ONTAP 9.13

to English version

UC準拠のためのDSCPマーキング

デフォルトまたはユーザーが指定したDSCPコードを使用して、特定のプロトコルの送信IPパケット トラフィックでDifferentiated Services Code Point(DSCP)マーキングを有効にすることができます。DSCPマーキングは、ネットワーク トラフィックを分類して管理するためのメカニズムであり、Unified Capabilities(UC)準拠のコンポーネントです。

DSCPマーキング(QoSマーキング または Quality of Serviceマーキング とも呼ばれる)は、IPspace、プロトコル、DSCPの値を指定することで有効になります。DSCPマーキングを適用できるプロトコルは、NFS、SMB、iSCSI、SnapMirror、NDMP、FTP、HTTP / HTTPS、SSH、Telnet、SNMPです。

特定のプロトコルに対してDSCPマーキングを有効にする際にDSCP値を指定しない場合は、デフォルトが使用されます。

  • データ プロトコル / トラフィックのデフォルト値は0x0A(10)です。

  • 制御プロトコル / トラフィックのデフォルト値は0x30(48)です。

Top of Page