アドバンスト・コピー機能 ECの仕組み
ECは、業務ボリュームと複製ボリュームの内容を予め同期させておき、バックアップを開始する時点で同期動作を停止して複製ボリュームを独立させる機能です。
複製ボリュームには、同期動作を停止した時点の業務ボリュームと全く同一のデータが格納されていますので、複製ボリュームの内容を用いて、業務を継続しながらテープ装置へのバックアップができます。同期動作の停止には、複製ボリュームからのバックアップが完了した時点で、業務ボリュームの更新分を複製ボリュームに反映して同期を取り直す「サスペンド」モードと、すべてのデータを再度コピーし直す「切り離し」モードの2種類があります。
EC機能のサスペンドモードの処理の流れを説明します。バックアップ作業を開始する時点でサスペンド指示を発行します。その場合は、この時点までに同期化が完了するように予めEC開始指示を発行しておく必要があります。ディスクアレイは、サスペンド指示が発行されるまでは、常に業務ボリュームと複製ボリュームを同期させる作業を行いますが、サスペンド指示が発行されると、この同期作業を停止して複製ボリュームへのアクセスを受け付け、一方で、業務ボリュームへの更新処理を逐一記録します。 複製ボリュームには、サスペンド指示が発行された時点の業務ボリュームのデータが格納されていて、かつ業務を継続してもその内容は変更されません。
バックアップ処理が完了した後は、レジューム指示を発行すれば、サスペンド指示からレジューム指示までの間に業務ボリューム上で書き換えられたデータをすべて複製ボリュームへ適用します。この方法を用いれば、改めて業務ボリュームの内容をすべてコピーする必要がないため、短時間で業務ボリュームと複製ボリュームを同期させる事ができます。

効果
- 通常業務と並行して、バックアップデータを採取することができるため、従来型のバックアップ処理に比べ、大幅に処理時間を短縮
- コピーデータを利用した分散処理により、処理時間の短縮・コスト削減なども可能
動作環境
| サポートディスクアレイ | ETERNUS8000, ETERNUS4000 (モデル300以上), ETERNUS2000 (モデル100以上) ETERNUS6000, ETERNUS3000 (モデル200以上) |
|
|---|---|---|
| サポートサーバ | グローバルサーバ, 基幹IA/UNIX/PCサーバ | |
| 必須ソフトウェア | 基幹IA/UNIX/PCサーバ | ETERNUS SF AdvancedCopy Manager |
| グローバルサーバ | Systemwalker StorageMGR GR/CF | |
関連情報
- ETERNUSディスクアレイ ご紹介ビデオ(再生時間 12分1秒)
開発背景から特長まで、ETERNUSディスクアレイの魅力をわかりやすくご紹介します。
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