このページの本文へ移動

今までに発表した製品
FUJITSU Storage ETERNUS BE50 : 特長・機能

ETERNUS BE50 バックアップアプライアンスは、2014年12月5日に販売終息しました。
本製品の後継製品は、ETERNUS BE50 S2 バックアップアプライアンスです。
本ページで紹介している情報は、2014年12月5日更新のものです。

オールインワン

ETERNUS BE50の特長を表した図

ETERNUS BE50は、中小規模のバックアップ業務に特化したバックアップアプライアンス製品です。
バックアップソフトウェア「Symantec Backup Exec 2012」をプレインストールした筐体の内蔵ディスクに、バックアップデータを格納するため、ETERNUS BE50を1台導入するだけでバックアップシステムを容易に構築できます。
さらに、接続されるクライアント数に制限がないため、追加ライセンスを購入することなく、DB / ファイルサーバや仮想化環境の統合バックアップが可能です。

(注) ETERNUS BE50のハードウェア構成を変更すること、ETERNUS BE50にテープ装置を接続することはできません。

かんたん導入 / 運用

ETERNUS BE50は、バックアップシステムの構築に必要なハードウェアをあらかじめ搭載し、ソフトウェアをプレインストールした状態で提供します。そのため、煩雑な構成設計が不要です。また、WebベースのBE設定ツールで初期設定を行うため高度な専門知識や技術を必要とせず、簡単に、バックアップを導入・運用することが可能です。

重複排除 / 圧縮機能

ETERNUS BE50は、データの重複排除 / 圧縮機能を標準搭載しています。固定長のブロック単位で自動的に重複排除を行い、新規データのみを圧縮保存することで、保存データ量を約90%注1以上削減可能です。これにより、4.5TBの内蔵ディスクに45TB相当のバックアップが可能となり、効率的なディスクバックアップを実現します。
重複排除の方式では、ETERNUS BE50上で重複排除を行う処理性能の優れたインライン方式に加え、クライアント側で重複排除を行い、ネットワーク上のデータ量を削減するプリプロセス方式をサポートし、要件に応じて選択可能です。

(注1) お客様のご使用環境により、異なります。

災害対策

ETERNUS BE50の特長を表した図

ETERNUS BE50は、遠隔レプリケーション機能を標準搭載しています。異なる拠点のETERNUS BE50にデータを複製し、災害対策システムの構築に対応します。
バックアップデータの複製機能と仮想変換機能を組み合わせれば、運用サイト被災時に、災害対策サイトで複製データから仮想マシンを作成して素早く業務復旧が可能です。また、重複排除 / 圧縮後の差分ブロックデータのみ転送するため、安価な低帯域WANを活用でき災害対策システムの構築にかかるコストを削減します。
さらに、転送データを暗号化するため、高度なデータ保護を実現します。

P2V変換 注2

物理サーバのシステム領域やデータ領域を、VMware及びHyper-VのゲストOSに仮想変換が可能です。これにより、物理サーバが故障しても、仮想化環境にシステムを復元できるため、迅速なビジネス再開を実現します。

(注2) Physical to Virtual

静音設計

効率のよい冷却設計や、FANの回転制御を綿密に行なうことで、実測値33dBの静音性を実現。図書館並みと言われる40dBを更に下回る静音性により、ETERNUS BE50をオフィス内に設置した場合でもストレスの少ない環境を提供します。