テープ・バックアップ 活用ガイド
「なぜバックアップが必要か?」「ディスクバックアップがすべてなのか?」を踏まえ
テープライブラリによるバックアップというもう一つの選択肢をご紹介していきます
近年、企業のシステム担当者様の重要課題として、「災害や不祥事などの緊急事態が発生しても最低限の事業は中断されないこと(事業継続) 」が、あげられてきています。
これらを実現するためにはいかなる状況でも、「いつでもデータを取り出すこと」と同時に、「決してデータを失わないこと」が求められます。
一般的に、効率的・効果的にデータを取り扱うことは、ビジネスメリットも多いため積極的な投資も期待できます。しかし、データを失わないという事業継続に繋がる投資は、リスク回避が目標であるため直接的な売り上げに貢献するわけではありません。
そのため、実際にデータを損失しないとその重要性には、なかなか気づかれません。

結果、バックアップなど事業継続に絡む投資は、後手に回ることが多くなります。とはいえ、「事業継続」ができないということは、「復旧コスト」・「業務停滞」・「会社の信用」のリスクを発生させるため「必要な投資」として考えていくことがシステム担当者の視点としても重要となります。
そこで、ここでは「事業継続」を実現するために必要な「バックアップ」をサポートするメディア特性と、その中核製品であるテープライブラリをご紹介します。
あなたの環境にあわせた「バックアップ方式」を選ぼう
バックアップのベストチョイスは?
現在においてメールや映像などのデータ増加、複製(コピー)用バックアップデータの増加など企業が保有するデータ量は増え続けています。
その中で、バックアップといってもさまざまな方式が存在しますが、大容量・低価格なSATAドライブの普及によりD2D(Disk to Disk)のバックアップを採用する企業が増えてきています。
しかし、すべてのシステムにおいてD2Dが最適かというと、環境によってはそうではない場合もあるので注意が必要です。
例えば、「人為的ミスを回避したい」、「低コストでの災害対策」、「長期・大容量の保存」など、必ずしもディスクだけで構成するのではなく、テープライブラリなどの異なる方式を含めて構成する必要も出てくるということです。

D2D方式以外での解決が求められる例
各バックアップ方式の特長を知り、あなたの環境に取り入れよう
つまり、バックアップ環境を構築するためには、現状運用しているシステム状況を理解すると同時に、バックアップ方式の特性を理解した選択を行うことが必要になります。ここでは代表的なディスクとテープ、2つの方式を比較しながら「選択するポイント」をあげていきます。

まず、ディスクバックアップは高速という特長を備えています。そのため、バックアップの頻度が多い場合や、データ同期が求められるような場合に有効です。
一方、テープバックアップは、大容量・低コストで搬送もできるというメリットがあります。そのため、データ量が多く長期にわたって保存する必要がある場合や、搬送したとしてもトータルコストでメリットが出る場合などに向いています。
このように、長期保存・大容量・低コストである「テープバックアップ」は、事業継続の「セーフティネット」としての重要な位置づけを担っており、システム管理者は、事業継続を実現するために「ディスク」と「テープ」という2つの方式を上手に組み合わせて導入することで、ビジネス的・コスト的に効果的なバックアップ環境を構築していくことが必要です。
バックアップの中核をなすETERNUS LT200 series
富士通ではバックアップ環境を構築するテープライブラリ製品としてETERNUS LT200 seriesを開発し、エントリーからハイエンドまで取り揃えお客様のニーズにあわせた製品提供をいたしております。
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更新:2008年2月5日
掲載日:2007年8月31日
