電源の切断
ETERNUS DXの電源切断の手順について説明します。
ETERNUS DXの電源を切断する場合は、以下のいずれかの方法で行ってください。
電源スイッチ
ETERNUS DXの電源スイッチを操作して電源を切断します。
ETERNUS Web GUIまたはETERNUS CLI
ETERNUS Web GUIまたはETERNUS CLIから電源を切断します。
サーバと連動して電源を切断するには以下の方法があります。
RCIL(Remote Cabinet Interface over LAN)
RCIL(LAN)経由でサーバと連動して電源を切断します。
電源切断時は、システムメモリのデータをドライブに書き込んでから電源が切断されるため、電源切断指示からETERNUS DXの電源が切断されるまでに以下に示す時間がかかります。
表: 電源切断時の所要時間 装置
重複排除/圧縮機能 なし
重複排除/圧縮機能 あり
ETERNUS DX600 S6
約10分(最大15分)
約19分(最大24分)
ETERNUS DX900 S6(*1)
約10分(最大20分)
約11分(最大21分)
ETERNUS DX8900 S6(*1)
約10分(最大20分)
約11分(最大21分)
*1 : ETERNUS DX900 S6およびETERNUS DX8900 S6は、圧縮機能のみサポートしています。
RCIL(LAN)経由でサーバと連動した電源制御を行っている場合は、RCIL(LAN)経由で電源の切断を行ってください。ETERNUS DXの電源スイッチを押しても電源は切断されません。
ETERNUS DXのREMOTE LED( )が緑色に点灯している場合は、サーバと連動した電源の切断を行ってください。ETERNUS DXの電源スイッチを押しても電源は切断されません。
電源の切断は、電源スイッチ、RCIL(LAN)経由、ETERNUS Web GUIまたはETERNUS CLIから行ってください。これら以外の方法で電源を切断すると、バッテリーの充放電が実施されるため、交換周期が著しく短くなります。
サーバが稼働している状態で、ETERNUS DXやETERNUS DXとサーバを接続するネットワーク機器の電源を切断しないでください。ETERNUS DXにデータを保存できなかったり、保存したデータが破壊されたりするおそれがあります。
ここでは電源スイッチによる電源切断の手順について説明します。
その他の電源の切断方法については、各マニュアルを参照してください。