先順位

    選択条件

    1

    故障したドライブと同一経路に存在するドライブエンクロージャ

    2

    故障したドライブとは異なる経路に存在するドライブエンクロージャ(*1)

  • ホットスペアの選択論理(ドライブ)

    以下の選択条件にあてはまるドライブが選択されます。

    表: ホットスペア選択論理 – ドライブ(ETERNUS DX600 S6

    優先順位

    選択条件

    1

    故障したドライブと同じ種類、同じ容量、および同じ回転数(ディスクの場合)(*1)

    2

    故障したドライブと同じ種類、大きい容量、および同じ回転数(ディスクの場合)(*1)(*2)

    3

    故障したドライブと同じ種類、同じ容量、および異なる回転数(ディスクの場合)(*1)

    4

    故障したドライブと同じ種類、大きい容量、および異なる回転数(ディスクの場合)(*1)(*2)

    *1

    該当するドライブが複数ある場合は、エンクロージャ番号およびドライブのスロット番号の小さい順に選択されます。

    *2

    故障したドライブより大きい容量のホットスペアが複数存在する場合は、その中で小さい容量のものから順に選択されます。

以下に、ドライブ故障が発生したときのドライブの検索順の例を示します。

まず、故障ドライブと同一経路に存在するドライブエンクロージャ内のドライブの中から、ドライブの優先順位(1~4の順)でドライブが選択されます。同一経路上に適合するドライブがない場合は、ドライブエンクロージャの優先順位2に該当するドライブを対象に、ドライブの優先順位(1~4の順)に該当するドライブが選択されます。

図: ホットスペア選択論理(ETERNUS DX600 S6の場合)

経路の検索順(表: ホットスペア選択論理 – ドライブエンクロージャの検索順(ETERNUS DX600 S6)の優先順位)

優先順位1

優先順位2