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LTO Ultriumとは

Hewlett-Packard社、IBM社、Quantum社の3社が共同開発したLTO(Linear Tape-Open)テクノロジーに基づき策定された大容量高速テープフォーマットです。
従来の装置よりも飛躍的に向上させた転送能力、記憶容量が将来、増加の一方をたどるデータに対応していきます。
第六世代まで確立されたロードマップがあり、世代が進むごとに転送能力、容量が向上していきます。

ロードマップ

現在、Ultriumフォーマットは第六世代までのロードマップが明確にされており、転送速度と容量の目標値が掲げられています。
第六世代の製品では最大容量6.4TB、データ転送速度540MB/秒(共に2:1圧縮の場合)という驚異的なパフォーマンスを発揮する計画です。
将来、より高速・大容量な上位機種を導入しても互換性が維持され、貴重な資産を長期にわたり守ります。

ロードマップ

出典: LTO コンソーシアム

LTO Ultriumフォーマット

  • LTO Ultriumのフォーマットは1/2インチカートリッジテープとしてはもっとも記録密度の高い製品
  • 1/2インチカートリッジテープを4つのデータバンドに分け、ひとつのデータバンドをさらに8つに分け、第一世代では合計384トラックでデータを記録し、第二世代では合計512トラックでデータを記録(詳細情報)
  • Ultriumテープ ドライブで書き込まれたデータは、他のベンダーにより提供される他のUltriumテープ ドライブと互換性がある

高性能 - Ultriumドライブ

  • 富士通を始めとする各社のUltriumドライブではUltrium フォーマット第一世代は30MB/秒、第二世代は60~70MB/秒、第三世代は160MB/秒、第四世代は240MB/秒のデータ転送速度(いずれも2:1圧縮時)を実現しています

大容量 - Ultriumカートリッジテープ

  • 第一世代のUltriumカートリッジテープは、384トラックで1巻に200GB(圧縮時)を保管
  • 第二世代のUltriumカートリッジテープは、512トラックで1巻に400GB(圧縮時)の高密度、大容量を実現
  • 第三世代のUltriumカートリッジテープは、704トラックで1巻に800GB(圧縮時)の高密度、大容量を実現
  • 第四世代のUltriumカートリッジテープは、896トラックで1巻に1.6TB(圧縮時)の高密度、大容量を実現
  • Ultriumカートリッジテープ内に、テープとは別に不揮発性メモリを記録媒体として搭載(詳細情報)

高信頼性

  • テープ引き込み時の信頼性向上 テープスレッド機構(詳細情報)
  • 効率的なデータ転送 アダプティブ・テープ・スピード(ATS)(詳細情報)
  • トラックをまたがるエラーを自動的に訂正 ECC(エラー訂正コード)
  • Ultrium3 よりWORMに対応
  • Ultrium4 よりハードウェアでデータの暗号化が可能