重複排除/圧縮機能の設定
本章では、重複排除/圧縮機能の設定について説明します。
重複排除/圧縮機能は、サーバからのライトデータに対して一定サイズごとに重複しているか確認し、重複している場合はデータを書き込みません。重複していない場合は、データを圧縮して書き込みます。重複しているデータを排除することで、書き込み容量を削減し、ドライブを効率的に活用できます。なお、重複排除/圧縮の対象は、同一シン・プロビジョニングプール内のDeduplication/Compression ボリュームです。
重複排除と圧縮は、シン・プロビジョニングプールに対し個別に設定できます。
Caution
本機能は、ETERNUS DX600 S6でサポートします。
ETERNUS DX900 S6, ETERNUS DX8900 S6は、圧縮機能のみサポートします。
Easy Administration Viewからログインしたユーザーは、重複排除/圧縮機能を設定できません。Normal Viewを使用してください。
重複排除/圧縮機能を利用すると、I/O環境によっては性能劣化が予想されます。本機能を利用する際の留意事項については、『DX600 S6/DX900 S6 設計ガイド』の「運用最適化(重複排除/圧縮)」または『DX89000 S6 設計ガイド』の「運用最適化(圧縮)」を参照してください。